木の板張りトイレの床鳴り対策:DIYで床板撤去と原因究明

周囲が壁の板敷きの部屋なんですが、床がきしむので、対策しようと、18mmの板を張ったのですが、直りません。はっきりいって、1畳くらいのトイレです。もう上に自分でリフォーム?した板を敷いたので、元の板敷きを、引っ剥がして原因を調べてみたいと考えています。ノコギリを入れるにも、周囲が壁ですから、切り込むこともできません。こういう場合は、電動丸のこあたりを使うのでしょうか。専門の大工さんには、依頼する予算もないので自分でやりたいと考えています。

1畳トイレの床鳴り:DIYによる床板撤去と原因調査

1畳の狭いトイレで床鳴りが発生し、18mmの板を張って対策を試みたものの改善が見られず、元の床板を剥がして原因を究明したいというご相談ですね。壁に囲まれた狭い空間での作業となるため、電動工具の使用や安全面にも配慮が必要です。

床板撤去の手順

まず、安全第一です。作業前に必ず保護メガネ、手袋を着用しましょう。狭い空間での作業となるため、十分な換気も必要です。

1.既存の板の確認

既存の18mmの板がどのように固定されているか確認します。釘やビスで固定されているか、接着剤を使用しているか、はめ込み式なのかを調べましょう。これによって撤去方法が変わってきます。

2.釘やビスの除去

釘やビスで固定されている場合は、釘抜きやドライバーを使用して慎重に除去します。壁際に近い部分では、釘抜きが使いにくい場合があります。その場合は、小さなマイナスドライバーなどを使い、釘頭をこじ開けてから抜く方法が有効です。

3.接着剤の剥離

接着剤で固定されている場合は、ヘラやスクレーパーを使って丁寧に剥がしていきます。接着剤の種類によっては、専用の剥離剤を使用する必要があるかもしれません。無理に剥がすと元の床板を傷める可能性があるので、慎重に作業を進めましょう。

4.はめ込み式の確認

はめ込み式の場合は、隙間からヘラなどを差し込み、丁寧にこじ開けていきます。周囲の壁を傷つけないように注意しましょう。

5.部分的な撤去

1畳という狭い空間なので、全ての板を一度に剥がすのではなく、部分的に剥がしていくことをお勧めします。まずは、床鳴りが特に激しい箇所から剥がしてみましょう。

電動工具の使用について

電動丸のこは、壁際に近い部分では使用が困難で、危険も伴います。狭い空間での使用は避けるべきです。代わりに、以下の工具が有効です:

* **小型のジグソー:** 壁際でも使用しやすいです。ブレードの種類を変えることで、様々な素材に対応できます。
* **ハンディタイプのレシプロソー:** 狭い場所での作業に適しています。木材だけでなく、金属なども切断できます。
* **スクレーパー:** 接着剤の剥離や、古い板の剥がれやすい部分の除去に役立ちます。
* **ノミ:** 釘やビスの除去、はめ込み式の板の剥がれに役立ちます。

原因究明と対策

床板を剥がしたら、床下地を確認します。床鳴りの原因は様々です。

* **床下地の腐朽:** 湿気によって床下地が腐朽している可能性があります。
* **床下地の隙間:** 床下地に隙間があり、板が動いて音が発生している可能性があります。
* **下地の緩み:** 下地が緩んでいたり、釘が抜けている可能性があります。
* **湿気による反り:** 湿気によって床板が反って、床鳴りが発生している可能性があります。

原因を特定したら、適切な対策を行いましょう。

* **腐朽している場合は、腐朽部分を交換します。**
* **隙間がある場合は、木材パテなどで埋め、補強します。**
* **下地が緩んでいる場合は、追加のビスで固定します。**
* **湿気による反りの場合は、換気を改善し、乾燥させます。**

専門家への相談

DIYに自信がない場合、または原因が特定できない場合は、専門の大工さんなどに相談することをお勧めします。費用を抑えるために、複数の業者に見積もりを取ったり、作業内容を絞って依頼するなど検討してみましょう。

まとめ:安全第一で慎重に作業を進めましょう

1畳のトイレの床板撤去は、狭い空間での作業となるため、安全に配慮して慎重に進めることが重要です。電動工具の使用は最小限に抑え、適切な工具を選択しましょう。原因究明と適切な対策を行うことで、床鳴りを解消し、快適なトイレ空間を実現できます。DIYに不安がある場合は、専門家のアドバイスを受けることも検討しましょう。

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