日陰でも大丈夫!30cm程度の観葉植物選びと育て方ガイド

部屋に観葉植物を置こうと思っています。陽にほとんど当たらない場所に置く予定なのですが、観葉植物の中で日に当たらなくても比較的大丈夫なのはどれでしょうか?大きさは30センチくらいです。

日陰に強い観葉植物:種類と選び方

陽の光がほとんど当たらない場所に観葉植物を置く場合、光合成に必要な光量が不足するため、日陰に強い種類を選ぶことが重要です。30cm程度の大きさで、比較的日陰に強い観葉植物には、以下の種類がおすすめです。

1. ポトス

ポトスは非常に育てやすく、日陰にも強い人気の観葉植物です。耐陰性が高いため、直射日光が当たらない場所でも十分に育ちます。ツル性の植物なので、ハンギングバスケットや棚などに吊るして飾ると、空間を緑豊かに演出できます。また、水やりを控えめにすることで、根腐れを防ぐことも可能です。

2. アグラオネマ

アグラオネマは、光沢のある葉が美しい観葉植物です。様々な品種があり、葉の色や模様も豊富なので、インテリアに合わせて選ぶことができます。比較的耐陰性が高く、日陰でも元気に育ちますが、全く光が当たらない場所は避け、間接光が当たる場所に置くのが理想的です。

3. セラギネラ

セラギネラは、シダ植物の一種で、繊細な葉が魅力です。比較的耐陰性が高く、湿った環境を好みます。乾燥に弱いので、こまめな霧吹きで湿度を保つことが大切です。吊り下げて飾ったり、テラリウムなどに入れて育てるのもおすすめです。

4. スパイダープラント(クモラン)

スパイダープラントは、子株をたくさん出すことから、クモランという別名もあります。耐陰性が高く、丈夫で育てやすいのが特徴です。比較的乾燥にも強いので、水やりの頻度を調整することで、初心者でも簡単に育てることができます。

5. ザミア

ザミアは、ソテツ科の植物で、独特のフォルムが魅力です。成長が遅く、比較的丈夫で育てやすいです。耐陰性も高く、日陰でも問題なく育ちます。ただし、寒さには弱いので、冬場は室内で管理する必要があります。

日陰でも観葉植物を元気に育てるためのポイント

日陰に強い観葉植物を選んだとしても、適切な管理をしないと枯れてしまう可能性があります。以下に、日陰で観葉植物を元気に育てるためのポイントを紹介します。

1. 場所選び

できるだけ明るい日陰を選びましょう。直射日光は避け、窓から少し離れた場所や、カーテン越しの光が当たる場所に置くのが理想的です。北向きの窓辺なども適しています。

2. 水やり

土の表面が乾いてから、たっぷりと水やりをします。ただし、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。根腐れの原因となるためです。冬場は水やりの頻度を減らしましょう。

3. 湿度

乾燥した環境は、観葉植物の生育を阻害します。特にセラギネラなどは、湿度を保つことが大切です。霧吹きで葉に水を吹きかけたり、加湿器を使用したりするのも効果的です。

4. 鉢選び

通気性の良い鉢を選びましょう。プラスチック製の鉢は、通気性が悪いので、素焼きの鉢を使用するのも良いでしょう。鉢底に穴が開いていることを確認しましょう。

5. 肥料

生育期(春~秋)には、観葉植物用の液体肥料を月に1~2回与えましょう。冬場は肥料を与えなくても大丈夫です。

6. 病害虫の予防

定期的に葉の裏側などをチェックし、病害虫が発生していないか確認しましょう。早期発見が、被害を最小限に抑えることに繋がります。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターである〇〇(仮名)氏によると、「観葉植物は、部屋に緑を取り入れることで、リラックス効果や癒し効果をもたらし、空間の雰囲気を大きく変えることができます。日陰でも育つ種類を選ぶことで、どんな部屋にも緑を取り入れることが可能です。植物選びだけでなく、鉢や置き場所にもこだわると、よりインテリアに調和した空間を演出できます。」とのことです。

まとめ

日陰でも育つ観葉植物はたくさんあります。適切な種類を選び、適切な管理をすることで、どんな部屋でも緑豊かな空間を演出できます。この記事を参考に、あなたのお部屋にぴったりの観葉植物を見つけてみてください。

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