朝蜘蛛と夜蜘蛛、どっちが縁起がいい?時間による違いと、蜘蛛のいる部屋のインテリア対策

今さっき、部屋で蜘蛛を見つけて、朝クモは縁起がいいので殺さない方がいいってのを聞いたことがあったので外に逃がしたのですが、5時って朝クモに当たりますか?夜クモに当たりますか? どっちなのでしょ?(。-_-。)

朝蜘蛛と夜蜘蛛の迷信と、その科学的な解釈

古くから日本では、「朝蜘蛛は縁起が良いが、夜蜘蛛は縁起が悪い」という言い伝えがあります。5時という時間帯は、朝と夜の境目であり、どちらに当たるのか迷うのも無理はありません。しかし、この迷信の根拠は、科学的なものではなく、古人の経験則に基づいています。

朝蜘蛛と夜蜘蛛の言い伝えの由来

朝蜘蛛が縁起が良いとされるのは、朝早くから活動する蜘蛛は、獲物を捕まえるために活発に動き回り、生命力に満ち溢れていると解釈されたためです。一方、夜蜘蛛は、夜行性の昆虫を捕食するため、夜に活動します。古くは、夜に活動するものは不吉なものと捉えられがちだったため、夜蜘蛛は縁起が悪いとされたと考えられます。

科学的な視点から見た蜘蛛

実際には、蜘蛛の種類によって活動時間は異なり、必ずしも朝か夜かに限定されるわけではありません。5時に見つけた蜘蛛が朝蜘蛛か夜蜘蛛かは、その蜘蛛の種類や個体差によって異なります。 重要なのは、蜘蛛は益虫であり、害虫を食べてくれる存在であるということです。 殺さずに逃がしてあげるというあなたの行動は、自然環境への配慮という点でも素晴らしいです。

蜘蛛のいる部屋のインテリアと、蜘蛛対策

蜘蛛は、埃やゴミ、虫などが溜まりやすい場所に巣を作ることが多いです。そのため、蜘蛛を見つけたということは、お部屋の掃除が行き届いていない可能性を示唆しています。 蜘蛛の侵入を防ぎ、清潔な空間を保つために、インテリアと清掃方法の見直しをしてみましょう。

蜘蛛を寄せ付けないインテリアと清掃方法

1. 定期的な掃除と片付け

  • 埃やゴミを溜めない: 蜘蛛は埃やゴミを隠れ家として利用します。こまめな掃除機掛け、拭き掃除、そして不要な物の整理整頓は必須です。特に、家具の裏や、窓枠、壁の隅などは念入りに掃除しましょう。
  • 換気を良くする: 換気を良くすることで、室内の湿度を調整し、蜘蛛が好む湿った環境を作らないようにします。また、換気によって虫の侵入も抑制できます。
  • 食べこぼしを放置しない: 食べこぼしは、虫を呼び寄せ、結果的に蜘蛛を誘引します。食事後は必ず綺麗に掃除しましょう。

2. 蜘蛛が嫌がる香り

  • 柑橘系の香り: レモンやオレンジなどの柑橘系の香りは、蜘蛛が嫌うと言われています。アロマオイルや、柑橘系の洗剤を使用するのも効果的です。 ただし、ペットがいる場合は、安全な製品を選ぶようにしましょう。
  • ハーブ: ペパーミントやユーカリなどのハーブも、蜘蛛忌避効果があるとされています。鉢植えのハーブを室内に置くのも良いでしょう。ただし、ハーブの種類によっては、ペットや小さなお子さんにとって危険な場合がありますので、注意が必要です。
  • ハッカ油: ハッカ油は、強い香りで蜘蛛を寄せ付けません。ただし、使用量に注意し、換気を十分に行ってください。小さなお子さんやペットがいる家庭では、使用を避けた方が無難です。

3. インテリアの見直し

  • 窓やドアの隙間を塞ぐ: 蜘蛛は小さな隙間から侵入します。窓やドアの隙間をコーキングなどで塞ぎ、侵入経路を遮断しましょう。 防虫ネットを取り付けるのも効果的です。
  • 収納スペースの整理: クローゼットや押入れなどの収納スペースは、蜘蛛が隠れやすい場所です。定期的に整理整頓を行い、埃やゴミを溜めないようにしましょう。 収納ボックスを使用する際は、通気性の良いものを選びましょう。
  • グリーンの配置: 観葉植物は、お部屋の雰囲気を良くするだけでなく、ある程度の虫よけ効果も期待できます。ただし、植物自体に虫がつく可能性もあるので、定期的にチェックが必要です。

専門家のアドバイス:害虫駆除のプロの意見

害虫駆除のプロフェッショナルに話を聞くと、「蜘蛛は益虫であるため、むやみに駆除する必要はありません。しかし、大量発生したり、不快に感じる場合は、専門業者に相談するのが良いでしょう」とのことです。 彼らは、安全で効果的な駆除方法を熟知しており、的確なアドバイスをしてくれます。

まとめ:共存と予防を心がけて

5時に見つけた蜘蛛が朝蜘蛛か夜蜘蛛かは、科学的には判断できません。しかし、蜘蛛は益虫であり、むやみに殺す必要はありません。 お部屋の清潔さを保ち、蜘蛛が入り込みにくい環境を作ることで、共存できる関係を築きましょう。 定期的な掃除、適切な香り、そしてインテリアの見直しによって、快適で蜘蛛の少ない生活を実現できます。

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