未成年後見人の辞退と金銭管理:高校生弟への対応と慰謝料請求の可能性

未成年後見人の辞退について悩んでいます。両親が亡くなった為、高3の弟(17)の未成年後見人をしています。 今現在、未成年後見人を辞退しようかと考えていますが、家族や親戚は代わりになるのは嫌みたいです。 辞退の理由としては、弟が金銭感覚が甘くて性格も横柄。月々に決まった額(10000ほど。予備費として別途5000を祖母に管理してもらっています。)をきちんと支給しているにも関わらず、トレーディングカードやゲームにカラオケに交際費とお金を湯水のように使います。何度親戚や私が指導しても言うことを聞きませんし、後見開始時に裁判所の裁判官の方から本人が一度直接注意も受けています。追求しても「あんたらと違って友達が多いんだ」とか「高校生だからしょうがないじゃん」と言うばかりで正直精神的にも参っています。お金が無くなると、私の体調が悪くても借金取りのように部屋まで押しかけてきます;(←先日病院を受診したら入院が必要ですと言われました・・・。) 誰かに代わってもらおうにも親戚はおろか家族も全員拒否。 こういう場合はどうしたらいいのでしょうか? ちなみに弟は遺族年金と奨学金を受給しており、口座にはざっと150万ほどありますし、遺産分割協議前なので協議が成立したら更に200万円ほど入ります。 精神的苦痛も被っているのですが、未成年から慰謝料はとれますか?補足弟について補足です。私が7歳、弟が3歳の頃に母が死亡。それから父子家庭で育ってきて父親を亡くしたのが去年の末ごろです。その時までは素行に問題も無く、父親に金銭を過剰に請求する様子もありませんでした。

未成年後見人の辞退手続きと代替案

未成年後見人は、家庭裁判所に辞退の申し立てを行うことで辞退できます。しかし、後見人が辞退した場合、すぐに後見人がいなくなるわけではありません。家庭裁判所は、速やかに新たな後見人を選任する手続きを開始します。 あなたの状況では、家族や親戚が後見人になることを拒否しているため、家庭裁判所は、成年後見人制度の専門家である弁護士や司法書士、または公益社団法人成年後見制度利用支援センターなどに後見人候補の選定を依頼する可能性が高いです。

辞退の申し立てをする際には、弟の金銭管理の困難さ、あなたの精神的苦痛、そして家族・親戚が後見人になることを拒否している状況を具体的に説明する必要があります。 裁判所は、弟の利益を最優先して判断するため、あなたの状況を丁寧に説明し、理解を得ることが重要です。 証拠となる資料(弟の金銭の使い込み状況、指導記録、病院の診断書など)を提出することで、あなたの主張を裏付けることができます。

辞退の前に、家庭裁判所に相談することを強くお勧めします。 裁判官に状況を説明し、適切なアドバイスを受けることで、スムーズな手続きを進めることができます。 また、裁判所を通じて、弟の金銭管理を支援する専門機関を紹介してもらうことも可能です。

弟の金銭管理改善のための具体的な対策

弟さんの金銭感覚の甘さと横柄な態度への対応は、後見人辞退の前に、まず改善を試みるべきです。 単に叱るだけでは効果がない可能性が高いので、以下の対策を検討してみましょう。

1. 金銭管理の可視化と教育

* 家計簿アプリの導入: 弟さんに家計簿アプリの使用を促し、収入と支出を記録させましょう。 視覚的に支出状況を把握することで、浪費の自覚を促すことができます。 アプリによっては、予算設定機能も備わっているものがあります。
* 予算管理の徹底: 月々の生活費の予算を明確に設定し、その範囲内で生活することを徹底させましょう。 予算を超えた支出は、事前に許可を得るシステムを導入するのも有効です。
* 金融教育: お金の大切さや管理方法について、専門家による金融教育を受けさせることを検討しましょう。 若者向けの金融教育プログラムなども存在します。
* 目標設定: 将来の目標(大学進学、独立など)を設定し、その目標達成のために必要な資金を意識させ、計画的なお金の使い方を学ぶ機会を与えましょう。

2. 専門家への相談

* 臨床心理士やカウンセラーへの相談: 弟さんの金銭感覚の甘さや横柄な態度は、単なる性格の問題ではなく、何らかの心理的な問題が背景にある可能性があります。 専門家のカウンセリングを受けることで、問題の根本原因を探り、改善策を見つけることができるかもしれません。
* 社会福祉士への相談: 社会福祉士は、生活困窮者への支援や相談業務を行っています。 弟さんの状況を相談することで、適切な支援策を紹介してもらえる可能性があります。

3. 具体的なルール設定と consequences

* 明確なルール設定: お金の使用に関する明確なルールを設定し、弟さんと共有しましょう。 ルールを守らなかった場合の consequences(例えば、一定期間のお小遣いの減額など)も事前に明確に伝えることが重要です。
* 定期的な面談: 定期的に弟さんと面談を行い、金銭管理状況や生活状況について話し合い、必要に応じてアドバイスや指導を行いましょう。

未成年からの慰謝料請求の可能性

未成年であっても、精神的苦痛を与えられた場合、慰謝料請求は可能です。 ただし、請求が認められるためには、弟の行為が不法行為に該当し、あなたが精神的苦痛を被ったことを証明する必要があります。 弟さんの行為が、単なる金銭の浪費や横柄な態度にとどまらず、あなたに故意に精神的な苦痛を与えたと認められる必要があります。 例えば、あなたの体調が悪いことを承知の上で、執拗にお金を要求するなど、悪意が認められる場合に慰謝料請求の可能性が高まります。

慰謝料請求を検討する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。 弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き取り、慰謝料請求の可能性や手続きについてアドバイスしてくれます。

インテリアと心の健康

過度なストレスは、生活空間にも影響を与えます。 あなたの状況のように精神的に辛い状況では、居心地の良い空間を作ることで、少しでも心の安らぎを得ることが重要です。 インテリアを通して、リラックスできる空間をデザインしてみましょう。

例えば、グレーの壁や家具は、落ち着きと安らぎを与えてくれる効果があります。 グレーは、様々な色と相性が良く、他の色との組み合わせによって、様々な表情を見せます。 落ち着いた空間を作るには、ダークグレーをベースに、アイボリーベージュなどの明るい色をアクセントとして取り入れるのがおすすめです。 また、自然素材を取り入れることで、よりリラックスできる空間を作ることができます。

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