木の板インテリアの壁面取り付け方法|賃貸でも安心なDIY術

木の板のインテリアを壁に取り付けたいです。木の板のインテリアを壁に取り付けたいです。ですが引っ掛ける金具などが何もなくどうすれば良いか困っています。両面テープだと壁紙が剥がれてしまいます。どうすれば良いでしょうか?

木の板を使ったインテリアは、温かみのある空間を演出してくれる人気のアイテムです。しかし、壁に飾る際に、金具がない、両面テープでは壁紙が剥がれるなど、取り付け方法に悩む方も多いのではないでしょうか?この記事では、賃貸住宅でも安心安全に木の板インテリアを取り付けるための具体的な方法を、写真や図解を交えながら詳しく解説します。様々な壁材や木の板の種類に対応できるよう、複数の方法を紹介し、それぞれのメリット・デメリットも比較検討します。

壁の種類を見極めることが第一歩

まず、壁の種類を確認することが重要です。壁の種類によって適切な取り付け方法が大きく異なります。大きく分けて、石膏ボード、コンクリート、レンガなどがあります。それぞれの壁材の特徴と、それに適した取り付け方法を見ていきましょう。

1. 石膏ボードの場合

賃貸住宅の壁の多くは石膏ボードです。石膏ボードは比較的柔らかく、釘やネジを打ち込むと穴が開いてしまうため、注意が必要です。石膏ボードへの取り付けには、以下の方法がおすすめです。

  • ピンレスフック: 石膏ボード専用のピンレスフックは、石膏ボードに小さな穴を開けて固定するタイプで、跡が目立ちにくく賃貸でも安心です。耐荷重を確認し、木の板の重さに見合ったものを選びましょう。
  • 石膏ボード用アンカー: ピンレスフックより重いものを吊るしたい場合に適しています。石膏ボードにアンカーを打ち込み、そこにネジで固定します。種類が豊富なので、木の板のサイズや重さ、デザインに合わせて選ぶことができます。ホームセンターで相談すれば適切なものを選んでくれます。
  • 粘着タイプのフック(強力タイプ): 軽めの木の板であれば、強力な粘着タイプのフックも有効です。ただし、壁紙の剥がれを防ぐため、事前に壁の汚れをしっかり落とし、フックをしっかりと押し付けることが重要です。剥がす際に壁紙が一緒に剥がれる可能性があるので、慎重に選び、使用しましょう。

2. コンクリートの場合

コンクリートの壁は強度が高いため、釘やネジを直接打ち込むことができます。しかし、コンクリートに穴を開けるには、ハンマードリルなどの工具が必要になります。賃貸の場合は、事前に大家さんへの確認が必要です。

  • コンクリート用アンカー: コンクリート壁に穴を開け、アンカーを埋め込んでからネジで固定します。強度が高く、重い木の板にも対応できます。

3. レンガの場合

レンガの壁は、コンクリートと同様に強度が高いため、コンクリート用アンカーを使用できます。ただし、レンガの材質によっては、穴を開ける際にレンガが割れる可能性があるため、注意が必要です。専門業者に依頼するのも一つの方法です。

木の板の種類と取り付け方法

木の板の種類によっても、最適な取り付け方法が異なります。厚さや材質によって耐荷重が変わるため、適切な金具を選ぶ必要があります。

薄い木の板の場合

薄い木の板(5mm以下)は、ピンレスフックや粘着タイプのフックでも十分に固定できます。ただし、木の板のサイズや重さによっては、複数のフックを使用する必要があるかもしれません。

厚い木の板の場合

厚い木の板(10mm以上)は、石膏ボード用アンカーやコンクリート用アンカーを使用する必要があります。木の板の重さに耐えられる強度を持つ金具を選びましょう。また、木の板の裏側に補強板を取り付けることで、より安定した取り付けが可能です。

具体的な取り付け手順(石膏ボードの場合)

ここでは、石膏ボードに木の板を取り付ける手順を、石膏ボード用アンカーを使って説明します。

  1. 取り付け位置を決める: 木の板を取り付ける位置を決め、鉛筆で印をつけます。
  2. 穴を開ける: 石膏ボード用アンカーの指示に従って、ドリルで穴を開けます。必要に応じて下穴を開けておくと、アンカーがスムーズに挿入できます。
  3. アンカーを挿入する: 穴にアンカーを打ち込みます。ハンマーなどで軽く叩いて固定します。
  4. 木の板を取り付ける: 木の板をアンカーにネジで固定します。ネジの長さは、木の板の厚さやアンカーの種類によって調整します。

ポイント: ネジを締めすぎると、石膏ボードが割れる可能性があります。適度な力で締め付けることが重要です。また、水平器を使って木の板が水平になるように取り付けましょう。

専門家への相談

自分で取り付けに不安がある場合、または、重い木の板を取り付ける場合は、専門業者に相談することをおすすめします。専門業者は、適切な取り付け方法を提案し、安全に作業を進めてくれます。特に、コンクリートやレンガの壁への取り付けは、専門知識が必要なため、専門業者に依頼するのが安心です。

まとめ

木の板インテリアの壁面取り付けは、壁の種類や木の板の種類、重さなどを考慮して、適切な方法を選ぶことが重要です。この記事で紹介した方法を参考に、安全で美しい木の板インテリアを完成させてください。それでも不安な場合は、専門家への相談も検討しましょう。素敵なインテリア空間を実現することを願っています!

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