昭和レトロな鉄骨造住宅に潜むスズメバチ問題:駆除と予防策

昭和44年頃に建てた鉄骨の建物が離れにあります。長いこと住んでませんでしたが久しぶりに6年前頃から住むようになりました。毎年、4月から6月にかけて、スズメバチが部屋の中に2匹入っており・・・戸は閉めきっているのに・・・今年は、今で4匹も部屋の中で、飛んでいました。だいぶ、弱っているらしく1匹はすでに死んでました。壁の間にでも巣があるのではと・・・どこも穴も空いていないし。ちなみに、田舎で家の周りは木ばかりです。怖くてその部屋では寝れません。診断してもらうとか・・・どこに相談すればいいでしょうか?以前、テレビでハチの診断士がいて聴診器みたいなものをもって診断されて洗面所の壁の間にびっくりするぐらいの巣を発見されてました。アドバイスよろしくお願いします。

スズメバチの侵入経路と巣の発見

昭和44年築の鉄骨造住宅、しかも田舎で周囲を木々に囲まれた環境では、スズメバチの侵入リスクは高まります。 戸を閉めきっていても、小さな隙間から侵入したり、換気扇や通気口から入り込む可能性があります。 壁の中などに巣を作っている可能性も高いです。 テレビで見たような専門家による診断は有効な手段です。

侵入経路の特定

まず、スズメバチが侵入している可能性のある場所を徹底的に調べましょう。

  • 窓枠の隙間:窓枠と壁の隙間、サッシの劣化による隙間など。
  • ドアの隙間:ドアと枠の隙間、下部の隙間など。
  • 換気扇や通気口:フィルターの隙間、通気口自体に穴がないか確認。
  • 屋根裏や床下:点検口から確認、もしくは専門業者に依頼。
  • 配管の貫通部:壁や天井を貫通している配管の周囲。

これらの箇所を丁寧にチェックし、隙間があれば、コーキング剤などで塞ぎましょう。 特に、古い建物では経年劣化による隙間が多く存在する可能性が高いです。

巣の発見方法と専門家への相談

ご自身で巣を発見するのは危険ですので、専門家への相談が最優先です。 ハチの駆除業者や、自治体の害虫駆除相談窓口に連絡しましょう。 専門家は、特殊な機器を用いて壁の中や天井裏などを調査し、巣の有無や位置を特定できます。 聴診器のような機器を使うことで、壁の中の蜂の活動音から巣の位置を特定することも可能です。

スズメバチ駆除と予防策

スズメバチの駆除は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。 素人が駆除を試みると、刺される危険性が高く、最悪の場合、アナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。

専門業者への依頼

駆除業者を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 経験と実績:スズメバチ駆除の実績が豊富で、対応エリアに含まれている業者を選びましょう。
  • 料金:見積もりを複数社から取り、料金体系を比較しましょう。 料金だけでなく、駆除方法や保証なども確認しましょう。
  • 対応時間:緊急性の高い場合、迅速に対応してくれる業者を選びましょう。
  • アフターサービス:駆除後の保証や、再発防止策のアドバイスがある業者を選びましょう。

インターネット検索や、自治体の相談窓口などで、信頼できる業者を探しましょう。

予防策

駆除と並行して、再発防止のための予防策も重要です。

  • 建物の点検と修繕:スズメバチの侵入経路になりうる隙間をすべて塞ぎましょう。 窓枠、ドア枠、換気扇、通気口などを点検し、必要に応じてコーキング剤などで補修します。 古い建物では、定期的な点検と修繕が不可欠です。
  • 周囲の環境整備:家の周囲に巣を作られやすい場所がないか確認しましょう。 不要な木材や草木を整理し、ゴミを放置しないようにします。 また、甘い香りのするものはスズメバチを引き寄せるため、注意が必要です。
  • 殺虫剤の使用:巣の発見が難しい場合、予防として殺虫剤を使用することもできます。 しかし、殺虫剤の使用は専門家の指示に従い、安全に配慮して行う必要があります。
  • 定期的な点検:春から秋にかけては、定期的に建物を点検し、スズメバチの巣を発見したら、すぐに専門業者に連絡しましょう。

特に、古い建物は隙間が多く、スズメバチが侵入しやすいので、定期的な点検と予防策が重要です。

まとめ:安心安全な住環境を取り戻すために

昭和レトロな建物の魅力を保ちつつ、スズメバチ問題を解決するためには、専門家の力を借りることが不可欠です。 早めの対応と適切な予防策で、安心して暮らせる住環境を取り戻しましょう。 今回の経験を踏まえ、定期的な建物のメンテナンスと害虫対策を心がけることで、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。 安全第一で、専門家と相談しながら、最適な解決策を見つけてください。

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