日中留守でも大丈夫!高温多湿の部屋でも育つ観葉植物選びと育て方

観葉植物について 部屋で小さな植物を育てたいのですが、日中留守にするので、密室になりこれからの季節部屋がかなり高温になると思います。すでに1つ枯れました。 そのような状況でも育てられる植物ってありますか?サボテン以外で教えて下さい。

高温多湿に強い観葉植物:種類と選び方

日中留守で部屋が高温多湿になる環境下でも、枯れにくい観葉植物は存在します。ポイントは、乾燥に強く、ある程度の耐暑性を持つ種類を選ぶことです。サボテン以外で、いくつかおすすめの植物をご紹介します。

耐暑性と耐陰性に優れた観葉植物

  • ザミオクルカス:非常に乾燥に強く、直射日光を避け、明るい日陰に置くことで、水やりを忘れても枯れにくい強健種です。高温多湿にも比較的強く、初心者にもおすすめです。葉が肉厚で、水分を蓄える能力が高いのが特徴です。
  • ポトス:ツル性の植物で、育てやすく、様々な環境に適応します。日陰でも育ちますが、明るい場所の方が生育は良好です。水やりは、土が乾いてから行い、乾燥気味に管理するのがポイントです。高温多湿にも比較的強いですが、過湿は避けましょう。
  • スパティフィラム:白い仏炎苞(ぶつえんほう)が特徴的な観葉植物です。比較的耐陰性があり、高温多湿にも強いですが、乾燥しすぎると葉が垂れてきますので、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。空気清浄効果も期待できます。
  • サンスベリア(虎の尾):乾燥に非常に強く、耐陰性も高いです。水やりの頻度が少ないため、忙しい方にもおすすめです。直射日光は避け、明るい日陰で管理しましょう。独特の模様がインテリアのアクセントにもなります。

植物選びのポイント

植物を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 耐暑性:夏場の高温に耐えられるか。
  • 耐陰性:日照時間が少ない環境でも育つか。
  • 乾燥耐性:水やりの頻度が少ない環境でも育つか。
  • 管理の容易さ:初心者でも育てやすい植物か。

これらの点を考慮し、自分のライフスタイルに合った植物を選びましょう。お店で相談するのも良い方法です。

高温多湿の部屋での育て方

植物を選んだ後も、適切な育て方を心がけることが大切です。

適切な置き場所

  • 直射日光を避ける:直射日光は葉焼けの原因になります。レースカーテン越しの光が理想的です。南向きの窓辺は避けた方が無難です。
  • 風通しの良い場所:高温多湿の環境では、風通しが悪くなると蒸れて根腐れを起こしやすくなります。窓を開けるなど、適度な換気を心がけましょう。
  • 湿度管理:高温多湿の環境では、過湿にならないように注意が必要です。鉢底から水が流れ出るほどに水をやりすぎると根腐れの原因になります。土の表面が乾いてから水やりをするようにしましょう。

水やりのコツ

水やりの頻度は、植物の種類、気温、湿度、鉢の大きさなどによって異なります。土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをするのが基本です。しかし、高温多湿の環境では、水やりの頻度を減らすことが重要です。指で土の表面を触って乾燥具合を確認し、必要に応じて水やりを行いましょう。

肥料

生育期(春~秋)には、緩効性肥料を月に一度与えることで、植物の生育を促進することができます。ただし、肥料を与えすぎると根を傷める可能性があるので、適量を守ることが大切です。

専門家のアドバイス

観葉植物の栽培に詳しい園芸家の山田先生にアドバイスを伺いました。

「高温多湿の環境で植物を育てるには、通気性の良い鉢を使用することが重要です。また、植物の種類に合った土を選び、水はけの良い土壌を作ることも大切です。さらに、定期的に葉の掃除を行い、植物の生育状況を観察することで、早期に問題を発見し、対処することができます。」

まとめ

日中留守で高温多湿になりがちな部屋でも、適切な植物を選び、適切な管理を行うことで、観葉植物を元気に育てることができます。今回ご紹介した植物以外にも、様々な種類がありますので、お気に入りの植物を見つけて、緑のある生活を楽しんでください。 植物選びに迷ったら、近くの園芸店やホームセンターの店員さんに相談してみるのも良いでしょう。

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