暖かくなった季節のプランシュリンプ飼育:ペットボトル孵化器での増やし方と適温、孵化率向上のための完全ガイド

暖かくなった時のペットボトルなどの容器を使ったプラインシュリンプの増やし方を教えて下さい。おおよそ何℃くらいが適温ですか孵化しますか?また孵化器を使わない場合は塩水とエアレーションだけでしょうか?塩の割合とエアレーションの強さや位置や作った後の卵の殻や孵化しなかった卵と幼生の分け方も教えて欲しいです。

プランシュリンプの飼育:春の繁殖とペットボトル孵化器

プランシュリンプ(アルテミア)は、観賞魚やエビの稚魚の餌として人気が高い甲殻類です。暖かくなった春は、プランシュリンプの増殖に最適な季節です。ペットボトルなどの手軽な容器を使って、効率的に増やす方法を詳しく解説します。

最適な水温と孵化条件

水温と孵化率

プランシュリンプの孵化には、25~30℃の水温が最適です。この温度帯では、孵化率が高く、幼生も元気に成長します。水温が低すぎると孵化が遅くなったり、孵化率が低下したりします。逆に、水温が高すぎると、幼生の死亡率が高まる可能性があります。そのため、温度計を使って水温を常にチェックすることが重要です。

孵化期間

水温が適切であれば、通常、24~48時間で孵化が始まります。全ての卵が孵化するまでには、3~4日程度かかることもあります。

ペットボトル孵化器の作成と使用方法

材料

* 2リットルのペットボトル(空のものを用意します)
* エアーポンプ
* エアーチューブ
* エアーストーン
* 塩(粗塩がおすすめ)
* プランシュリンプの卵

手順

1. ペットボトルの準備:ペットボトルの上部を切り取り、底の部分だけを使用します。
2. エアレーションシステムの設置:エアーチューブをエアーポンプに接続し、エアーストーンをペットボトル内に設置します。エアーストーンは、底から約2~3cm上に設置するのが理想的です。これにより、底に卵が溜まるのを防ぎ、酸素供給を均一に行えます。
3. 塩水の調製:ペットボトルに約1リットルの水を入れ、30g程度の粗塩を溶かします。塩分濃度は、約3%が目安です。塩の量は、使用する水の量に合わせて調整してください。正確な塩分濃度を測るには、比重計を使用することをおすすめします。
4. 卵の投入:塩水が完全に溶けたら、プランシュリンプの卵を投入します。卵の量は、ペットボトルの大きさや孵化させる数に合わせて調整してください。多すぎると孵化率が低下する可能性があります。
5. エアレーション開始:エアーポンプを起動し、エアレーションを開始します。エアレーションは、弱め~中程度が理想的です。強すぎると卵が舞い上がり、孵化率が低下する可能性があります。
6. 光の管理:直射日光を避け、明るい場所に設置します。

孵化後の管理と選別

孵化後の管理

孵化したプランシュリンプの幼生は、ゾエアと呼ばれます。ゾエアは、非常に小さく、肉眼では確認しづらい場合があります。孵化後、数日間は、毎日水質をチェックし、必要に応じて水換えを行うことが重要です。水換えの際は、ゆっくりと行い、幼生にストレスを与えないように注意しましょう。

卵の殻や未孵化卵、幼生の選別

孵化後、ペットボトルの中には、卵の殻や孵化しなかった卵、幼生が混在しています。これらの選別は、目の細かいネットを使用するのが効果的です。幼生は、非常に小さく、簡単に流れ出てしまうため、慎重な作業が必要です。選別作業は、明るい場所で行うと、幼生を見つけやすくなります。

孵化器を使わない場合

孵化器を使わない場合は、浅い容器に塩水とプランシュリンプの卵を入れ、エアレーションを行う方法が一般的です。この場合、水面が広く、浅い容器を使用することで、酸素供給が効率的に行われます。また、容器の底に卵が溜まらないように、定期的に容器を揺らしたり、エアレーションの強さを調整したりする必要があります。

専門家のアドバイス

アクアリストとして長年活動している経験から、プランシュリンプの孵化においては、水質の安定が最も重要です。塩分濃度や水温の管理はもちろんのこと、水の清潔さにも気を配りましょう。定期的な水換えと、フィルターの使用も効果的です。

まとめ

プランシュリンプの飼育は、適切な環境と管理によって成功率を高めることができます。この記事で紹介した方法を参考に、たくさんのプランシュリンプを孵化させて、観賞魚の稚魚飼育などに役立ててください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)