東向きのLDKの暑さ対策|朝から30℃超えを防ぐ効果的な方法

東側の部屋に熱がこもって居られません。何か良い対策はないでしょうか? 一戸建てで東側全部がLDKで、北、東、南に窓があります。西側は廊下です。朝から晴れて無風や西風の日はLDKに朝日の熱 がこもってしまって朝から部屋の中が30℃越えです。朝夕は、外の方が涼しいくらいです。 今とっている対策は、とにかく全方向の窓を開ける、南側は外にサンシェード、東側は外に簾を付けています。東側は窓は開けますが、簾だけでは日差しを遮れないのでカーテンは開けません。カーテンは遮光ですが遮熱かどうかはわかりません。光は遮ってくれますが風も通しません。西側から扇風機を回しています。 限界が来たら西側の部屋に要るものを持って避難します。クーラーもありますが、さすがに一日中はもったいないですし、体にも良くないかと思ってせめて午前中はつけることは考えていません。 昨年は東側にゴーヤーを育てましたが、場所が狭くて大変で今年はやりませんでした。(簾より効果が高いのは今わかりました。) ・ミストクーラーを東側の窓の上に設置したら熱がこもるのを防げますか? ・サンシェードは白いものと黒いものとどちらが熱を遮りますか? ・私がしている対策で間違っているものがあれば指摘してください。 この時期暑いのは当たり前ですが、少しでも対策をしたいのでどうか知恵をお貸しください。よろしくお願いします。

東向きのLDKの暑さ問題:原因と対策

東向きのLDKは、朝日に直撃されるため、特に夏場は室温上昇が激しく、快適な生活を脅かす大きな問題となります。質問者様のお住まいは、東・南・北と三方向に窓があり、さらに西側は廊下という構造のため、風が通りにくく、熱がこもりやすい状況です。30℃を超える室温は、健康面への影響も懸念されます。

暑さの原因を特定する

まず、暑さの原因を正確に把握することが重要です。質問者様の場合、以下の点が考えられます。

  • 直射日光:東側の窓から差し込む直射日光が、室温上昇の主要因です。
  • 窓からの熱伝導:ガラスを通して熱が室内に伝わる熱伝導も無視できません。
  • 風の流れの悪さ:西側が廊下のため、風が通りにくく、熱がこもりやすい構造です。
  • 遮熱対策の不足:現在の簾や遮光カーテンでは、十分な遮熱効果が得られていない可能性があります。

効果的な暑さ対策:具体的なステップ

現状の対策を踏まえ、より効果的な対策を提案します。

1. 遮熱効果の高い窓対策

  • 遮熱カーテンの導入:遮光カーテンだけでは不十分です。遮熱効果のあるカーテンに交換しましょう。遮熱カーテンは、太陽熱を反射・吸収し、室温上昇を抑えます。生地の種類や厚さによって遮熱効果が異なりますので、商品選びの際には遮熱率を確認しましょう。
  • 断熱フィルムの活用:窓ガラスに貼る断熱フィルムは、手軽に遮熱効果を高められます。様々な種類があり、価格も様々です。透明タイプからミラータイプまで、見た目や遮熱効果などを比較して選びましょう。
  • 窓の外への対策:簾に加え、より遮熱効果の高いオーニングやシェードを取り付けることを検討しましょう。特に、東側の窓には、早朝からの直射日光を遮るため、効果的な対策が必要です。白いサンシェードよりも黒いサンシェードの方が、太陽光を吸収しやすく、熱を遮断する効果が高いです。ただし、黒いサンシェードは、熱を吸収するため、設置場所によっては、サンシェード自体が高温になる可能性があります。

2. 換気と風の流れの改善

  • 窓の配置と開け方:風の通り道を作るために、北側の窓と南側の窓、または東側の窓と西側の窓(廊下側)を開けて、風を循環させましょう。風向きに合わせて窓の開閉を調整することが重要です。
  • 換気扇の活用:換気扇を効果的に使用することで、室内の空気を入れ替え、熱気を排出できます。
  • サーキュレーターの活用:扇風機だけでは効果が限定的です。サーキュレーターを併用することで、室内の空気を効率的に循環させ、温度差を少なくすることができます。

3. その他の対策

  • グリーンカーテンの復活:ゴーヤーなどのツル性の植物は、日差しを遮り、室温上昇を抑える効果があります。場所の確保が難しい場合は、壁面緑化用のネットなどを活用し、コンパクトに設置することも可能です。
  • ミストクーラー:ミストクーラーは、窓の上部に設置するよりも、室内の空気を直接冷却する方が効果的です。ただし、湿度が上昇するため、使用環境に注意が必要です。
  • エアコンの使用:午前中は避けたいとのことですが、どうしても室温が下がらない場合は、短時間でもエアコンを使用することを検討しましょう。省エネ運転や、設定温度を高くするなど工夫することで、電気代を抑えることができます。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、東向きのLDKの暑さ対策は、窓の性能と建物の断熱性能が大きく関わってきます。高性能な窓ガラス(Low-Eガラスなど)や、断熱材の充填状況を見直すことで、根本的な解決に繋がる可能性があります。リフォームを検討する際には、専門家への相談がおすすめです。

まとめ:段階的な対策で快適な空間を

東向きのLDKの暑さ対策は、複数の方法を組み合わせて行うことが重要です。まずは、遮熱カーテンや断熱フィルムなどの導入から始め、状況に応じて、グリーンカーテンやミストクーラーなどを追加していくことをおすすめします。段階的に対策を進めることで、費用を抑えながら、快適な空間を実現できるでしょう。

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