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羽アリ大量発生!その原因と緊急対策
2週間前から羽アリが発生し、業者による駆除後も再発しているとのこと。非常に不安な状況ですね。まずは落ち着いて、具体的な状況を整理し、対策を立てていきましょう。
羽アリの種類と白アリの可能性
ご自宅で発生している羽アリが白アリかどうかは、専門家に見てもらうのが一番確実です。しかし、いくつかの特徴からある程度判断することは可能です。
- 体長:白アリは一般的にアリよりも体が大きく、5~15mm程度です。一般的なアリは数mm程度です。
- 体色:白アリは黒褐色や黄褐色で、アリよりも色が薄く、全体的に白っぽい印象があります。
- 羽:白アリの羽は、前羽と後羽の長さがほぼ同じで、アリは前羽の方が後羽よりも長いです。
- 腰:アリの腰はくびれていますが、白アリはくびれていません。
写真や動画を撮影して、専門家に見てもらうと正確な種類を特定できます。もし白アリであれば、早期に対処することが重要です。白アリは木材を食い荒らすため、放置すると建物の構造に深刻な被害を与える可能性があります。
羽アリ再発生の原因
業者による駆除後も羽アリが発生する原因としては、以下の可能性が考えられます。
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- 巣の完全駆除ができていない:業者によっては、巣の全容を把握できず、一部の巣が残ってしまう場合があります。残った巣から新たな羽アリが羽化し、発生している可能性があります。
- 新たな侵入経路:ティッシュとガムテープで穴をふさいだものの、他の場所に新たな侵入経路がある可能性があります。小さな隙間や、配管の穴など、アリは驚くほど小さな隙間から侵入できます。
- 近隣の巣からの飛来:羽アリは繁殖期に巣から飛び立ち、新たな巣を作るため、近隣のアリの巣から飛来している可能性もあります。
具体的な対策と今後の対応
まずは、落ち着いて以下の対策を試みてください。
1. 徹底的な室内調査
再度、部屋全体をくまなく調査しましょう。
- 壁や床の隙間:小さな隙間がないか、丁寧に確認します。拡大鏡を使うと見落としを防げます。
- 配管やケーブルの周辺:配管やケーブルの貫通部から侵入している可能性があります。
- 窓枠やサッシ:隙間がないか確認し、必要に応じてコーキング剤などで塞ぎます。
- 家具の裏側:家具の裏側や、床との間に隙間がないか確認します。
アリの通り道になりそうな場所には、アリの忌避剤を置いておくのも効果的です。
2. アリの巣コロリなどの効果
アリの巣コロリは、働きアリが餌を持ち帰り、巣全体に毒を拡散させる効果があります。しかし、白アリには効果がありません。羽アリの種類を特定した上で、適切な駆除剤を使用することが重要です。
3. 専門家への相談
再発している状況から、DIYでの駆除は難しい可能性が高いです。再度、専門業者に相談することを強くお勧めします。
- 複数業者への見積もり比較:複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、最適な業者を選ぶことができます。
- 駆除方法の確認:どのような駆除方法を用いるのか、事前に確認しておきましょう。
- 保証内容の確認:駆除後の保証内容を確認し、再発した場合の対応について確認しておきましょう。
特に白アリの場合は、建物の構造に被害を与えている可能性もあるため、早急な対応が必要です。
4. インテリアとの関連性
アリの侵入を防ぐためには、インテリアにも工夫が必要です。
- 床材:隙間のない床材を選ぶことが重要です。フローリングの場合は、隙間を埋める処理を施す必要があります。
- 家具の配置:家具を壁にぴったりとつけず、隙間を空けておくことで、アリの侵入を防ぐことができます。
- 定期的な清掃:こまめな清掃を行い、食べこぼしなどを放置しないようにしましょう。
これらの点を考慮することで、アリの侵入を防ぎ、快適な住環境を保つことができます。
まとめ
羽アリの大量発生は、非常に不安な状況ですが、適切な対策を行うことで解決できます。まずは、落ち着いて状況を把握し、専門家の力を借りながら、徹底的な駆除と予防策に取り組みましょう。早めの対応が、被害拡大を防ぐことに繋がります。