朴ノ木への艶ありブラック塗装:漆黒の輝きを実現する方法

木材に黒塗装をしたいのですが・・・ 朴ノ木という木材に艶ありブラックでテッカテカに光る塗装をしたいのですが、どのようにして塗装をすればいいでしょうか? 塗装条件: ①タダのブラック(艶なし)ではなく、太陽でテカテカ光るような勢いの塗装を施したい。 ┗一般家具(机・スピーカーetc)のような木目が見えてしまっているものではなく、グランドピアノのような光沢のある木目が見えない黒塗装がしたい。 ②手で何度も触っても塗装がにじまない、禿げにくい。 ③野ざらしではありませんが、雨にぬれても平気な塗装。(ガソリン・シンナー等の塗装を溶かしてしまう物の近くでは利用しません。) 少なくとも ピアノの光沢と家具の光沢の半分くらいまでの光沢は欲しいです。(プラスチックに艶ありブラックスプレーを吹きかけたくらい) 以上のためには、どのような塗装方法とスプレー等を使用すればいいでしょうか? 詳しく教えていただけると幸いです。 また、むらなく塗るコツ等があれば教えていただけると幸いです。 素素人ながらに考えた方法では、 ①一般の艶ありブラックスプレーを吹きかける。乾いたら再度塗る。を木目が無くなるまで続ける(塗装に凹凸があればヤスリで削り上から再度塗る) ②最後に ニス もしくは、2液性の(ウレタン)などのクリアースプレーで塗る。(←クリアーを塗ることで直接の塗装へのダメージがなくなり、クリアーなのでテカテカしたように見える・・・ハズと予想。) 以上です。 この方法ではダメでしょうか? また、必要(推薦)な艶ありブラックの細かな種類(水性・油性?・ウレタン)等があれば教えて下さい。 分かりにくい文になってしまいましたが、回答いただけると幸いです。 よろしくお願いいたします。 -P.S- ※コンプレッサーのエアースプレーはありません。

目標:ピアノのような深みのある黒塗装

ご希望は、朴ノ木にピアノのような深みのある、テカテカと光沢のある黒塗装を施すことですね。 雨にもある程度強く、耐久性も高い塗装を目指していらっしゃいます。 コンプレッサーを使わないという制約もありますので、最適な方法を提案します。 残念ながら、ご自身で考えられた方法では、完全な黒の鏡面仕上げは難しいかもしれません。

塗装方法:下地処理から仕上げまで

目指すのは、木目を完全に隠蔽し、高い光沢を持つ黒塗装です。そのためには、下地処理から丁寧に作業を進めることが重要です。

1. 下地処理:朴ノ木の準備

* 研磨: 朴ノ木の表面を、サンドペーパー(#120~#400番)で丁寧に研磨します。木目の凸凹をできるだけなくし、滑らかな面にすることが重要です。研磨後は、木屑を完全に除去してください。
* 脱脂: シンナーやアルコールで表面の油分や汚れを完全に落とします。脱脂することで、塗料の密着性が向上します。
* プライマー: 密着性をさらに高めるために、木部用プライマーを塗布します。これは、塗料と木材の相性に影響し、剥がれを防ぐ重要なステップです。乾燥後、再度研磨を行うとより効果的です。

2. 塗装:黒の深みを引き出す

* 塗料選択: 艶ありブラックの塗料を選びます。 ウレタン塗料が、耐久性と光沢の点で最も適しています。スプレー缶タイプを選びましょう。水性ウレタンは臭いが少なく扱いやすいですが、油性ウレタンの方が耐久性が高いです。 環境や作業場所に合わせて選択してください。 黒色顔料の含有量が多い塗料を選ぶと、より深い黒色を実現できます。
* 塗装方法: スプレー缶を使用する場合、缶をよく振ってから、薄く、均一に重ね塗りします。一度に厚塗りするとタレやムラが発生しやすいため、数回に分けて塗装するのがコツです。 各回、十分に乾燥させてから次の塗装に移りましょう。 クロススプレーという手法で、一定の距離を保ちながら、左右に動かしながらスプレーするとムラになりにくいです。
* 乾燥: 各塗装工程後、塗料の乾燥時間を十分に確保します。 ウレタン塗料は乾燥時間が比較的長いため、メーカーの指示に従って乾燥させましょう。

3. 研磨と仕上げ:鏡面のような輝きを

* 研磨: すべての塗装が完了したら、非常に細かいサンドペーパー(#1500~#2000番)で、塗装面を丁寧に研磨します。この工程で、塗装面の凹凸をなくし、滑らかな表面を作ります。 研磨は、水研ぎ(水を含ませたペーパーを使用)を行うと、より綺麗に仕上がります。
* 仕上げ: 最後に、コンパウンドで研磨し、さらに光沢を高めます。 仕上げ用のコンパウンドを使用し、柔らかい布で丁寧に磨いてください。 この工程で、鏡面のような輝きを得ることができます。

塗装のコツ:ムラを防ぐために

* 薄く重ね塗り: 一度に厚塗りせず、薄く数回重ね塗りすることで、ムラを防ぎ、均一な仕上がりになります。
* 均一な距離: スプレー缶を使用する際は、常に一定の距離を保ち、左右に動かしながらスプレーします。
* 乾燥時間: 各塗装工程後、十分な乾燥時間を確保します。乾燥不足は、仕上がりに影響します。
* 換気: スプレー塗装は、換気を十分に行いましょう。 塗料の臭いを吸い込まないように注意してください。

専門家の視点:より高度な仕上げ

より高度な鏡面仕上げを目指す場合は、プロの塗装業者に依頼することをお勧めします。プロは、専用の機器や技術を用いて、より完璧な仕上がりを実現できます。

代替案:塗装済み木材の使用

DIYに自信がない場合は、最初から黒塗装済みの朴ノ木を使用するという方法もあります。 木材販売店やネットショップで探してみてください。

まとめ:漆黒の輝きを手に入れよう

朴ノ木への艶ありブラック塗装は、丁寧に作業を進めることで、美しい仕上がりを実現できます。 上記の方法を参考に、漆黒の輝きを放つ作品を作り上げてください。

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