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畳の寸法の違い:本間と京間
日本の住宅において、畳のサイズは「本間」と「京間」の2種類が主流です。この2種類の畳の寸法の違いが、部屋の広さ感に大きく影響を与えます。
* 本間:縦95.5cm × 横191cm
* 京間:縦88cm × 横176cm
一見すると、それほど大きな違いがないように思えるかもしれませんが、1畳あたりの面積を計算してみると、その差は歴然です。
* 本間:約1.82㎡
* 京間:約1.55㎡
つまり、同じ「8畳」の部屋でも、本間であれば約14.56㎡(1.82㎡ × 8畳)、京間であれば約12.4㎡(1.55㎡ × 8畳)となり、約2㎡もの面積差が生じます。これは、約1畳分の違いに相当し、体感できるほどの広さの違いとなります。質問者様がお住まいの西日本地域では、京間が主流であるため、実家の6畳間と比較して狭く感じられたというご経験は、十分に理解できます。
広さ感の違い:畳の種類と部屋の形状の影響
畳の寸法以外にも、部屋の広さ感は、以下の要因によって影響を受けます。
天井高
天井が高いと、空間が広く感じられます。逆に、天井が低いと圧迫感を感じ、狭く感じてしまいます。
窓の大きさや位置
大きな窓や、複数設置された窓は、採光を良くし、開放感を高めます。窓の位置も、視覚的な広がりを大きく左右します。
壁の色や素材
明るい色や、反射率の高い素材の壁は、空間を広く見せる効果があります。反対に、暗い色や、光を吸収しやすい素材は、空間を狭く見せる傾向があります。
家具の配置
家具の配置によっては、部屋が狭く感じられることもあります。家具の配置を工夫することで、空間を広く見せることができます。例えば、ソファを壁際に配置する、低い家具を選ぶ、などです。
一戸建て住宅での主流サイズ:地域差と変化
現在、一戸建て住宅では、地域によって主流の畳サイズが異なります。
* 東日本:本間が主流
* 西日本:京間が主流
ただし、近年では、ライフスタイルの変化や、建築コストの削減などを目的として、京間を採用するケースが増えています。特に、コンパクトな住宅が増えている都市部では、京間が主流になりつつあります。質問者様がお住まいの西日本地域においても、京間が主流であることは、上記の通りです。
ハウスメーカーへのサイズ変更依頼と費用
ハウスメーカーが京間サイズで設計しているプランを、本間サイズに変更する場合、追加費用が発生することが一般的です。その費用は、変更する部屋の数、建物の構造、その他工事内容などによって大きく異なります。
具体的な費用については、ハウスメーカーに直接問い合わせる必要があります。変更依頼をする際には、早いうちに相談することが重要です。設計段階で変更を行う方が、費用を抑えられる可能性が高いです。
具体的なアドバイス:広さ感を最大限に活かすインテリア
畳のサイズに関わらず、部屋を広く見せるためのインテリアの工夫をご紹介します。
色の選択
- 壁の色:明るい色(白、アイボリー、ベージュなど)を選ぶことで、空間を広く見せることができます。特に、ベージュは、落ち着きがありながらも、明るさを保つことができるためおすすめです。
- 家具の色:壁の色と調和する色を選ぶことが重要です。明るい色の家具は、空間を広く見せる効果があります。
- 床の色:床の色は、部屋全体の印象を大きく左右します。明るい色の床材を選ぶことで、空間を広く見せることができます。
家具の選び方
- 低い家具:低い家具を選ぶことで、天井が高く見え、空間が広く感じられます。
- 脚付き家具:脚付き家具は、床面との間に空間ができるため、圧迫感を軽減し、空間を広く見せる効果があります。
- 収納力のある家具:収納力のある家具は、散らかりを防ぎ、空間をスッキリ見せることができます。
照明の工夫
- 間接照明:間接照明は、空間を広く見せる効果があります。壁や天井に光を当てることで、陰影が生まれ、奥行き感が増します。
- 複数の光源:複数の光源を配置することで、空間全体を明るく照らし、広々とした印象を与えます。
その他
- 鏡の活用:鏡は、空間を広く見せる効果があります。鏡を効果的に配置することで、視覚的な広がりを演出できます。
- グリーンの活用:グリーンは、空間を明るくし、リラックス効果があります。適切な場所にグリーンを配置することで、空間を広く感じさせることができます。
専門家の視点:建築士からのアドバイス
建築士の視点から見ると、畳のサイズ変更は、建物の構造や配管、電気配線などに影響を与える可能性があります。そのため、設計段階での変更が最もスムーズで、費用を抑えることができます。ハウスメーカーと十分に相談し、最適なプランを選択することが重要です。