普段の掃除もできないのに大掃除…整理整頓が苦手なあなたへ贈る、効果的な片付け&収納術

普段の掃除もできてないのに大掃除・・・掃除というか、整理整頓が苦手です。なかなか物が捨てられない性格です。捨てるぐらいならオークションに出そうと思うのですが、出品作業も効率よくできません。2階は4部屋あるのですが、2部屋は物置状態です。廊下も物がいっぱいです。もう2部屋は夫婦の寝室と子供の寝室ですが、どちらの部屋もベッド以外のスペースはダンボールと衣装ケースが積んであって通り道が1本あるだけです。はっきり言って、どこに何があるのかわかりません。捨てるものはほとんどありません。結局詰め込んで積むだけなのですが、わかりやすい分類方法、探しやすい片づけ方、良い方法を教えてください。1階は一応普通に生活できるように片づけていますが、2階は家族以外立ち入り禁止区域です。大掃除、1階だけを人並みに大掃除するか、1階よりも、まず2階の寝室の荷物を物置部屋に移動するべきか、迷っています。どっちをやったらいいと思いますか?

まずは現状把握から!あなたの家の「問題点」を明確に

整理整頓が苦手で、物が捨てられない、オークション出品も効率化できない…といったお悩みを抱えているとのこと。まずは、現状を把握し、問題点を明確にすることから始めましょう。ご自宅の状況を伺うと、2階が特に深刻な状態のようです。1階は生活できる状態とのことですが、2階は物置状態の部屋が2部屋、寝室2部屋もダンボールと衣装ケースで埋め尽くされ、通路が確保されている程度とのこと。これは、生活空間というよりも、もはや倉庫状態と言えるでしょう。

問題点の整理

* **収納スペースの不足:** 物が多いのに対し、収納スペースが圧倒的に不足している。
* **分類・整理の不足:** 物の場所が分からず、探し物に時間がかかっている。
* **捨てる決断の困難さ:** 不要な物を処分することができない。
* **オークション出品の非効率性:** 出品作業に時間がかかり、負担になっている。
* **心理的な抵抗:** 2階への立ち入りを制限していることから、現状の片付けに心理的な抵抗がある。

大掃除の前に!「捨てる」「しまう」「整理する」の3ステップで段階的に片付けを進めよう

いきなり大掃除に取り組むのではなく、まずは「捨てる」「しまう」「整理する」の3ステップで段階的に片付けを進めていきましょう。

ステップ1:徹底的な断捨離で不要な物を減らす

「捨てる」ことが最も重要です。オークション出品にこだわらず、以下の基準で不要な物を処分しましょう。

* **1年以上使っていないもの:** 本当に必要かどうか、もう一度よく考えてみましょう。
* **壊れていて修理する予定のないもの:** 修理する意思がないなら、処分しましょう。
* **複数ある同じもの:** 本当に必要な数だけ残し、余剰分は処分しましょう。
* **いつか使うかもしれないもの:** 「いつか」は来ません。使わないものは処分しましょう。
* **もらったけど使っていないもの:** 感謝の気持ちは忘れずに、気持ちよく処分しましょう。

処分方法としては、リサイクルショップ、不用品回収業者、自治体の粗大ごみ回収などを検討しましょう。オークション出品は、時間と労力を要するため、優先順位は低く設定することをおすすめします。

ステップ2:残った物を適切な場所に「しまう」

不要な物を処分したら、残った物を適切な場所に収納します。

* **収納場所の確保:** クローゼット、押入れ、棚などを有効活用しましょう。
* **収納用品の活用:** 収納ボックス、ケースなどを活用して、物を整理整頓しましょう。
* **ラベリング:** 収納ボックスなどにラベルを貼ることで、どこに何があるか一目瞭然になります。
* **垂直収納:** スペースを有効活用するために、垂直収納を心がけましょう。

ステップ3:物を「整理する」ことで、探しやすく使いやすい状態を作る

収納場所が決まったら、物を整理します。

* **カテゴリー分け:** 種類ごとに分けて収納しましょう。
* **頻度別収納:** よく使うものは手の届く場所に、使わないものは奥に収納しましょう。
* **定位置を決める:** 全ての物に定位置を決めて、使った後は必ず元の場所に戻しましょう。
* **定期的な見直し:** 定期的に収納を見直し、不要な物を処分しましょう。

2階片付けの優先順位:寝室の荷物を物置部屋に移動する方が先

大掃除の前に、まず2階の寝室の荷物を物置部屋に移動することをおすすめします。1階は生活空間として機能しているので、まずは居住空間の快適性を確保することが重要です。寝室の荷物を移動することで、寝室の空間を確保し、生活の質を向上させることができます。その後、物置部屋の整理に取り組む方が、効率的です。

具体的な片付け手順と時間管理

片付けは、一気にやろうとせず、少しずつ進めることが大切です。例えば、週末に数時間ずつ、特定のエリアに集中して片付けを進めていく方法が効果的です。

1週間の片付けプラン例

* **月曜日:** 寝室の不要な物を分別する(捨てるもの、しまうもの、整理するもの)
* **火曜日:** 寝室の不要な物を処分する
* **水曜日:** 寝室の物を整理し、収納する
* **木曜日:** 物置部屋の不要な物を分別する
* **金曜日:** 物置部屋の不要な物を処分する
* **土曜日:** 物置部屋の物を整理し、収納する
* **日曜日:** 1階の掃除

専門家のアドバイス:整理収納アドバイザーの視点

整理収納アドバイザーの視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。

* **「捨てる」ことに罪悪感を感じないでください。** 物は、使わなければただの荷物です。
* **完璧を求めないでください。** 少しずつでも片付いていけば、それで十分です。
* **家族と協力してください。** 家族全員で片付けに取り組むことで、モチベーションを維持できます。
* **自分にとって心地良い空間を創造しましょう。** 片付けは、自分自身の心を整える作業でもあります。

まとめ:小さな一歩から始めよう

整理整頓は、一朝一夕でできるものではありません。焦らず、少しずつ進めていくことが大切です。今回ご紹介したステップを参考に、快適な住空間を実現してください。

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