旅行で家を空ける時、猫の不安を軽減する工夫

旅行中に残していくネコが心配です。このたび仕事の用事でどうしても8泊9日の旅行をします。その際に残していく8年飼っているネコのことが心配です。母ともう一匹のネコが家におり、わたしだけがいなくなる形なので、ペットホテルに預けたり、シッターさんが通ったりよりはネコにとってのストレスは軽いかもしれません。ただ、このネコはわたしだけにしかなついておらず、家の中でもわたしのいる場所について回ります。我が家にではネコがトイレをすませた後なら外出を許しているのですが、このネコを飼って最初にわたしが旅行で10日家を空けたときには、(偶然かもしれませんが)外出から戻らなくなってしまいました。わたしが帰ってきて、外へ探しに出るとすぐに姿を現して帰ってきました。その後、4泊5日の旅をしたときには大丈夫でしたが、今回はまた倍ほどの長さになるので心配しています。通常、私の部屋でくつろいでいて、私がいなくてお腹がすくと母にねだりにいくことは出来ますが、食べた後にはまた部屋に戻り、母や同居ネコと一緒にいようとしません。夏もわたしと一緒に寝て、冬は寒くないように布団をかけて寝せたり、すっかり甘やかされ慣れしてしまっています。わたしとの間のルールが定着していて、時間的にも規則正しく同じ事をするタイプのネコです。このようなわたしだけしか頼らないネコが、できるだけ不安にならない工夫はあるのでしょうか?たとえば、旅行先から電話を通じてでも声を聞かせたりするほうがいいのででしょうか?それとも、そのように声だけ聞こえて来て姿が見えないようなことがあると、余計に寂しさを刺激することになるのでしょうか?何か良い案がありましたら、ぜひお聞かせいただきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。補足みなさま、ありがとうございます。仰るとおり、随分過保護にしてしまったと反省しています。私だけになつくのは、野良猫として地域に流れてきたこのメスネコに餌をやり、先住ネコがいるいまの環境につれてきたのが私だったからだと思います。飼われた経験があったようで、きつくなった首輪をしていました。このことからも、家出癖のあるネコ、外の生活がわりと平気なネコなのかもと考えます。

猫の留守番対策:8泊9日の旅行への不安解消

8年連れ添った愛猫との別れは、飼い主さんにとって大きなストレスですよね。特に、あなたのように猫が飼い主さんにべったりな場合、旅行中の猫の不安は深刻な問題となります。今回は、8泊9日の旅行を控え、愛猫の不安を軽減するための具体的な対策を提案します。

1. 環境の変化への対策

まず、旅行前にできる準備として、猫にとっての環境変化への対策を考えてみましょう。

  • いつもの場所を確保する:猫が普段落ち着いて過ごせる場所(ベッド、ソファなど)を確保し、猫が安心できる空間を維持しましょう。新しいおもちゃや猫が好む香りのアイテムを置いておくのも効果的です。グレーの落ち着いた色のベッドやマットは、猫の落ち着きを促す効果があると言われています。
  • 食事とトイレ:普段通りの食事とトイレの環境を維持することが大切です。新鮮な水を常に用意し、トイレは清潔に保ちましょう。自動給餌器や自動給水器の使用も検討すると良いでしょう。母猫が食事の世話をできる体制であることを確認しましょう。
  • フェロモン製品の活用:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)は、猫の安心感を高める効果があります。旅行前に使用し始め、旅行中も継続することで、猫のストレスを軽減できます。スプレータイプやディフューザータイプなど、様々な製品がありますので、猫の性格や環境に合わせて最適なものを選びましょう。

2. 母ともう一匹の猫との関係性

既に母ともう一匹の猫が同居しているとのことですが、その関係性が良好であることを確認しましょう。先住猫との関係は良好ですか?もし、仲が悪ければ、旅行前に十分な時間をかけて、お互いの距離感を調整する必要があります。

3. 旅行中の声かけについて

旅行先から電話で猫に話しかけることは、必ずしも良い方法とは言えません。猫は人間の言葉は理解できません。声は聞こえても、姿が見えないことで、かえって不安を煽る可能性があります。

4. 留守番中の行動予測と対策

あなたの猫は、あなたがいなくなると外出しようとする傾向があるようです。これは、あなたへの依存が強いことと、野良猫時代の経験が影響している可能性があります。

  • 外出防止対策:窓やドアに猫が脱出できないよう、しっかりと対策をしましょう。猫よけネットや、窓に猫が登れないように工夫するなど、脱走を防ぐ対策を万全にしましょう。
  • 安全な空間の確保:猫が安全に過ごせる空間を確保しましょう。猫が自由に動き回れるスペースと、落ち着いて休めるスペースを確保することで、猫のストレスを軽減できます。
  • 緊急連絡先:もしもの事態に備え、近所の動物病院やペットシッターの連絡先をメモしておきましょう。母にも連絡方法を伝え、緊急時の対応について相談しておきましょう。

5. 専門家の意見を参考に

獣医さんや動物行動学の専門家に相談することも有効です。猫の性格や行動パターンを詳しく説明することで、より具体的な対策を提案してもらえます。

6. 旅行前にできること

旅行前に、猫と十分に時間を過ごし、安心させてあげましょう。普段通りのスキンシップを心がけ、猫が落ち着いて過ごせるようにサポートしましょう。

7. 帰省後の対応

旅行から帰ってきた際には、猫に無理強いせず、ゆっくりと時間をかけて接しましょう。猫が落ち着いてくれるまで、優しく見守ることが大切です。

まとめ:愛猫との信頼関係を築き、安心できる環境を

8泊9日という長期間の留守番は、猫にとって大きなストレスとなります。しかし、適切な対策を行うことで、猫の不安を軽減することができます。今回のアドバイスを参考に、愛猫が安心して過ごせる環境を整え、旅行を楽しんできてください。 過保護だったと反省されているとのことですが、愛猫への深い愛情の表れです。今回の経験を活かし、より良い猫との生活を築いていってください。

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