朝モップ、掃除機…本当に効果的な掃除方法?部屋のホコリ対策徹底解説

部屋のほこりって寝ている間にたまるので朝モップをかけてから掃除機をかけています。これって何年か前のCMで見てそのまま信じてやっているのですけど、あっているのでしょうか?同じ事をされている方おられますか?

「朝、モップで床を拭いてから掃除機をかける」という掃除方法は、CMの影響で広く知れ渡っていますが、果たして本当に効果的な方法なのでしょうか? この疑問について、掃除のプロの視点も交えながら、詳しく解説していきます。結論から言うと、必ずしも正しい方法とは言えません。 この記事では、ホコリの発生源から掃除方法、おすすめのアイテムまで、より効果的な部屋の掃除方法を詳しく解説します。

ホコリの正体と発生源を理解しよう

まず、部屋のホコリがどこから来ているのかを理解することが、効果的な掃除をするための第一歩です。 ホコリの大部分は、人の皮膚の垢、髪の毛、繊維くず、ダニの死骸などです。 これらは、寝ている間だけでなく、常に発生しています。 さらに、外から持ち込まれる花粉や砂ぼこりなども加わります。 つまり、ホコリは寝ている間にだけ増えるわけではなく、一日中、少しずつ蓄積されているのです。

ホコリの発生源を具体的に見てみましょう。

  • 寝具:布団やマットレス、枕からは、皮膚の垢や髪の毛、ダニなどが大量に発生します。
  • 家具:布製のソファやカーテン、カーペットなどから、繊維くずが剥がれ落ちます。
  • 空気中:外から侵入する花粉や砂ぼこり、ペットの毛などもホコリの原因となります。

朝モップから掃除機…その効果と問題点

CMで紹介されていた「朝モップ→掃除機」の方法は、一見すると合理的のように見えます。しかし、いくつか問題点があります。

  • モップでホコリを舞い上げる:乾いたモップで床を拭くと、ホコリを空気中に舞い上げてしまう可能性があります。 その後掃除機をかけることで、舞い上がったホコリを吸い取れるように思えますが、細かいホコリは完全に吸い取れない場合が多いです。
  • モップの清掃が不十分:モップ自体もホコリを吸着するため、定期的な洗浄が必要です。 洗浄が不十分だと、モップがホコリの運び屋となり、部屋中にホコリを広げてしまう可能性があります。
  • 時間効率が悪い:モップと掃除機、両方を使うことで、掃除にかかる時間が長くなってしまいます。

より効果的な掃除方法

では、より効果的な掃除方法とはどのようなものでしょうか? プロのハウスクリーニング業者も推奨する方法は、「上から下へ」の順番で掃除することです。

  1. 高い場所から掃除する:天井、照明器具、カーテン、棚の上など、高い場所から掃除を始めます。 これにより、高い場所のホコリが低い場所に落ちないようにします。
  2. 壁や家具のホコリを取る:羽根つきの掃除機やマイクロファイバークロスを使って、壁や家具のホコリを取り除きます。
  3. 床の掃除:最後に床の掃除をします。 掃除機をかける前に、静電モップを使うと、より効果的にホコリを取り除くことができます。 静電モップは、静電気の力でホコリを吸着するため、細かいホコリも逃しません。

おすすめの掃除機とアイテム

効果的な掃除をするためには、適切な掃除機やアイテムを選ぶことも重要です。 ここでは、いくつかおすすめのアイテムを紹介します。

  • サイクロン式掃除機:吸引力が強く、ゴミ捨てが簡単なサイクロン式掃除機がおすすめです。 特に、HEPAフィルターが付いているものは、微細なホコリや花粉までしっかり吸い取ることができます。
  • 静電モップ:静電気の力でホコリを吸着する静電モップは、床掃除に非常に効果的です。 使い捨てタイプと、洗って繰り返し使えるタイプがあります。
  • マイクロファイバークロス:家具や壁のホコリ取りに最適です。 吸着力が高く、汚れをしっかり落とすことができます。

専門家のアドバイス

ハウスクリーニングのプロである山田さん(仮名)に話を聞きました。「お客様宅を掃除する際、最も重要なのは、ホコリの発生源を特定し、徹底的に掃除することです。 そして、掃除機だけでなく、様々なツールを駆使して、隅々まで掃除することが大切です。」とアドバイスをいただきました。

まとめ:効果的な掃除で快適な空間を

「朝モップ→掃除機」という方法は、必ずしも効果的とは言えません。 より効果的な掃除をするためには、「上から下へ」の順番で掃除し、適切な掃除機やアイテムを使うことが重要です。 この記事で紹介した方法を実践し、快適な空間を手に入れましょう。

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