木製本棚のたわみ対策!簡単・経済的な修理方法とL字金具以外の選択肢

本棚を修理しようと思うのですが、木製の本棚を使用しているのですが、本の重みで(部屋の湿気かもしれませんが)側面の板がたわんでしまって、ビス?で支えていた棚が置けなくなってしまいました。L字金具で棚を支えようと考えているのですが、もっと簡単かつ経済的な方法があったら教えてください。よろしくお願いします。

木製本棚のたわみ、その原因と対策

長年愛用している木製本棚。しかし、本の重みで側面の板がたわみ、棚板が支えきれなくなってしまった…そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。原因は本の重量だけでなく、湿気による木材の膨張や、経年劣化による木材の強度低下も考えられます。今回は、L字金具以外にも、簡単で経済的な木製本棚のたわみ対策をご紹介します。

たわみの原因を特定しよう

まずは、本棚のたわみの原因を特定することが重要です。

  • 本の重量:棚に収納している本の量が多すぎる、重い本を集中して収納しているなどが考えられます。収納量を見直したり、重い本を分散して収納するなど工夫してみましょう。
  • 湿気:湿度の高い環境下では、木材が膨張し、たわみやすくなります。除湿機を使用したり、通気性を良くする工夫が必要です。本棚と壁の間に隙間を作る、定期的に本棚の掃除をするなど、湿気対策を徹底しましょう。
  • 経年劣化:長年使用していると、木材が劣化し、強度が低下します。この場合は、修理が必要になる場合があります。
  • 設置場所:本棚が不安定な場所に設置されている場合も、たわみの原因となります。水平で安定した場所に設置しましょう。

L字金具以外の簡単・経済的な修理方法

L字金具は効果的な補強方法ですが、もっと手軽で経済的な方法もあります。

1. 追加の棚板で補強

たわんでいる部分に、追加の棚板を取り付けることで、側面への負担を軽減できます。既存の棚板と同様の材質・厚さの板を選び、ビスで固定しましょう。この方法は、見た目も自然で、比較的簡単にできます。ホームセンターで木材とビスを購入すれば、費用も抑えられます。

2. 突っ張り棒を活用

本棚の内部に突っ張り棒を設置することで、側面のたわみを防ぐことができます。突っ張り棒は、ホームセンターなどで手軽に購入できます。ただし、突っ張り棒の長さや位置を適切に調整する必要があります。本棚のサイズに合わせて、適切な長さの突っ張り棒を選びましょう。

3. 補強材(木材)を追加

本棚の裏側に、木材を補強材として取り付ける方法です。木材は、本棚の側面と同じ材質のものを選び、ビスや木工用ボンドでしっかりと固定します。この方法は、強度を高める効果が高く、見た目もすっきりさせることができます。

4. 木工用ボンドとクランプ

たわんでいる部分に木工用ボンドを塗り、クランプで固定する方法です。木工用ボンドは、木材を接着する効果があり、クランプでしっかりと固定することで、たわみを抑えることができます。この方法は、ビスを使用しないため、本棚に穴を開ける必要がなく、見た目もきれいに仕上がります。ただし、完全に乾燥するまで時間がかかります。

専門家の意見:家具修理業者への相談

自分で修理するのが難しい場合や、より確実な修理を希望する場合は、家具修理業者に相談することをおすすめします。専門家は、本棚の状態を的確に判断し、最適な修理方法を提案してくれます。費用はかかりますが、安心して修理を依頼できます。

予防策:本棚選びとメンテナンス

本棚のたわみを防ぐためには、日頃から適切なメンテナンスを行うことが重要です。

  • 丈夫な材質の本棚を選ぶ:本棚を購入する際には、材質や構造に注意し、丈夫なものを選びましょう。集成材よりも無垢材の方が、強度が高い傾向があります。
  • 定期的なメンテナンス:定期的に本棚の掃除を行い、湿気やホコリを取り除きましょう。また、必要に応じて、木材にワックスなどを塗布して、保護しましょう。
  • 適切な収納:重い本は下段に、軽い本は上段に収納するなど、適切な収納方法を心がけましょう。また、棚板に均等に本を配置することで、たわみを防ぐことができます。

まとめ:状況に合わせた最適な方法を選ぼう

木製本棚のたわみは、様々な原因が考えられます。まずは原因を特定し、上記の方法の中から、状況に合った最適な修理方法を選びましょう。自分で修理できない場合は、専門業者に相談することも検討してみてください。 適切なメンテナンスと収納方法を心がけることで、長く本棚を愛用できるはずです。

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