先月、新築の公営住宅に初めて応募してみました。当たるはずがないと思っていたのですが、仮当選のはがきが入っており、嬉しかったのですが。家を見に行き、外から部屋の辺りを見たんですが、真っ昼間ですごい陽が射してるのに、その部屋は南東で陰になっていました。角部屋なので横に窓があったらまだ良かったのですが・・・。大通り沿いで南側の日当たりの良い部屋と家賃が一緒ということ(収入によるんですが)、そこに10年は住まないといけないとか思うとやめとこうかなとも思ってきました。ですが、今が一番運が良いのかなとも思います。子どもが入学するあと４年の間にまた当たるかもわかりません。日当たりが悪くても住んだほうがいいと思いますか。皆さんの意見を聞かせてください。補足3DKで玄関は北西、洋室２つには窓はあります。リビングと和室が南東です。
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公営住宅当選！日照問題と10年間の居住について
新築の公営住宅当選、おめでとうございます！しかし、日当たりが心配とのこと、大きな決断ですね。10年間の居住を考えると、慎重に検討する必要があるでしょう。この記事では、日当たりの悪い部屋に住むメリット・デメリット、そして具体的な改善策を、インテリアの視点も交えながらご紹介します。
日当たりの悪い部屋のデメリット
まず、日当たりの悪い部屋のデメリットを整理しましょう。
- カビや結露の発生リスクが高い：湿気がこもりやすく、カビや結露が発生しやすいため、健康面への影響や建物の劣化が懸念されます。特に、冬場は深刻な問題となる可能性があります。
- 心理的な影響：日照不足は、気分の落ち込みやストレスの原因となる可能性があります。常に薄暗い空間では、生活の質が低下する可能性も。
- 洗濯物の乾燥：室内干しが必要になりやすく、乾燥に時間がかかります。梅雨時期などは特に不便です。
- 植物の育成が難しい：日照不足は、観葉植物などの育成にも影響を与えます。緑のある生活をしたい方には、大きなデメリットとなります。
- 防犯上の懸念：日当たりの悪い部屋は、外から見えにくいため、防犯面での不安も大きくなります。
日当たりの悪い部屋のメリット
一方、日当たりの悪い部屋にもメリットはあります。
- 夏場の暑さ対策が容易：直射日光が当たらないため、夏場の暑さ対策が比較的容易です。エアコンの使用頻度を減らせる可能性もあります。
- プライバシーの保護：外から部屋の中が見えにくいので、プライバシーを重視する方にとってはメリットとなります。
- 静かさ：大通り沿いとは反対側であれば、騒音問題が少ない可能性があります。
日当たりの悪い部屋を快適にするためのインテリア術
日当たりの悪い部屋でも、工夫次第で快適な空間を作ることができます。
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1. 照明計画を見直す
- メイン照明＋間接照明の組み合わせ：天井照明だけでなく、フロアスタンド、テーブルランプ、壁掛け照明などを組み合わせることで、空間全体を明るく、そして柔らかな雰囲気に演出できます。暖色系の電球色を使うと、より温かみのある空間になります。
- 明るめの色を選ぶ：壁や家具、カーテンなどの色は、明るめの色を選ぶことが重要です。白やアイボリー、パステルカラーは、光を反射して部屋を明るく見せる効果があります。
グレーの壁の場合、白やアイボリーなどの明るい色の家具やカーテンを組み合わせることで、部屋全体を明るく見せることができます。 - 鏡を活用する：鏡は光を反射させる効果があるので、窓際に鏡を置くことで、部屋全体を明るくすることができます。ただし、鏡の配置によっては、かえって暗く感じることがあるので、注意が必要です。
2. 家具の配置を工夫する
- 窓際に明るい色の家具を配置する：窓から入る少ない光を最大限に活用するために、窓際に明るい色の家具を配置しましょう。ソファやテーブルなど、比較的大きな家具を窓際に配置することで、部屋全体が明るくなります。
- 家具の数を減らす：家具が多すぎると、部屋が狭く暗く感じられます。必要な家具だけを配置し、空間を広く見せる工夫をしましょう。
3. カーテン選び
- 光を通しやすいカーテンを選ぶ：厚手のカーテンは、光を遮断してしまいます。レースカーテンや、透け感のあるカーテンを選ぶことで、自然光を最大限に取り込むことができます。グレーの部屋には、白やアイボリーなどの明るい色のカーテンがおすすめです。
4. その他の工夫
- 定期的な清掃：カビや結露を防ぐためには、定期的な清掃が不可欠です。特に、湿気がこもりやすい場所は、こまめに清掃しましょう。
- 換気：こまめな換気を行うことで、湿気を逃がし、カビや結露の発生を防ぐことができます。窓を開けるのが難しい場合は、換気扇を使用しましょう。
- 除湿機：湿度の高い時期は、除湿機を使用することで、カビや結露の発生を防ぐことができます。
- 植物を置く：観葉植物などを置くことで、空気を浄化し、リラックス効果も期待できます。ただし、日当たりの悪い部屋では、生育に適した植物を選ぶ必要があります。
専門家の意見：建築士の視点
建築士の視点から見ると、日当たりの悪い部屋は、確かにデメリットが多いです。しかし、適切な対策を行うことで、快適な住空間にすることは可能です。特に、照明計画や換気計画は重要です。今回のケースでは、南東側の窓からの採光が限られているため、より工夫が必要となります。もし、どうしても不安であれば、建築士やインテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。
まとめ：10年間の居住をどう考えるか
10年間の居住を考えると、日当たりの悪さは大きな問題です。しかし、今回ご紹介したインテリアの工夫や、適切な換気、清掃を徹底することで、快適な生活を送ることは十分可能です。
当選という幸運を活かすか、それとも次の機会を待つのか、最終的な決断はあなた自身が行う必要があります。メリット・デメリットを比較検討し、ご自身の生活スタイルや優先順位を考慮して、最適な選択をしてください。
