春の叙勲祝賀と悪質な商法への対処法:贈答品と請求書への対応

春の叙勲で勲章を授章した祖父宛に皇居の本と35000円の請求書と振込用紙が届きました。 もちろん支払うようなことはしていません。 お金を支払っていない場合でもクーリングオフした方がいいのでしょうか? また報道出版協会というところから送られてきたのですが、住所を調べるとマンションで協会の名前すらヒットしませんでした。 このような場合でクーリングオフするとすればどこに送付したらいいのでしょうか? 今回は事前に電話にて連絡がきているようで、いらないと話したが送るからとにかく見て、購入するか判断してほしいと言われたそうです。今日到着したのですが、請求書にかかれていた住所に送り返したところで本当の送り主に戻る可能性は少なくマンションの部屋番号がわからない為戻ってくるのが目にみえています。 どうしたらいいでしょうか?補足今送りつけてきた業者の方と電話で話すことができました。 引き取ってほしい旨伝えると送り返してほしいとのことでした。こちらとしては着払いでの送付以外対応しない旨話すと少しもめてしまいました。もちろん着払いで送るつもりですが問題ないでしょうか?また着払いでの荷物を受け取り拒否された場合はどうなりますか?

悪質な勧誘商法の可能性

ご祖父様の叙勲を祝う名目で送られてきた書籍と請求書ですが、これは悪質な勧誘商法の可能性が高いです。皇居や叙勲といった格式高いイベントに便乗し、高齢者をターゲットにした巧妙な手口です。「報道出版協会」という名称も、実在する団体とは異なる可能性があり、架空の団体である可能性も考慮しなければなりません。 住所がマンションの一室で、協会名も検索にヒットしないという点も、その疑いを強めます。

クーリングオフは適用されない可能性

クーリングオフは、訪問販売や電話勧誘販売など、特定の販売方法で契約した場合に適用される制度です。今回のケースでは、事前に電話で断っているにも関わらず、一方的に商品が送られてきた状況です。契約自体が成立していない可能性が高いため、クーリングオフは適用されません。 重要なのは、契約を結んでいないことを明確に示すことです。

着払いでの返送が最善策

現状、相手方と電話で連絡が取れているとのことですので、着払いで商品を返送するのが最も適切な対応です。相手方が着払いの受け取りを拒否した場合でも、発送した事実を証明できるよう、発送伝票の控えを必ず保管しておきましょう。

着払いの返送方法と注意点

着払いで返送する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 確実に配達されるように、追跡可能な配送方法を選択する(例:宅急便など)。
  • 送り状には、送り主としてご自身の氏名と住所、電話番号を明記する。受取人が不明な場合でも、荷物が確実に返送されるようにするためです。
  • 商品を丁寧に梱包する。破損を防ぎ、相手方に不当なクレームを付けられないようにするためです。
  • 発送前に、写真や動画で商品の状態を記録しておく。万が一、紛失や破損があった場合の証拠として役立ちます。

着払いを受け取り拒否された場合

相手方が着払いを拒否した場合、荷物は一定期間保管された後、差出人であるご自宅に返送されます。 この場合、送料はご負担することになりますが、契約が成立していないことを明確に示す証拠として、この事実を記録しておきましょう。

消費者センターへの相談

相手方が着払いを拒否したり、その後も執拗な勧誘を続けてきたりする場合は、最寄りの消費者センターに相談しましょう。消費者センターは、悪質な勧誘商法に関する相談を受け付けており、適切なアドバイスや解決策を提供してくれます。

今後の対応と予防策

今回の件を教訓に、今後の対応と予防策として以下の点を心がけましょう。

  • 電話勧誘には、安易に応じない。相手方の身分をしっかり確認し、必要に応じて電話を切ることをためらわないようにしましょう。
  • 知らない相手からの郵便物には、安易に開封しない。開封前に、送り主を確認し、不審な点があれば、開封せずに最寄りの警察署に相談しましょう。
  • 高齢者の親族は、悪質な勧誘商法の手口について理解を深め、注意喚起を行う。高齢者は、巧妙な手口に騙されやすい傾向があるため、常に注意が必要です。
  • 家族や友人など、信頼できる人に相談する。一人で悩まず、周囲の人々に相談することで、適切な対応策を見つけることができます。

専門家の意見

弁護士や司法書士などの専門家に相談することで、より確実な解決策を得ることができます。特に、相手方から法的措置を取られた場合などは、専門家のアドバイスが必要不可欠です。

インテリアとの関連付け

今回のケースはインテリアとは直接関係ありませんが、高齢者の安全を守るという点で、インテリア選びにも通じる部分があります。例えば、高齢者が安全に暮らせるように、滑りにくい床材を選んだり、手すりを設置したりするなど、安全性を考慮したインテリア選びが重要です。 また、高齢者が安心して暮らせる空間づくりは、家族の愛情と責任の表れと言えるでしょう。

まとめ

今回のケースは、悪質な勧誘商法の典型例です。着払いで商品を返送し、その後も問題が続く場合は、消費者センターや専門家に相談しましょう。 ご祖父様の叙勲を心からお祝いするとともに、このような悪質な商法に惑わされないよう、十分に注意しましょう。

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