東京都の賃貸マンションにおけるLPガス料金の適正価格と節約術

LPガス料金について。部屋探しをする際に都市ガスのことを全く考えずに部屋が気に入って住み始めてしまいました。都市ガスだったらよかったのですが、住んでいる賃貸マンションはLPガスです。ずっとガス代が高いと思っていたのですが、LPガスの使用量として適正かどうか教えていただきたくこちらに質問させていただきました。場所は東京都です。使用量:8.4M3で料金¥7,144です。我が家では光熱費の中で一番高額です。よろしくお願いします。補足ちなみに家族構成は二人家族です。昨年の冬場に2万円台近くなり、極力使用しないようにしています。冬場でも洗い物は水でガマンして湯船はためずに、シャワーも節水型のヘッドに替えて、こまめに止めるようにしています。

東京都におけるLPガス料金の相場と8.4㎥、7144円の適正価格について

東京都の賃貸マンションでLPガスを使用されているとのこと、そして8.4㎥の使用量で7144円の料金とのこと。まず、この料金が適正かどうかを判断するために、いくつかの要素を考慮する必要があります。

LPガス料金の構成要素

LPガス料金は、大きく分けて以下の要素で構成されています。

  • ガス料金: 使用したガス量に応じた料金です。これは、ガス会社の仕入れ価格や供給コストによって変動します。
  • 基本料金: ガスを使用していなくても発生する料金です。メーターの維持管理費などが含まれます。
  • 消費税: ガス料金と基本料金に課税されます。

これらの要素に加えて、供給業者契約プランによっても料金は大きく異なります。そのため、単純に「8.4㎥で7144円は高いのか安いのか」と断定することはできません。

料金比較のための情報収集

より正確な判断を行うためには、以下の情報を収集することをお勧めします。

  • ガス会社の料金プラン: 契約しているガス会社の料金プランを確認し、料金明細書をよく見てみましょう。基本料金やガス料金の単価、消費税などが明記されています。
  • 近隣住民への聞き込み: 同じマンションや近隣のマンションに住む人に、ガス料金について聞いてみるのも良い方法です。使用量や料金を比較することで、相場感がつかめます。
  • ガス会社への問い合わせ: 直接ガス会社に問い合わせて、使用量と料金について相談してみましょう。料金プランの見直しや節約方法などのアドバイスをもらえる可能性があります。
  • インターネット比較サイトの活用:インターネットには、様々なガス会社を比較できるサイトがあります。これらのサイトを活用して、よりお得なプランがないか探してみましょう。地域や使用量を入力することで、最適なプランを提案してくれるサイトもあります。

8.4㎥という使用量について

8.4㎥という使用量は、二人暮らしの冬場を除けば比較的少ない方と言えるでしょう。しかし、夏場と冬場での使用量は大きく異なるため、年間を通しての平均使用量を把握することが重要です。

もし、冬場に2万円台にまでガス料金が上昇していたとのことですので、断熱性の低いお部屋に住んでいる可能性も考えられます。

LPガス料金の高騰と節約のための具体的な対策

LPガス料金は、原油価格などの影響を受けやすく、近年高騰傾向にあります。そのため、節約対策を講じることは非常に重要です。

具体的な節約方法

すでに節水型のシャワーヘッドを使用し、湯船につからず、洗い物も水で行うなど、節約努力をされているとのことですが、さらに以下の対策も検討してみましょう。

  • 給湯器の設定温度の見直し: 給湯器の設定温度を下げることで、ガス消費量を削減できます。40℃程度に設定することで、十分な温かさを感じることができます。設定温度を1℃下げるだけで、年間で数千円の節約になる可能性があります。
  • 保温機能の活用: 給湯器には保温機能がついている場合が多いです。保温機能を活用することで、お湯を沸かす回数を減らし、ガス消費量を抑えることができます。ただし、保温機能を使いすぎると逆に電気代がかかる場合があるので、適度な使用が重要です。
  • コンロの使用効率向上: 鍋のサイズとコンロの火力を合わせる、鍋底が平らなものを選ぶ、蓋をするなど、コンロの使用効率を上げることでガス消費量を削減できます。また、火力を適切に調整することも重要です。必要以上に強い火力を使うと無駄なガスを消費してしまいます。
  • 換気扇の適切な使用: 換気扇は、調理中の油煙や臭いを除去するだけでなく、室内の空気を入れ替える役割も果たします。しかし、換気扇を長時間使用しすぎると、室内の温度が下がり、暖房機器の使用量が増える可能性があります。調理中のみの使用に留め、適切な換気を行うようにしましょう。
  • 窓の断熱対策: 窓から冷気が入り込むと、暖房効率が悪くなり、ガス消費量が増加します。カーテンやブラインドを使用したり、窓に断熱シートを貼るなど、窓からの熱の逃げを防ぐ対策をしましょう。特に、古いマンションは窓の断熱性能が低い場合が多いので、効果が期待できます。
  • その他の省エネ家電の導入: 高効率のガスコンロや給湯器への交換も検討してみましょう。初期費用はかかりますが、長期的にはガス料金の節約につながります。また、省エネタイプの照明器具への交換も効果的です。

専門家の意見:エネルギーコンサルタントの視点

エネルギーコンサルタントの視点から見ると、現状のガス料金は、マンションの断熱性能やライフスタイル、そしてガス料金プランによって適正かどうか判断が分かれます。 7144円という金額自体は、使用量から見て必ずしも高すぎるわけではない可能性もあります。しかし、冬場の高額な料金を鑑みると、断熱性の改善やより効率的なガス機器の使用を検討する余地は十分にあります。

まとめ:快適な生活とガス料金節約の両立を目指して

LPガス料金の適正価格を知るためには、様々な情報を集め、比較検討することが重要です。今回ご紹介した節約方法を実践することで、ガス料金を抑え、快適な生活を送ることが可能になります。 まずは、ご自身のガス料金プランの見直しから始めてみましょう。そして、マンションの断熱状況を改善することで、より大きな節約効果が期待できます。

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