東京の賃貸マンション申込キャンセルはよくあること?地方からの学生の体験談と解決策

賃貸マンション申し込み後キャンセルされるというのは、東京では普通なのでしょうか?先日、大学入学のために賃貸マンションを借りようと、地方から東京に新幹線で行って、1泊2日で色々みて回りました。自分の地元と違って、車では案内してもらえず、全て自費で徒歩、電車で周りました。まぁ、これは東京では仕方がないことなのかもしれませんが、かなり大変でした。最終日に一日で8~9件ほど周って、不動産屋に戻り、悩んでいたところ、ちょうど条件のいい物件がキャンセルで空き、すぐに不動産会社に申し込みしてもらうよう頼みました。その後、「もう大丈夫です。絶対取れました。」と言われ、仲介手数料も払い、ほっとして地元に帰ってきました。しかし翌日に電話があり、その物件は、数分違いで他の人が先に申し込んでおり、契約できないと言われ、さらにはこれは東京ではよくあることです。といわれる始末です。本当に東京でよくあることでも、東京から来てないのだから、そうならそうと、事前に説明してくれてもいいと思いました。話が少しそれてしまいましたが、このようなことは東京では普通なのですか?入学書類を近日中に送らなくてはならないので、昨日の夜帰ってきたばかりなのにまた行かなくてはならないと思うと、体力的にも、金銭的にもしんどいです・・・。もし詳しい方がいたら教えて頂けると幸いです。ちなみに、不動産会社は「部屋ドコロ」です。

東京の賃貸事情:申し込みキャンセルは残念ながら珍しくない現実

東京の賃貸市場は、特に人気エリアでは競争が激しく、申し込みキャンセルは残念ながら珍しいことではありません。質問者様のようなケース、つまり「申し込み後、他者に取られてしまう」という状況は、特に人気物件や条件の良い物件では起こりうる可能性が高いです。 これは東京特有の現象というよりは、需要と供給のバランスが大きく偏っている状況が引き起こす結果と言えるでしょう。

キャンセルが多い理由

いくつか理由が考えられます。

  • 物件の希少性:東京、特に都心部では、希望条件に合う物件自体が少ないため、競争が激しくなります。そのため、複数の応募者が殺到し、先に契約を済ませた人がキャンセルを出すと、すぐに次の応募者に取られてしまうのです。
  • 申込のタイミング:不動産会社は、複数の応募者から同時に申し込みを受け付けることが多く、申し込み順や書類提出の早さで決まるケースが多いです。そのため、数分、場合によっては数秒の差で契約が成立しなかったり、キャンセルになったりする可能性があります。
  • 不動産会社の対応:今回のケースのように、不動産会社が「絶対取れました」と断定的に発言したことで、質問者様は大きな期待を抱き、精神的な負担を負ってしまった可能性があります。不動産会社は、確実な情報に基づいて、より丁寧な説明をするべきでした。
  • 内見の集中:週末などに集中して内見を行う人が多く、物件の回転率も高いため、キャンセルが頻発する傾向にあります。地方から来られる方は、時間的な制約があるため、より不利な立場になりがちです。

具体的な解決策と今後の対応

今回の経験は非常に残念でしたが、これから賃貸探しをする際に役立つ対策をいくつかご紹介します。

1. 事前の情報収集と計画

  • 物件探しは早めから:入学時期が決まっているのであれば、余裕を持って物件探しを始めましょう。早ければ早いほど、選択肢が広がります。
  • 複数の不動産会社に相談:一つの不動産会社だけに頼らず、複数の会社に相談することで、より多くの物件情報を得ることができます。それぞれの会社が扱っている物件は異なるため、選択肢を増やす効果があります。
  • 希望条件を明確にする:希望するエリア、家賃、間取りなどを明確にすると、不動産会社が適切な物件を紹介しやすくなります。曖昧な希望条件だと、時間がかかってしまいます。
  • インターネットを活用:SUUMO、HOME’Sなどの不動産情報サイトを積極的に活用しましょう。写真や間取り図だけでなく、周辺環境の情報も確認できます。
  • 東京での賃貸事情を理解する:今回の経験を踏まえ、東京の賃貸市場の競争の激しさ、申し込みキャンセルリスクを理解しておきましょう。

2. 不動産会社とのコミュニケーション

  • 契約前に確認事項を明確にする:申し込み前に、契約成立までの流れ、キャンセルリスクについて、不動産会社に確認しましょう。曖昧な説明は受け入れないようにしましょう。
  • 書面での確認:重要な事項は、口頭だけでなく、メールや書面で確認するようにしましょう。トラブル発生時の証拠として役立ちます。
  • 担当者の対応を確認する:担当者の対応に不安を感じたら、別の担当者や上司に相談することも検討しましょう。「部屋ドコロ」のような大手の不動産会社であれば、苦情窓口なども存在するはずです。

3. 物件選びのポイント

  • 妥協点を見つける:希望条件に完璧に合う物件を見つけるのは難しい場合があります。優先順位を決め、妥協できる点を明確にしましょう。
  • 周辺環境の確認:駅からの距離、スーパーやコンビニの有無、治安などをしっかり確認しましょう。インターネット上の情報だけでなく、実際に現地を確認することが重要です。
  • 契約条件の確認:契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点は質問しましょう。特に、解約違約金や更新料などの条件は注意深く確認しましょう。

専門家の視点:不動産コンサルタントのアドバイス

不動産コンサルタントの視点から見ると、今回のケースは残念ながらよくある話です。特に地方から東京へ進学・就職される方は、時間的な制約や地理的な不慣れさから不利な立場に置かれがちです。早めの行動、綿密な情報収集、そして不動産会社との丁寧なコミュニケーションが重要です。 また、もし可能であれば、東京に事前に数日滞在し、物件をじっくりと探す時間を取ることをお勧めします。

まとめ

東京での賃貸物件探しは、競争が激しく、キャンセルリスクも高いことを理解した上で、計画的に進めることが大切です。今回の経験を活かし、より良い物件探しを行い、安心して大学生活を送れるようにしましょう。

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