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昭和36年築UR賃貸マンションでの快適な生活:具体的な解決策
昭和36年築のUR賃貸マンションに入居されたとのこと、おめでとうございます!築年数の経った物件ならではの課題もあるかと思いますが、適切な対策で快適な生活空間を築くことが可能です。以下、ご質問への回答と具体的なアドバイスをさせていただきます。
①浴室:スノコ選びと床冷え対策
浴室の床冷え対策には、スノコが効果的です。 ご質問にあるように、桐などの木製スノコと発泡スノコの併用がおすすめです。
木製スノコと発泡スノコ併用のメリット
* 木製スノコ:通気性が良く、水はけも良好。天然木の温かみも感じられます。ただし、水分を吸収しやすく、カビが発生しやすいというデメリットも。
* 発泡スノコ:軽量で、水はけが良い。カビにも比較的強い素材です。しかし、木製スノコに比べて通気性は劣ります。
この2種類を組み合わせることで、それぞれのメリットを活かし、デメリットを軽減できます。木製スノコの上に発泡スノコを置くことで、木製スノコへの水分吸収を抑え、カビの発生リスクを低減できます。 さらに、発泡スノコはクッション性も高く、足への負担も軽減します。
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スノコ選びと設置方法のポイント
* 素材:防カビ加工が施された木製スノコや、抗菌・防カビ効果のある樹脂製スノコを選ぶとより安心です。
* サイズ:浴室のサイズに合ったものを選びましょう。大きすぎると邪魔になり、小さすぎると効果が薄れてしまいます。
* 設置:スノコは浴室の床全体に敷くのではなく、必要な部分にだけ敷くのがおすすめです。 例えば、浴槽から出る際に足が濡れる部分などに敷くのが効果的です。
* 乾燥:使用後は必ず乾燥させましょう。浴室乾燥機能があれば活用し、なければ風通しの良い場所に立てかけて乾燥させます。
②浴室のカビ対策と換気
換気扇がない浴室でのカビ対策は重要です。窓を開けて換気することは効果的ですが、害虫の侵入も懸念されます。
効果的な換気と害虫対策
* 網戸の設置:URに相談し、網戸の設置が可能かどうか確認してみましょう。設置費用は自己負担となる可能性が高いですが、害虫対策には非常に有効です。
* 換気扇の設置:費用はかかりますが、換気扇の設置も検討しましょう。URに相談し、設置の可否や費用について確認してください。
* 浴室乾燥機:浴室乾燥機付きの換気扇への交換も検討できます。
* 窓の工夫:窓を開ける際は、小さな隙間を開けるなど、換気をしながらも害虫の侵入を防ぐ工夫をしましょう。
* 防虫対策:ゴキブリなどの害虫対策として、市販のゴキブリ駆除剤などを適切に使用しましょう。
* 定期的な清掃:浴室はこまめに清掃し、カビの発生を防ぎましょう。カビ取り剤などを活用し、特に目地部分の清掃を徹底しましょう。
* 防カビ剤:定期的に「おふろの防カビくん煙剤」などの防カビ剤を使用するのも効果的です。
③トイレ:便座カバー・便座交換
便座しかないトイレは、確かに気になる点です。
便座カバー以外の選択肢
* 蓋付き便座への交換:最も効果的な解決策です。URに相談し、交換の可否や費用について確認しましょう。交換が難しい場合は、DIYで取り付け可能な蓋付き便座も販売されています。
* 暖房便座・温水洗浄便座への交換:コンセントがあるとのことなので、暖房便座や温水洗浄便座への交換も検討できます。快適性も向上します。ただし、交換費用は高額になる可能性があります。
* 便座カバー:現状維持で、より清潔感のある便座カバーを使用するのも良いでしょう。抗菌・防臭効果のあるカバーを選ぶと安心です。
専門家のアドバイス
古い物件でのリフォームや修繕は、専門家の意見を聞くことが重要です。URの担当者や、信頼できるリフォーム業者に相談し、最適な方法を検討しましょう。
まとめ
昭和36年築のUR賃貸マンションでの快適な生活は、適切な対策と工夫で実現可能です。 今回ご紹介した内容を参考に、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選んでください。 そして、迷った時は、専門家への相談を忘れずに!