日陰でも大丈夫!東・北向きの部屋に最適な観葉植物選び

観葉植物が欲しいのですが、部屋の窓が東と北向き&冬になるとほぼ毎日雪で日当たりがとても悪いです。日当たりが悪くても育つ、手入れに手間がかからない観葉植物がありましたら教えていただきたいです。補足です。シュガーバインみたいな、小さな葉のものがかわいくて好きです!部屋が広くないので、サイズは小さめのほうがよいです。

北向き・東向きの部屋でも育つ観葉植物の選び方

北向きや東向きの部屋は、日照時間が短く、冬場は特に光が不足しがちです。そのため、観葉植物を選ぶ際には、耐陰性(日陰に強い性質)が重要なポイントになります。 また、質問者様のように、小さめの葉で手入れが簡単な植物をお探しとのことですので、それらを考慮した観葉植物をご紹介していきます。

耐陰性が高い観葉植物の特徴

耐陰性が高い観葉植物は、直射日光を必要とせず、間接光でも十分に生育できます。葉の色が濃い緑色をしているものや、葉が厚みのあるものは、一般的に耐陰性が高い傾向にあります。ただし、全く光が当たらない場所では生育できませんので、できるだけ明るい場所に置くことが重要です。

おすすめ観葉植物5選

それでは、質問者様の条件に合う、おすすめの観葉植物を5種類ご紹介します。

  • ポトス:非常に耐陰性が高く、育てやすいことで人気です。ツル性なので、ハンギングプランターや棚に飾ると、空間を有効活用できます。小さな葉の種類も多く、シュガーバインのような雰囲気もあります。
  • アイビー:ポトスと同様に耐陰性が高く、様々な種類があります。ツル性で、壁掛けやハンギングにも適しています。葉の形状も様々なので、お好みのものを選べます。
  • オリヅルラン:小型で育てやすく、ランナー(匍匐茎)を出して増えるので、どんどん増えていく様子を楽しむことができます。葉は細長く、緑色の他に斑入りの品種もあります。
  • ペペロミア:種類が豊富で、葉の形や色が様々です。コンパクトなサイズで、置き場所を選びません。乾燥にも比較的強いので、水やりを忘れがちな方にもおすすめです。
  • セローム:やや大きくなりますが、耐陰性も高く、存在感のある観葉植物です。特徴的な葉の形が魅力的で、インテリアのアクセントになります。ただし、他の植物に比べてやや大きくなるため、部屋の広さを考慮して選びましょう。

観葉植物の手入れ方法

日当たりの悪い場所でも育つ観葉植物を選んだとしても、適切な手入れをしないと枯れてしまう可能性があります。ここでは、観葉植物を元気に育てるためのポイントをご紹介します。

水やり

水やりの頻度は、季節や植物の種類、鉢の大きさ、土の状態によって異なります。土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。冬場は生育が緩慢になるため、水やりの頻度を減らしましょう。鉢皿に溜まった水は必ず捨てるようにしましょう。

肥料

生育期(春~秋)は、月に1~2回、液体肥料を与えましょう。冬場は肥料を与えなくても大丈夫です。肥料を与えすぎると根を傷める可能性があるので、注意が必要です。

置き場所

東向きや北向きの部屋では、できるだけ窓際に置くことで、光を最大限に利用できます。ただし、直射日光に当てると葉焼けを起こす可能性があるので、カーテンなどで遮光しましょう。

その他

葉の掃除や、枯れた葉を取り除くなどの簡単な手入れも忘れずに行いましょう。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターである山田花子氏に、日陰でも育つ観葉植物の選び方についてアドバイスをいただきました。

「北向きや東向きの部屋では、植物の生育に適した環境を作る工夫が必要です。光が不足しがちなため、人工照明を補助的に使用することも効果的です。また、植物の種類だけでなく、鉢の種類やサイズも生育に影響します。通気性の良い鉢を選び、根詰まりを防ぐために、定期的に植え替えを行うことも大切です。さらに、植物の状態をよく観察し、適切な水やりや肥料の管理を行うことが、健康な生育に繋がります。」

まとめ

日当たりの悪い部屋でも、適切な植物を選び、適切な手入れをすることで、観葉植物を育てることは可能です。今回ご紹介した観葉植物を参考に、お部屋に緑を取り入れて、癒やしの空間を演出してみてはいかがでしょうか。

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