日当たりの良い寝室にサンルーム設置!洗濯物干し場としての活用と注意点

サンルームを物干し場にお使いの方に質問です。寝室の南側(日当たり良好)にサンルームをつくる予定です。120センチ×300センチくらいの広さで考えています。用途は洗濯物干場です。1.サンルームの風通しはどのようにしたらよいでしょうか?(窓なり折り戸なりいろいろありますが、どれがよいでしょうか?)2.サンルームをつくると、寝室の風通しがどうなるか、気になります。物干し場として利用すると、寝室の通風はかなり阻害されるのでしょうか?3.サンルーム設置に当たって、考えた方がよいことを教えてください。以上の質問は、見積もりしている業者さんにも尋ねていますが、みなさんのご経験など教えていただけると助かります。よろしくお願いします。

サンルームの風通しを確保する方法

サンルームを快適な洗濯物干し場にするためには、風通しの確保が非常に重要です。120cm×300cmのサンルームでは、窓やドアの配置と種類を適切に選ぶことで、効率的な換気を実現できます。

窓の種類と選び方

サンルームの窓には、様々な種類があります。それぞれの特徴を理解し、目的に合ったものを選びましょう。

  • FIX窓: 開閉できない窓ですが、採光性に優れ、シンプルなデザインです。風通しは期待できませんが、採光を重視するなら有効です。ただし、サンルームでは換気が重要なので、FIX窓のみの設置は避け、他の開閉可能な窓と組み合わせることをおすすめします。
  • 上げ下げ窓: 上下方向に開閉する窓です。比較的安価で、操作も簡単です。サンルームの上部に設置することで、上からの換気が期待できます。ただし、開閉範囲が限られるため、十分な換気には他の窓と組み合わせる必要があります。
  • 横滑り窓: 横方向にスライドして開閉する窓です。開口部が大きく取れるため、効率的な換気が可能です。ただし、防犯面では少し劣る可能性があります。
  • 開き窓: 外側に開く窓です。開口部が大きく、風通しが良好です。ただし、開閉時にスペースが必要になります。サンルームのサイズを考慮して、設置場所を選びましょう。
  • 折りたたみ窓: 窓を折りたたんで開閉する窓です。開口部を大きく確保でき、風通しも良好です。ただし、価格はやや高めです。

おすすめは、横滑り窓と開き窓の組み合わせです。 横滑り窓で広い開口部を作り、開き窓で風を効率的に循環させることができます。さらに、天井付近にも小さな窓を設置することで、より効果的な換気が期待できます。

ドアの種類と選び方

サンルームへの出入りをスムーズにするために、ドアも重要な要素です。

  • 開き戸: 一般的なドアで、開閉が容易です。ただし、開閉時にスペースが必要になります。
  • 引き戸: スペースを節約できるドアです。開閉がスムーズで、サンルームのスペースを有効活用できます。
  • 折りたたみ戸: ドアを折りたたんで開閉するドアです。開口部を大きく確保でき、風通しも良好です。ただし、価格はやや高めです。

サンルームのサイズを考慮し、スペースを有効活用できる引き戸がおすすめです。 ただし、頻繁に洗濯物を出し入れする場合は、開口部が広い折りたたみ戸も検討してみましょう。

サンルームと寝室の風通し

サンルームを設置することで、寝室の風通しが阻害される可能性があります。しかし、適切な換気設計を行うことで、この問題を軽減できます。

寝室の風通しを確保するための工夫

  • サンルームと寝室の間に窓を設置する: サンルームと寝室の間に窓を設置することで、空気の循環を促し、寝室への風通しの悪化を防ぐことができます。窓は、開閉可能なものを選びましょう。
  • サンルームに換気扇を設置する: サンルーム内に換気扇を設置することで、湿気を排出することができます。特に、雨の日や洗濯物をたくさん干す際には効果的です。浴室用の換気扇のような高性能なものを選ぶと、より効果的です。
  • 寝室の窓を大きくする: 寝室の窓を大きくすることで、空気の流通量を増やし、風通しの悪化を軽減することができます。
  • サンルームのドアを開放する: サンルームのドアを開放することで、サンルームと寝室の間に空気の流れを作り、風通しを改善することができます。ただし、防犯面には注意が必要です。

サンルーム設置における注意点

サンルームを設置する際には、いくつかの点に注意する必要があります。

専門家への相談

サンルームの設置は、専門業者に依頼することを強くおすすめします。専門業者は、適切な設計・施工を行い、問題の発生を防ぐことができます。見積もりを依頼する際には、風通しや寝室への影響についても相談しましょう。

日射対策

南向きのサンルームは、日射が強くなる可能性があります。夏場の暑さ対策として、遮熱フィルムや遮光カーテンなどを検討しましょう。

結露対策

サンルームは、結露が発生しやすい場所です。換気を十分に行い、湿気をこもらせないように注意しましょう。また、断熱性能の高い窓を選ぶことも効果的です。

耐震性

サンルームは、地震で倒壊する可能性があります。耐震性の高い構造にする必要があるため、専門業者に相談して適切な設計・施工を依頼しましょう。

コスト

サンルームの設置費用は、サイズや仕様によって大きく異なります。事前に予算を立て、業者に見積もりを依頼して比較検討しましょう。

まとめ

サンルームを快適な洗濯物干し場として活用するためには、風通しを確保するための適切な窓やドア選び、寝室への影響を軽減するための工夫、そして専門家への相談が不可欠です。本記事で紹介したポイントを参考に、快適なサンルームを実現してください。

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