東北40坪新築住宅の熱源:エコワン導入のメリット・デメリット徹底解説

リンナイ、エコワンについて質問します。新築の熱源を考えています。東北在住、大人二人、子供二人で、40坪です。先日、エコワンの提案を受けたのですが、実際どうなのかお聞きしたいです。プロパン地域の為、今まではエコキュート、暖房はエアコンと考えていましたが、太陽光をあげないので、ガスと電気のミックスのエコワンをすすめられました。因みに料金は基本料金1000円、従量単価が10.1m3以上で280円です。確かに今のアパートの料金と比べると安いのですが、シュミレーションの金額を見ると冬場は3万程かかるようです。ファンコンベクタも実際、本当にあたたかくなるのか、初期費用も高額なので、迷いに迷っています。宜しくお願いします。補足回答有り難うございます(^^)すぐ暖かくなるんですね、安心しました。因みに単価は同じくらいでしょうか?床暖房迷ってましたが、思いきってつけたいなと思いました。ファンコンベクタ何台あるのかも是非お聞きしたいです。リビングと二階に一台ずつ、その他エアコン併用も考えていますが、どうでしょうか?宜しくお願いします。

エコワンとは?システムと特徴

エコワンは、リンナイが提供するガス給湯器と床暖房、ファンコンベクタを組み合わせたシステムです。従来のガス給湯器に比べて、高効率な熱交換器を採用することで、ガス消費量を抑えつつ、快適な暖房を実現します。特に、プロパンガスを使用する地域では、エコキュートに比べてランニングコストを抑えられる可能性があります。東北地方の寒冷地においては、ガスと電気のミックスシステムであるエコワンは、安定した暖房供給という点で魅力的な選択肢となります。

エコワンのメリット

即暖性と安定性

エコワンの最大のメリットは、その即暖性です。ガスを使用するため、スイッチを入れた瞬間から温風が吹き出し、すぐに部屋を暖めることができます。エアコンのように暖まるまでに時間がかからないため、特に寒い東北の冬には大きなメリットとなります。また、電力供給に不安がある場合でも、ガスを使用するため安定した暖房供給が期待できます。これは、大雪などで停電が発生しやすい地域においては重要なポイントです。

床暖房との組み合わせによる快適性

エコワンは床暖房と組み合わせることで、より快適な空間を実現します。床暖房は、足元からじんわりと暖めるため、体感温度が高く、乾燥しにくいという特徴があります。小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、特に快適性が高い暖房システムと言えます。

ランニングコストの低減の可能性

エコキュートと比較すると、プロパンガス地域ではエコワンのランニングコストが低い場合があります。ただし、これは使用状況や料金プランによって大きく変動するため、ご自身の使用状況を元にシミュレーションを行うことが重要です。質問者様の場合、冬場のガス代が3万円とのことですが、これは使用頻度や家の断熱性能、設定温度などによって大きく変わってきます。

エコワンのデメリット

初期費用が高い

エコワンの初期費用は、エコキュートやエアコンに比べて高額です。ガス給湯器、床暖房、ファンコンベクタなど複数の設備が必要となるため、初期投資は大きくなります。

ガス料金の変動リスク

ガス料金は変動する可能性があります。特に、プロパンガスは地域や業者によって価格が大きく異なるため、将来的なガス料金上昇のリスクも考慮する必要があります。

ファンコンベクタの設置場所

ファンコンベクタは、設置場所の選定が重要です。適切な場所に設置しないと、暖房効果が十分に得られない可能性があります。また、設置場所によっては、デザイン性にも配慮する必要があります。

40坪住宅への導入と具体的なアドバイス

40坪の住宅の場合、リビングと2階に各1台ずつファンコンベクタを設置する計画とのことですが、これは最低限の台数と考えて良いでしょう。より快適な暖房を実現するには、部屋の数や広さ、断熱性能などを考慮して、追加でファンコンベクタを設置することも検討してください。エアコンとの併用も有効な手段です。例えば、リビングはファンコンベクタと床暖房の組み合わせで、その他の部屋はエアコンで暖房するという方法も考えられます。

具体的なアドバイスとして、以下の点を考慮してみてください。

  • 断熱性能の向上:家の断熱性能を高めることで、暖房効率が向上し、ガス代を節約できます。高性能な断熱材を使用したり、窓の断熱性能を高める工夫をしましょう。
  • 適切な設定温度:設定温度を1℃下げるだけでも、ガス消費量を大幅に削減できます。室温を快適に保つ工夫をしましょう。
  • 換気の工夫:こまめな換気は重要ですが、暖房効率を下げる原因にもなります。換気扇のタイマー機能を活用したり、窓を開ける時間を短くするなど工夫しましょう。
  • 複数業者からの見積もり比較:複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較検討しましょう。エコワンのシステム内容や、設置場所、メンテナンス体制なども比較検討することが重要です。
  • 専門家への相談:迷う場合は、建築士やエネルギーアドバイザーなどに相談し、最適なシステムを選定してもらいましょう。

料金プランについて

基本料金1000円、従量単価10.1m3以上で280円という料金プランは、平均的な価格帯と言えるでしょう。しかし、これはあくまで目安であり、実際のガス料金は使用量によって大きく変動します。冬場のガス代が3万円になるというシミュレーション結果を参考に、ご自身のライフスタイルや使用状況に合わせたシミュレーションを改めて行うことをお勧めします。

まとめ

エコワンは、即暖性と快適性を両立した魅力的な暖房システムですが、初期費用が高額であることや、ガス料金の変動リスクなどを考慮する必要があります。40坪の住宅への導入を検討する際には、家の断熱性能、家族構成、ライフスタイルなどを考慮し、複数の業者から見積もりを取り、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

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