Contents
現在の住まいと候補物件の比較
現在お住まいのマンションと、不動産会社から紹介された物件を比較してみましょう。家賃の差は9,000円ですが、それ以外にも多くの違いがあります。
現在の住まい(1K)
* 家賃:6万5千円(共益費込み)
* 築年数:16年
* 間取り:1K(キッチン2畳、部屋7.3畳)
* 設備:エレベーター、オートロック、バストイレ別、室内洗濯機置き場、バルコニー、24時間ゴミ出し可、エアコン、照明、小さな冷蔵庫、70cm幅クローゼット、下駄箱
* メリット:綺麗で住みやすい、24時間ゴミ出し可能、駅・スーパー近隣
* デメリット:家賃が高い、キッチンが狭い、一口コンロ
候補物件(1DK)
* 家賃:5万6千円(共益費込み)
* 築年数:24年
* 間取り:1DK(キッチン4畳、部屋6畳)
* 設備:バストイレ別、室内洗濯機置き場、バルコニー、エアコン、照明、収納スペース大きめ
* メリット:家賃が安い、キッチンが広い、二口ガスコンロ
* デメリット:築年数が古い、多少古びている、2階で階段、ゴミ出しの時間が不明
家賃と生活費のバランス
手取り14万円で家賃6万5千円は、家賃負担率が約46%とやや高めです。残りの7万5千円で食費、光熱費、通信費、交際費などをまかなう必要があります。家賃が5万6千円になれば、家賃負担率は約40%となり、生活に余裕が生まれます。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
しかし、9,000円の差は決して小さくありません。その分を貯蓄に回せるか、他の生活費に充てるか、慎重に検討する必要があります。
足の怪我と住環境
足の怪我をされているとのこと、階段の上り下りは大きな負担になります。現在のマンションはエレベーター付きですが、候補物件は2階に位置し、階段しかない点が大きな懸念材料です。安全面を第一に考えるべきです。階段の昇降が困難な場合、転倒のリスクが高まり、怪我の悪化にもつながる可能性があります。
築年数と物件の状態
築24年の物件は、築16年の物件と比較して老朽化が進んでいる可能性があります。水回りや設備の故障リスクも高まります。内見時に、排水管や給湯器、エアコンなどの状態を丁寧に確認し、修繕が必要な場合の費用負担についても確認しましょう。また、写真だけではわからない部分も多いので、実際に足を運んで、建物の状態や周辺環境をしっかり確認することが重要です。
総合的な判断とアドバイス
正社員の方の意見は、収入状況が異なるため、参考程度に留めておきましょう。あなた自身の状況を客観的に判断することが重要です。
- 家賃負担率の改善:家賃が9,000円安くなることで、生活に余裕が生まれます。これは大きなメリットです。
- 足の怪我への配慮:階段の上り下りが困難な場合は、転倒リスクを考慮し、現在のマンションに住み続ける方が安全です。健康状態を優先しましょう。
- 物件の状態:内見時に、築年数に応じた劣化や修繕が必要な箇所がないか、入念に確認しましょう。不動産会社に現状を詳しく質問することも重要です。
- 生活の質:キッチンが狭く、調理スペースに不満がある場合は、候補物件の広いキッチンは大きな魅力です。生活の質の向上に繋がるかどうかも考慮しましょう。
- 将来の計画:数年後に正社員として働く予定があるなら、収入が増えた際に家賃負担が軽くなることを考慮することもできます。
専門家の視点:ファイナンシャルプランナーの意見
ファイナンシャルプランナーに相談すると、家計管理の専門的なアドバイスが得られます。家賃負担率だけでなく、貯蓄や将来の資金計画などを考慮した上で、最適な判断ができるでしょう。
具体的な行動ステップ
1. 候補物件を再度内見し、建物の状態、階段の傾斜、周辺環境などを詳しく確認する。
2. 不動産会社に、建物の修繕履歴や今後の修繕計画について質問する。
3. ファイナンシャルプランナーに相談し、家計状況と将来計画を踏まえた上で、引っ越しについてアドバイスを求める。
4. 現在のマンションと候補物件のメリット・デメリットをリスト化し、比較検討する。
5. 最終的に、安全面と経済状況、そして生活の質を総合的に判断して決定する。
結論
9,000円の差は魅力的ですが、足の怪我や築年数、階段の存在など、考慮すべき点が複数あります。安全面と生活の質、経済状況を総合的に判断し、あなたにとって最適な選択をしてください。焦らず、時間をかけてじっくりと検討することをお勧めします。