暗くて狭い部屋を快適空間に変える方法|6畳・7.5畳の北側部屋活用術

購入したマンションの部屋(真っ暗)の快適に過ごす方法を教えてください。 マンションを購入しました。 夫婦2人と1歳の子供です。 リビングは南向きですが、北側の6畳と7.5畳の部屋は一切日が当たりません。 タワーマンションなので窓はあるものの、一日中真っ暗で電気が必要です。 私は今まで真っ暗な部屋がある家に住んだことがないのですが、 この2部屋があまりに真っ暗であかりがないと何も見えないほど暗いので、 どうこの部屋を使ったらいいのかわかりません。 主人が気に入って買ったマンションなので文句言えませんが、 この2部屋で快適に過ごす方法があったら教えて下さい。 なんか今のままだとただの寝室、物置になりそうで・・。 リビングは17畳あります。 また、将来子供が成長したときにこの真っ暗な部屋を子供部屋にするのも なんか抵抗があります。 やっぱり子供部屋は明るい部屋がいいですよね・・。 真っ暗な部屋でも快適に過ごす方法、教えてください。

北向きの暗い部屋の活用方法:光と空間を最大限に活かす工夫

日当たりが悪い北向きの部屋は、確かに暗く感じやすく、活用方法に悩む方も多いでしょう。しかし、適切な工夫を加えることで、快適で魅力的な空間に変えることが可能です。この記事では、6畳と7.5畳の北向きの部屋を、寝室や子供部屋としてだけでなく、様々な用途で快適に使えるようにするための具体的な方法をご紹介します。

1. 照明計画:光を操り、空間を明るく

暗い部屋を明るく見せるためには、照明計画が非常に重要です。単一の照明ではなく、複数の光源を組み合わせることで、空間全体に均一に光を届けることができます。

  • メイン照明:天井照明は、全体を明るく照らす役割を果たします。LEDシーリングライトは、消費電力が少なく、明るさを調整できるものがおすすめです。昼白色を選ぶと、より明るく、作業しやすい空間になります。
  • 間接照明:壁や天井に光を反射させることで、柔らかく、広がり感のある空間を作ることができます。フロアスタンドや間接照明付きの家具などを活用しましょう。グレーの壁に白い間接照明を当てると、より明るく感じられます。
  • スポットライト:特定の場所を明るく照らすのに役立ちます。読書灯や、絵画などを飾る際に活用できます。ピンポイントで光を当てられるため、部屋の雰囲気作りにも効果的です。
  • 自然光を取り込む工夫:窓にミラーやリフレクターを設置することで、反射した光を室内に取り込むことができます。ブラインドやカーテンの色も重要です。明るい色のブラインドやカーテンは、光を反射して部屋を明るく見せます。グレーの部屋には、アイボリーやベージュのカーテンがおすすめです。

2. 色選び:空間の印象を大きく変える

色の選び方も、部屋の明るさに大きく影響します。暗い部屋では、明るい色を使うことで、空間を広く、明るく見せる効果があります。

  • 壁の色:白やアイボリー、オフホワイトなどの明るい色は、光を反射し、部屋を広く明るく見せます。グレーの壁は、落ち着いた雰囲気になりますが、光を吸収しやすいので、明るい色の家具や照明との組み合わせが重要です。
  • 床の色:明るい色の床材は、部屋全体を明るく見せる効果があります。グレーの床は、落ち着いた雰囲気を作り出しますが、家具の色とのバランスに注意が必要です。明るい色のラグを敷くことで、部屋の印象を変えることができます。
  • 家具の色:家具の色も、部屋の明るさに影響します。明るい色の家具は、部屋を広く明るく見せます。グレーの部屋には、白やベージュなどの明るい色の家具がおすすめです。ただし、全てを明るい色にするのではなく、アクセントとしてダークブラウンなどの濃い色の家具を配置することで、メリハリのある空間を作ることができます。

3. 収納術:空間を広く見せる工夫

収納を工夫することで、部屋を広く、すっきりとした印象にすることができます。

  • 壁面収納:壁面収納を活用することで、床面積を広く確保できます。収納棚やクローゼットを有効活用しましょう。グレーの壁面収納は、スタイリッシュな印象を与えます。
  • 多機能家具:収納と機能を兼ね備えた家具を選ぶことで、スペースを有効活用できます。ソファベッドや、収納付きベッドなどがおすすめです。
  • 目に見えない収納:収納ボックスやバスケットなどを活用して、散らかりやすい小物を収納することで、部屋をすっきり見せることができます。

4. 風水を取り入れる:運気を高める空間づくり

風水を取り入れることで、部屋の雰囲気を良くし、運気を高める効果が期待できます。

  • 鏡の配置:鏡は、光を反射して部屋を明るく見せるだけでなく、運気を高める効果があるとされています。ただし、鏡の向きには注意が必要です。玄関や窓に向けることで、良い気を呼び込む効果が期待できます。
  • 植物の配置:観葉植物を置くことで、部屋に活気を与え、リラックス効果も期待できます。ただし、植物の種類によっては、暗い部屋では枯れてしまう可能性があります。耐陰性の高い植物を選びましょう。
  • 間取りの工夫:風水では、部屋の配置や間取りも重要です。北側の部屋は、水回りに近いことが多いので、清潔さを保つことが大切です。定期的な掃除と換気を心がけましょう。

5. 子供部屋としての活用:安全と学習環境を重視

将来、子供部屋として使うことを考えると、安全で学習しやすい環境を作る必要があります。

  • 安全対策:家具の配置や、コンセントの位置などに注意し、子供が安全に過ごせるように配慮しましょう。コーナーガードなどを活用するのもおすすめです。
  • 学習スペース:机や椅子を配置し、子供が集中して勉強できるスペースを作りましょう。明るい色の机や椅子を選ぶと、学習意欲を高める効果が期待できます。
  • 収納スペース:子供の衣類や学用品を収納できるスペースを確保しましょう。子供にも使いやすいように、収納ボックスなどを活用しましょう。

専門家の意見:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田先生に、暗い部屋の活用方法についてアドバイスをいただきました。

「北向きの部屋は、光が少なく、どうしても暗く感じやすいですが、適切な照明計画と色使い、そして収納術を工夫することで、快適な空間を作ることができます。特に重要なのは、照明です。複数の光源を組み合わせ、明るさを調整できる照明器具を選ぶことで、様々なシーンに対応できる空間になります。また、壁や床の色は、光を反射する明るい色を選ぶことで、部屋を広く明るく見せる効果があります。収納についても、壁面収納などを活用することで、スペースを有効活用し、すっきりとした印象にすることができます。」

まとめ:暗い部屋も工夫次第で快適空間に

北向きの暗い部屋でも、適切な照明計画、色選び、収納術、そして風水を取り入れることで、快適で魅力的な空間に変えることができます。 諦めずに、様々な工夫を試してみて、あなたにとって最適な空間を作り上げてください。

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