服と家の臭いに関するご相談:原因究明と解決策

服・家の臭いについてご相談させて下さい。 4年程前に某大手ハウスメーカーにて新築で家を建て替えました。 新しい家に住み始めてからまもなく衣服の臭いに気がつき始めました。 その時使用していた衣服の収納ケースが、前の古い家の時から使用していたプラスチック製のものであったため、その所為かと思いケース自体を洗浄及び中の衣服を全て洗い直し、衣服をしまうときに良い香りになったのを確認してしまったのですが、一日経過すると再び臭いがしました。 その臭いというのが、生乾きのような臭いでもなく例えるのもあれなのですが、本当に排便臭のような臭いがします…。 特に2階北東の私の部屋が一番ひどいです。 …今度はプラスチックケースを同じものですが全て新しく買い替え、衣服はハイターに漬け洗濯をしてみましたが、また一日経つ頃には悪臭がしたので、次は洗濯機かと思い洗濯機の大掃除、洗剤・柔軟剤を変える、全て手洗い…と思いつく限り試めしてみましたがどれも同じでした…。(現在はメッシュ状のラックに買い替えました) その間にもハウスメーカーさんの方で○ヶ月点検等の定期点検があったので、何度かご相談させて頂いていたのですが、「家が原因ならコンセントの所から臭うはず」とカバーを外して嗅いでみて頂いても異臭はなく、となると「家が原因ではないので、原因不明」とのことでした。 ところが、臭いの件とは別に何気なく自室に空気清浄機を購入したところ、運転開始3日後くらいから空気清浄機の送風口からあの衣服の臭いを凝縮したような強烈な臭いがでるようになりました。 修理でフィルター・本体交換しても同じで、修理担当の方が「本社の工場で分析したい」とのことで、後日工場の方から「獣臭は確かにするが(小型犬がいます)、この臭いは家から出てる可能性があるかも」との返答でした。 その旨を改めてハウスメーカーさんの方にお話すると「クローゼットの中に犬のうん○でも落ちてるんじゃないですか」と笑いながら言われました…。 いささかそれは考えづらく、特に自室には犬は寝るときのみですし、犬の毛が気になるのでクローゼットは閉めています。 もちろん部屋の掃除もきちんとしています。クローゼットの中も定期的に全部出して掃除しています。 24時間換気もしていますが、この部屋のみ悪条件なのか、今の時期起床時には窓は結露をおこし(全てペヤガラスです)、梅雨から秋にかけては2Lの除湿機が3日もかからず満タンになります…。 着たい服も着たい時に着れず、前日に洗い直します…。 どなたか原因をご存知の方、同じような経験をされた方、アドバイス等よろしくお願い致します

新築住宅における原因不明の臭い問題:徹底的な原因究明と対策

新築住宅で発生した原因不明の臭い、特に排便臭のような独特の臭いは、非常に深刻な問題です。衣類だけでなく、空気清浄機からも臭いが発生するとのことで、衣類や洗濯機、収納ケースなどが原因ではない可能性が高いと考えられます。ハウスメーカーの対応にも疑問が残りますが、まずは冷静に、可能性のある原因を一つずつ検証していく必要があります。

可能性のある原因と具体的な調査方法

1. 建材や施工の問題:

* シックハウス症候群: 新築住宅では、建材から揮発性有機化合物(VOC)が放出され、臭いの原因となることがあります。特に、接着剤や塗料、断熱材などに含まれる化学物質が疑われます。
* **調査方法:** 専門機関に依頼して、室内空気中のVOC濃度を測定します。シックハウス症候群の専門医に相談することも有効です。
* カビや菌: 建物の構造上の問題や湿気により、壁の中や床下などにカビや菌が発生し、臭いの原因となる可能性があります。特に、北東の部屋は日当たりが悪く、結露しやすい環境にあるため、カビの発生リスクが高いです。
* **調査方法:** 壁や床下の点検口から内部を確認するか、専門業者に依頼して、非破壊検査を実施します。
* 下水管からの臭い: 排水管の接続不良やトラップの不具合により、下水管の臭いが侵入する可能性があります。
* **調査方法:** 排水管の接続部やトラップを確認し、不具合があれば修理します。必要に応じて、専門業者に依頼します。
* 建材の劣化: 使用されている建材が劣化し、臭いを発生させている可能性も考えられます。
* **調査方法:** 建材の種類や状態をハウスメーカーに確認し、必要に応じて交換を検討します。

2. その他の可能性:

* ペットの臭い: 犬を飼っているとのことですが、クローゼットに臭いの原因となるものが残っている可能性があります。
* **調査方法:** クローゼットの中を徹底的に掃除し、犬の毛や排泄物などを完全に除去します。
* 換気不足: 24時間換気システムが機能しているか確認し、換気量や風向などを調整する必要があります。特に、北東の部屋は換気が不十分な可能性があります。
* **調査方法:** 換気システムの専門業者に点検を依頼します。
* **湿気:** 結露や湿気が原因で臭いが発生している可能性があります。除湿機を使用するだけでなく、部屋の換気を改善し、湿度を適切に管理する必要があります。
* **調査方法:** 部屋の湿度を測定し、適切な湿度を維持するために換気や除湿対策を行います。

具体的な解決策とアドバイス

1. **専門家への相談:** ハウスメーカーだけでなく、建築士、シックハウス症候群の専門医、または室内空気環境の専門業者に相談し、原因究明と対策を依頼しましょう。複数の専門家の意見を聞くことで、より正確な診断が得られます。

2. **徹底的な清掃:** 部屋全体、特にクローゼットや収納スペースを徹底的に清掃します。掃除機だけでなく、湿らせた布で拭き掃除を行い、カビや菌を除去します。

3. **換気改善:** 24時間換気システムの点検・調整に加え、窓を開けて定期的に換気を行うことで、室内の空気を入れ替えます。

4. **除湿対策:** 梅雨や秋など、湿気の多い時期は除湿機を使用し、湿度を適切に管理します。また、部屋の湿度を下げるために、通気性の良い家具や収納を使用することも有効です。

5. **建材の調査:** ハウスメーカーに建材の種類や施工状況を詳しく説明してもらい、問題がないか確認します。必要に応じて、建材の交換を検討します。

6. **空気清浄機の活用:** 空気清浄機は臭いを除去する効果がありますが、臭いの原因を取り除かない限り、根本的な解決にはなりません。あくまで補助的な手段として活用しましょう。

7. **記録の保持:** 臭いの発生状況、行った対策、専門家とのやり取りなどを記録として残しておきましょう。今後の対応に役立ちます。

まとめ

原因不明の臭いは、生活の質を大きく低下させる深刻な問題です。ハウスメーカーとの適切なコミュニケーションを図りながら、専門家の力を借り、徹底的な調査と対策を行うことが重要です。諦めずに、一つずつ原因を特定し、解決していくことで、快適な住環境を取り戻せるはずです。

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