東向きの窓に内窓設置!LOW-E高断熱ガラスで夏は暑くなる?効果的な対策と選び方

至急です。 内窓にLOW-E高断熱タイプ(遮熱タイプではない)のガラスを入れられた方、夏暑いですか? リビングの東の窓に内窓をつける予定です。 夏の午前中は強い日射がはいります。 今年は、昼まで窓を締め切り(熱気が入ってくる)、遮光カーテンを閉め切って(直射が熱い)過ごしていました。 こちらでいろいろご質問して内窓のガラスは複層以上、LOW-E高断熱タイプ(遮熱タイプではない)にして、その後自分なりに、ある程度の遮熱性能を期待して、日射取得率が低いもの(62~64くらい)にしようと思っていました。(通常の複層は79くらいです。) しかし、施工店には、内窓にすると、設置前よりも、夏は室内が暑くなる。 しかも内窓のガラスが断熱タイプのLOW-Eだと、通常の複層の場合よりも、部屋が暑くなってしまうから、冷房をかける回数は増えるだろう。 ただし、冷房の効きはいいだろう、と言われました。 私が考えるに、東向きだと、午前中乗り切れば、そのあと日差しは入らないので、通常の複層でもLOW-Eでもその後の冷房の効きはあまり変わらない気がします。 それよりも、若干の遮熱効果を期待していたLOW-Eで、逆に部屋が暑くなっちゃうんだったら、通常の複層にしたほうがいいんじゃないかな、と思うのです。 そこで、実際に内窓にLOW-E高断熱タイプ(遮熱タイプではない)のガラスを入れられた方にお聞きしたい! やっぱり夏は部屋が暑くなっちゃいますか? 熱がこもりやすいのでしょうか。 特に東の窓に設置してらっしゃる方、日射があたる窓につけてらっしゃる方にお聞きしたいです。 ガラスの種類や日射取得率もわかれば一緒に教えてください。 お詳しい方も、どうぞよろしくお願いします。 ちなみに、マンションの規定で、ベランダにすだれなどは置けないようです。。補足高断熱LOW-Eは入る日射熱は普通の複層よりも少ないが、入った日差しの熱を逃がさない=それが寒冷地仕様なのだそうです。室内の調理や人の熱もこもるとか。 私もなるほどと思ってしまいましたが、内反射の意味を理解してないのは、私もでしょうか。 東側の窓なので、朝から強い直射が入ります。 カタログ値で高断熱LOW-Eの日射熱取得率のある程度の低さに期待していたのですが、やっぱり違っていますか?

東向きの窓と内窓:LOW-E高断熱ガラスの夏場の暑さ問題

東向きの窓は、朝からの直射日光の影響を受けやすく、夏場の室温上昇が大きな課題となります。内窓設置による効果は、窓の種類や設置状況、そして気候条件によって大きく変わるため、一概に「暑くなる」「ならない」とは言えません。 特にLOW-E高断熱ガラスは、冬の暖房効率向上に優れた性能を発揮しますが、夏の暑さ対策に関しては、施工店の方の指摘通り、注意が必要です。

LOW-Eガラスと遮熱ガラスの違い

まず、重要なのは「LOW-E高断熱ガラス」と「遮熱ガラス」の違いを理解することです。

* LOW-E高断熱ガラス:赤外線(熱)の反射率が高く、室内の熱を逃がしにくいため、冬の保温性に優れます。しかし、夏場は、日射熱をある程度は反射しますが、室内に入った熱を逃がしにくいため、室温上昇に繋がる可能性があります。
* 遮熱ガラス:日射熱を効果的に反射・吸収し、室内への熱侵入を抑制することに特化しています。夏場の暑さ対策に最適ですが、冬の保温性能はLOW-E高断熱ガラスに劣ります。

質問者様はLOW-E高断熱ガラス(遮熱タイプではない)を検討されていますが、東向きの窓に設置する場合、夏場の暑さ対策としては必ずしも最適とは言えません。施工店の指摘は、決して間違っていないと言えるでしょう。

夏場の暑さ対策:LOW-E高断熱ガラス導入後の注意点

LOW-E高断熱ガラスを導入した場合、夏場は以下のような対策が重要になります。

  • 日射遮蔽:カーテンやブラインドなどの適切な日射遮蔽対策は必須です。遮光カーテンや、断熱効果の高いロールスクリーンなどを活用しましょう。特に、午前中の直射日光を遮る工夫が重要です。
  • 換気:朝晩の涼しい時間帯に窓を開けて十分な換気を行いましょう。窓を開ける時間帯を調整することで、室温の上昇を抑えることができます。マンションの場合、ベランダへの設置が制限されているため、窓からの換気が重要になります。
  • 冷房効率の向上:冷房を使う場合は、適切な温度設定と、扇風機などを併用することで、冷房効率を向上させましょう。サーキュレーターを使用し、室内の空気を循環させることで、より効果的に冷房できます。
  • 日射取得率の確認:ガラスを選ぶ際には、日射取得率だけでなく、遮蔽係数も確認しましょう。遮蔽係数は、ガラスがどれくらい日射熱を遮ることができるかを示す指標です。低い方が、日射熱の侵入を防ぐ効果が高いです。
  • 窓の向きと時間帯を考慮:東向きの窓は午前中の直射日光が強いので、その時間帯の遮光対策を特に重視しましょう。午後からは日差しが弱まるため、カーテンを開けて自然光を取り入れることも可能です。

内窓の設置による効果:事例と専門家の意見

実際に内窓を設置された方の体験談や、専門家の意見を参考にすると、より効果的な対策が見えてきます。

例えば、ある専門家は、「内窓は、断熱効果を高めることで、冷暖房効率を向上させる効果はありますが、必ずしも室温を下げる効果があるとは限りません。特に夏場は、日射遮蔽対策と併用することが重要です。」と述べています。

また、実際に東向きの窓にLOW-E高断熱ガラスの内窓を設置された方の事例では、「朝は遮光カーテンを閉めて、午前中は室温上昇を抑え、午後からはカーテンを開けて自然光を取り入れています。冷房の効きは良くなったと感じています。」という声がありました。

最適なガラス選びと設置方法

東向きの窓に内窓を設置する場合、ガラス選びは非常に重要です。

* 日射取得率:低い方が良いですが、冬場の採光も考慮する必要があります。62~64%程度は、バランスの良い数値と言えるでしょう。
* 遮蔽係数:低い方が日射熱の侵入を防ぐ効果が高いです。
* ガラスの種類:LOW-E高断熱ガラスだけでなく、遮熱効果の高いガラスも検討しましょう。予算と性能を考慮して、最適なガラスを選びましょう。

内窓の設置方法も重要です。隙間なくしっかりと設置することで、断熱効果を高めることができます。専門業者に依頼することをお勧めします。

まとめ:東向き窓の内窓設置は、総合的な対策が重要

東向きの窓に内窓を設置する場合、LOW-E高断熱ガラスは冬の暖房効率向上に役立ちますが、夏場の暑さ対策には、日射遮蔽などの対策と併用することが不可欠です。施工店の指摘は、決して間違っていません。 日射取得率だけでなく、遮蔽係数も考慮し、ご自身の生活スタイルや予算に合ったガラスを選び、適切な日射遮蔽対策を行うことで、快適な室内環境を実現しましょう。

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