日当たりの悪い部屋は本当に最悪?2物件比較と快適な住まい選び

日当たりの悪い部屋は、最悪? 引越を控え、2物件で悩んでいます。皆さんなら、どちらに住みますか?その理由も教えて下さい! ① 家賃が予算内、広さも適当、築浅、設備がすべて希望以上に良い 難点:ベランダ(北東)の前が、ビルの裏側のコンクリートの壁で、日当たりが非常に悪く、ほとんど日が差さない。4階なので、虫が心配 ② 十分すぎる広さ、南向きで明るい、ベランダ前は、立駐なので除かれる心配なし、フルリノベーション済なので、室内はとてもキレイ 難点:築30年で建物が超レトロなので、6階といえども虫が心配(隣のマンションの1階に居酒屋があるのも心配) 家賃が予算を5000円超えている 駐輪場がないので、部屋に自転車を持ち込まなければならない みなさんなら、どちらがいいと思いますか?? ちなみに、私は社会人で、平日は仕事で家にはいません。また、現在実家で、実家のベランダは空しか見えないほど眺望がよく、環境抜群の所に暮らしております。 内覧では、②がいいと思ったのですが、考えたら家賃は節約できないですし、①の設備のよさも捨てがたく。 ①はカビなど湿気対策や、冬の寒さ、暗い雰囲気に気が滅入りますか?

物件選びの優先順位:予算、日当たり、設備、立地

引越しを検討されているとのこと、楽しみな反面、物件選びは本当に悩ましいですよね。 ご紹介いただいた2物件、それぞれ魅力と課題があります。 快適な生活を送るためには、何を優先すべきか、改めて考えてみましょう。 一般的に、物件選びの優先順位は「予算」「立地」「広さ」「設備」といったところですが、今回のケースでは「日当たり」も重要な要素となります。

物件①:築浅・設備良好、しかし日当たりが悪い

物件①は、家賃が予算内で、広さも希望に合致し、築浅で設備も充実しているという大きなメリットがあります。しかし、北東向きのベランダにビルが近接しているため、日当たりが悪い点が大きな懸念材料です。

日当たりの悪さによるデメリット

* カビや湿気の問題: 日当たりが悪いと、部屋に湿気がこもりやすく、カビが発生しやすくなります。健康面への影響だけでなく、壁紙や家具の劣化にも繋がります。
* 寒さ対策: 冬場は日射による暖房効果が期待できないため、暖房費が高くなる可能性があります。
* 精神的な影響: 常に暗い部屋では、精神的に落ち込みやすくなったり、気分が優れないと感じることがあります。特に、平日は仕事で不在とはいえ、休日のリフレッシュを考えると、明るい空間は重要です。
* 虫の問題: 4階とはいえ、湿気が多いと虫が発生しやすくなる可能性があります。

対策と改善策

* 換気:こまめな換気は必須です。窓を開けて風通しをよくしたり、換気扇を効果的に使用しましょう。除湿機も有効です。
* 除湿剤:クローゼットや押入れに除湿剤を置くことで、湿気対策に役立ちます。
* 防カビ対策:定期的に掃除を行い、カビの発生を防ぎましょう。カビ取り剤なども活用できます。
* 照明:明るい照明器具を選ぶことで、部屋の雰囲気を明るくすることができます。LED照明は省エネ効果も期待できます。
* カーテン:明るい色のカーテンを選ぶことで、部屋を明るく見せる効果があります。

物件②:南向きで明るい、しかし家賃が高い

物件②は、南向きで日当たりが良く、フルリノベーション済みで室内がきれいという魅力があります。しかし、家賃が予算を5000円オーバー、築30年でレトロな建物、駐輪場がないといったデメリットも存在します。

物件②のデメリットと対策

* 家賃:予算オーバーは大きな負担となります。家計への影響をしっかり計算し、他の支出を調整できるか検討しましょう。
* 築年数:築30年の建物は、設備の老朽化や修繕費用の発生が予想されます。事前に修繕履歴を確認し、将来的な費用を考慮しましょう。
* 虫の問題:6階でも、周辺環境によっては虫が発生する可能性があります。定期的な清掃や防虫対策が必要です。居酒屋の近隣は、特に注意が必要です。
* 駐輪場:駐輪場がないため、自転車を室内に置くことになります。スペースの確保や防犯対策をしっかり行いましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、日当たりはインテリアを考える上で非常に重要な要素です。 日当たりが悪いと、どうしても暗い印象になりがちで、家具やインテリアの選び方にも制限が出てきます。明るい色の家具や、間接照明などを効果的に活用することで、ある程度は改善できますが、根本的な解決にはなりません。

特に、ご実家が眺望の良い環境とのことですので、日当たりの悪さはストレスに繋がる可能性が高いです。 精神的な健康を考えると、②の南向きの物件の方が、より快適な生活を送れる可能性が高いと言えるでしょう。

どちらを選ぶべきか?

結論から言うと、現状の情報だけでは、どちらの物件が良いと断言できません。 ご自身の優先順位を改めて確認し、それぞれのメリット・デメリットを比較検討する必要があります。

優先順位の確認

* 予算:5000円の予算オーバーは許容範囲内か?
* 日当たり:日当たりの悪さは、どれくらい我慢できるか?
* 設備:物件①の設備の良さは、どれくらい魅力的か?
* 生活スタイル:平日は不在でも、休日の過ごし方を考慮する。
* 将来:長期的な視点で、どちらの物件が住みやすいか?

これらの点をリスト化し、それぞれの物件で点数を付けて比較してみましょう。 例えば、予算を10点満点で評価し、日当たり、設備、立地なども同様に点数化します。 総合点が高い方が、あなたにとってより良い物件と言えるでしょう。

まとめ:快適な住まい選びのために

物件選びは、人生における大きな決断です。 今回のケースのように、複数の魅力的な物件がある場合は、じっくりと時間をかけて検討することが大切です。 この記事が、あなたにとって最適な物件選びの一助となれば幸いです。 後悔のない選択をしてください。

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