新築4年目、ベランダ防水の点検と対応について:ハウスメーカーへの適切な対応と解決策

無理を言ってるでしょうか? あるメーカーの家を建て4年目の今年3月、ベランダから階下へライトのヒモを伝い水漏れがありました。 すぐに応急処置として処理をしてくれましたがその際、担当者が「保障期間中でも有るので一度ベランダの防水シートを点検したほうが良いですね。ついでに掃除もしましょう。」と言いました。 それに対し、我が家のもう一つのベランダも点検してもらえるのか聞いたところ出来ないとは言われませんでした。 むしろ私は保障期間中でもあるので出来ると解釈し、その場は作業日程を後日決めることで終えました。 2ヵ月後、メンテナンス会社から何の連絡も無いのでこちらから電話したところ、梅雨明けにでも・・・と言うことで連絡を待ちました。 しかし今年梅雨から夏への移動が通常と違ったので夏の炎天下に作業も・・と思い連絡が無い事を気にしてはいましたがこちらから再度連絡しませんでした。勿論メンテナンス会社からもありませんでした。 夏も明け涼しくなってきた最近、相変わらず連絡が無いので又電話した所、担当者が居ないので折り返し電話をすると言われ1週間放置、さすがに腹が立ちメーカーのアフターメンテナンスのデスクに電話し、今迄の状況を説明し連絡が取れないこと言いました。 すると、メンテナンス会社と連絡を取り、担当者から5時から6時の間に電話する報告を受けたようでその旨を伝えられました。 私はその時間待ちましたが一向に連絡は来ず、8時30分ごろ応急処置をした担当者ではなく別担当者から「ベランダの処理をする日で都合のいい日はありますか?」の一言。 今迄の遅れの詫びもなければ当初の話と違うので、応急処置をしたときの担当者と検討し再度連絡をくれる様電話を切りました。 しかしその後、土日も含め4日経っていますがまだ連絡は有りません。 先の台風、大雨で雨漏りの形跡はありませんが、その部屋に入ると雨染みこそない物のかび臭さ?が気になります。 ベランダの防水シート全点検を強く言っても良いと思いますか? 私の言ってる事は無理を言ってますか? この会社への対応は今後どうしたら良いと思いますか?補足回答ありがとうございます。 まだ、電話がありません。こうなったら別業者に点検させ、全請求をメンテナンス会社に回すと言ってやろうか?・・・と思いますが、どうでしょう?実際しても良いと思いますか?

新築住宅のベランダ防水:保証期間中の対応と適切な対処法

新築4年目の住宅で発生したベランダからの水漏れ、そしてハウスメーカーの対応の遅延によって、不安を感じていることと思います。ご質問にある状況は、決してあなたが無理を言っているわけではありません。むしろ、ハウスメーカー側の対応に問題があると言えるでしょう。

状況整理と問題点

まず、問題点を整理してみましょう。

  • 初期対応の曖昧性:当初、一つのベランダの点検と掃除を提案された際に、もう一つのベランダについても点検可能と解釈された点。これは、担当者の発言が曖昧だった可能性が高いです。
  • 連絡の遅延と非対応:メンテナンス会社からの連絡が著しく遅延し、連絡を取り続けても適切な対応がなされなかった点。これは、顧客対応の重大な欠陥と言えます。
  • 担当者の変更と説明不足:応急処置を担当した者とは別の担当者から連絡があり、これまでの経緯の説明や謝罪がなかった点。これは、顧客への配慮が欠如していることを示しています。
  • カビ臭の問題:雨漏りの痕跡はないものの、カビ臭さが気になる点。これは、潜在的な問題を抱えている可能性を示唆しています。

これらの問題点は、ハウスメーカーの責任において解決されるべきものです。

ベランダ防水の全点検を要求することの妥当性

あなたの要求は決して「無理」ではありません。むしろ、保証期間内であり、水漏れという重大な問題が発生している以上、ベランダ防水の全点検は当然の権利と言えるでしょう。 特に、カビ臭さを感じていることから、目に見えない部分に問題がある可能性も考慮すべきです。

法的根拠と保証内容の確認

建築工事請負契約書や保証書の内容を確認しましょう。多くの場合、防水に関する保証期間が定められています。その期間内であれば、防水に関する不具合はハウスメーカーの責任で修理されるべきです。

専門家の意見

建築士や住宅診断士などの専門家に相談することも有効です。専門家は、状況を客観的に判断し、適切な対応策をアドバイスしてくれます。また、必要であれば、ハウスメーカーとの交渉にも同行してくれます。

今後の対応策

現状では、ハウスメーカーからの連絡がない状態が続いており、このままでは問題解決が困難です。以下のような対応を検討しましょう。

1. 内容証明郵便による請求

ハウスメーカーに、これまでの経緯と、ベランダ防水の全点検、必要であれば修理を要求する内容証明郵便を送付します。これは、証拠を残す上で非常に重要です。内容証明郵便には、具体的な日時、担当者名、連絡先などを明確に記載し、いつまでに回答を求めるか期限を設けましょう。

2. 弁護士への相談

内容証明郵便を送付しても改善が見られない場合、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法的観点から適切なアドバイスを行い、必要であればハウスメーカーに対して法的措置を講じます。

3. 別業者への依頼と費用請求

あなたがご検討されているように、別業者にベランダの点検・修理を依頼し、その費用をハウスメーカーに請求することも可能です。ただし、事前にハウスメーカーにその旨を伝え、費用請求の根拠となる見積書などを提出する必要があります。この場合も、内容証明郵便で正式に請求することが重要です。

4. 消費者センターへの相談

ハウスメーカーとの交渉が難航する場合、消費者センターに相談することも有効です。消費者センターは、消費者の権利保護のために活動しており、ハウスメーカーとの交渉をサポートしてくれます。

別業者への依頼について

別業者に点検・修理を依頼し、費用をハウスメーカーに請求することは、法的にも問題ありません。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 複数の見積書の取得:複数の業者から見積もりを取り、相場を把握しましょう。これにより、費用請求の妥当性を主張しやすくなります。
  • 点検・修理内容の明確化:点検・修理の内容を明確に記載した報告書を作成してもらいましょう。これは、費用請求の根拠となります。
  • 証拠の保存:見積書、報告書、領収書などの証拠を大切に保管しましょう。

これらの証拠を基に、内容証明郵便でハウスメーカーに費用請求を行います。

まとめ

あなたの状況は、ハウスメーカー側の対応に問題があると言えるでしょう。保証期間内であることを踏まえ、毅然とした態度で対応することが重要です。内容証明郵便の送付、弁護士への相談、消費者センターへの相談などを検討し、適切な解決策を見つけてください。 早急に問題解決に取り組むことで、安心して生活できる環境を取り戻せるよう願っています。

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