新築LDKを広く開放的に見せる方法|20畳の空間を最大限に活かすインテリア術

部屋を広く開放的に見せる方法。家を新築中です。とにかく広くて開放的なリビングを希望していましたが、予算の都合上LDKは約8m×4mの長方形の20畳しか取れませんでした。そしてL字型で6畳の和室がつながってあります。天井高は2600mmです。収納は他にたくさん設けてあり、階段もリビング階段ではありません。LDにはダイニングテーブルとソファ、センターテーブル、TVボードのみ置く予定です。リビングの窓からそのままウッドデッキをつなげて開放感は出すようにしています。また床材はシックなダークブラウン色にしようと思いましたが、部屋が狭く感じそうだったので、ナチュラル色にしました。他に部屋を広く開放的に見せる方法は何かありませんか?ソファはできれば大きめな3人掛けのカウチソファを置きたいと思っています。カーテンに色や家具の色などは、何色にした方が広く感じますか?ちなみにクロスは白にして、TVボードを置く面のみアクセントでダーク系を貼ろうかと検討中です。

20畳のLDKと6畳の和室を繋げる空間設計

20畳のLDKと6畳の和室を繋げることで、広々とした空間を実現できます。しかし、単に繋げるだけでは、それぞれの空間の個性が薄れてしまい、かえって狭く感じる可能性があります。そこで、空間の繋がりを意識したインテリアコーディネートが重要になります。

空間の繋がりをスムーズにする工夫

* 間仕切りをなくす、または目立たなくする:LDKと和室の間に扉や仕切り壁がある場合は、取り除くか、目立たないデザインのものを選ぶと、空間の広がりを感じやすくなります。例えば、引き戸やロールスクリーンなど、必要に応じて開閉できるタイプのものがおすすめです。
* 床材を統一する:LDKと和室の床材を同じ、もしくは似た色合いのものにすることで、空間の繋がりを強調できます。ナチュラル色の床材を選ばれたとのことですが、和室にも同じ、もしくは近い色合いの床材を使用することで、一体感を生み出せます。
* 同じ色調の家具やインテリア雑貨を使用する:LDKと和室に同じ色調の家具やインテリア雑貨を配置することで、空間の統一感を高め、広がりを感じさせます。例えば、ベージュやアイボリーなどの明るい色調の家具を選ぶと、空間が明るく広々と感じられます。

視覚効果で空間を広げるインテリアテクニック

限られた空間を広く見せるためには、視覚効果を最大限に活用することが重要です。

色の効果

* 壁の色:白のクロスを選ばれたのは正解です。白は光を反射し、空間を明るく広く見せる効果があります。TVボードの壁面のみダーク系にすることで、メリハリのある空間が演出できます。ただし、ダーク系の面積は全体のバランスを考えて、抑えめにしましょう。
* カーテンの色:カーテンは、空間の印象を大きく左右するアイテムです。明るい色、特にベージュやアイボリーなどの淡い色は、光を反射して空間を明るく広く見せます。また、柄のない無地のカーテンを選ぶと、よりすっきりとした印象になります。
* 家具の色:ソファやテーブルなどの家具は、空間の広さを左右する重要な要素です。明るい色の家具を選ぶと、空間が明るく広く感じられます。特に、ベージュやアイボリー、ホワイトなどの淡い色はおすすめです。3人掛けのカウチソファも、明るい色のものを選べば圧迫感を軽減できます。

家具の配置

* 家具の配置:家具を壁に沿って配置するのではなく、空間の中央に配置することで、空間を広く見せることができます。ただし、通路を確保し、動きやすいように配置する必要があります。
* 大きな家具は控えめに:大きな家具は、空間を狭く感じさせる原因となります。必要最低限の家具に絞り込み、空間を広く見せるように心がけましょう。
* 鏡を活用する:鏡は、空間を広く見せる効果があります。鏡を壁に設置することで、光を反射し、空間を明るく広く見せることができます。

照明計画

* 間接照明を効果的に使う:間接照明は、空間を柔らかく照らし、広がりを感じさせます。ダウンライトや間接照明を組み合わせることで、より効果的です。
* 自然光を最大限に活かす:窓から入る自然光を最大限に活かすことで、空間を明るく広く見せることができます。カーテンは、光を遮らない素材を選ぶと効果的です。

和室との調和

6畳の和室は、LDKの延長線上にある空間として捉え、インテリアの統一感を意識することで、より広く感じさせることができます。

和室のインテリア

* 畳の色:畳の色は、空間の印象を大きく左右します。明るい色の畳を選ぶと、空間が明るく広く感じられます。
* 障子の色:障子の色も、空間の印象に影響を与えます。明るい色の障子を選ぶと、空間が明るく広く感じられます。
* 和室の家具:和室の家具は、LDKの家具と調和するように選びましょう。例えば、同じ色調の家具を選ぶと、空間の統一感を高めることができます。

専門家の視点

インテリアコーディネーターの視点から、さらに具体的なアドバイスをさせていただきます。

「20畳のLDKは、適切なレイアウトとインテリア選びで、十分に広く開放的に感じさせることができます。ポイントは、視覚的な広がりを演出することです。明るい色調の家具やカーテン、そして壁面への適切なアクセント使いが重要になります。また、家具の配置にも工夫が必要です。大きな家具は壁際に配置し、視線を遮らないようにしましょう。そして、空間全体に統一感を出すことで、より広く感じさせることができます。」

まとめ

20畳のLDKと6畳の和室を繋げた空間を、広く開放的に見せるためには、色の選択、家具の配置、照明計画、そして和室との調和を意識したインテリアコーディネートが重要です。本記事で紹介した具体的なアドバイスを参考に、理想の空間を実現してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)