Contents
新築住宅へのネズミ侵入:原因究明と具体的な対策
新築住宅にネズミが出現するというのは、非常にショックな出来事ですよね。ましてや、まだ3年目の新築住宅であればなおさらです。ご心配されている気持ち、痛いほど分かります。 今回のケースでは、玄関付近の断熱材の露出と、赤ちゃんネズミの発見が強く関連している可能性が高いです。メーカーの点検で床下や天井裏に異常がなかったとはいえ、外壁と基礎の隙間からネズミが侵入している可能性は十分考えられます。
ネズミ侵入の可能性が高い場所の特定
まずは、ネズミの侵入経路を特定することが重要です。
- 玄関付近の断熱材の露出部分: これはネズミの侵入経路として非常に疑わしいです。外壁と基礎の隙間から断熱材が出ているということは、隙間が存在している証拠です。この隙間がネズミにとって格好の侵入経路になっている可能性が高いです。高所作業車や脚立などを利用して、この部分の隙間を詳細に確認しましょう。写真や動画を撮影しておくと、業者への説明にも役立ちます。
- 防鼠材の隙間: ご自身が発見された防鼠材の隙間も、侵入経路の可能性があります。この隙間を埋める処置は必須です。
- 配管やケーブルの貫通部: 壁や床を貫通している配管やケーブルの周りも、ネズミが侵入しやすい場所です。これらの周辺を丁寧に確認しましょう。隙間があれば、シーリング材などで確実に塞ぎましょう。
- 屋根裏や床下へのアクセス: ネズミは屋根裏や床下にも巣を作ることがあります。点検されたとはいえ、小さな隙間から侵入し、その後移動している可能性も考えられます。再度、専門業者に依頼して、念入りに点検してもらうことを検討しましょう。
ネズミ侵入の確実な証拠がない場合でも、対策は必要です
ネズミの糞や足跡が見つからないからといって、ネズミがいないとは断言できません。ネズミは夜行性で、活動範囲も狭く、侵入経路も巧妙に隠すため、発見が難しい場合があります。赤ちゃんネズミの発見は、すでにネズミが繁殖している可能性を示唆しています。
具体的な対策と専門家への依頼
- 侵入経路の封鎖: 発見した隙間を、適切な材料で完全に塞ぎましょう。ホームセンターなどで販売されている、ネズミ忌避剤入りのシーリング材を使用すると効果的です。隙間が大きい場合は、金属製のネットなどを用いて補強するのも有効です。
- 専門業者への相談: 現状では、ご自身での侵入経路特定に限界があるかもしれません。専門業者に相談し、建物全体の点検と対策を依頼することをお勧めします。専門業者は、目視では発見できないような小さな隙間も発見し、適切な処置をしてくれます。また、必要に応じて、超音波式ネズミ撃退器の設置なども提案してくれるでしょう。
- 定期的な点検: ネズミ対策は、一度で終わるものではありません。定期的に建物の周囲や内部をチェックし、新たな侵入経路がないかを確認することが重要です。特に、季節の変わり目などは注意が必要です。
- 環境整備: ネズミは食べ物が豊富で、住みやすい環境を好みます。家の周りにゴミや食べ残しなどを放置しないようにし、清潔な環境を保つことで、ネズミの侵入を予防できます。
専門家の視点:建築士からのアドバイス
建築士の立場から見ると、新築住宅でネズミの侵入が確認された場合、施工不良の可能性も否定できません。断熱材の露出や防鼠材の隙間は、施工時の不備が原因である可能性が高いです。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
施工不良の可能性と対応
もし、施工不良が原因だと判明した場合、ハウスメーカーに責任を問うことも可能です。そのため、全ての状況を記録し、写真や動画を証拠として残しておくことが重要です。専門業者に依頼する際には、施工不良の可能性についても相談し、適切な対応を検討しましょう。
信頼できる業者選びのポイント
ネズミ駆除業者を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 資格や経験: 害虫駆除に関する資格や豊富な経験を持つ業者を選びましょう。
- 対応エリア: 対応エリアを確認し、迅速な対応が期待できる業者を選びましょう。
- 料金体系: 料金体系を事前に確認し、不明な点がないようにしましょう。
- 口コミや評判: インターネットなどで口コミや評判を確認し、信頼できる業者を選びましょう。
まとめ:早期対策で安心を手に入れましょう
新築住宅でのネズミ問題は、早期に対処することが非常に重要です。放置すると、ネズミの繁殖が進み、被害が拡大する可能性があります。 今回ご紹介した対策を参考に、まずは侵入経路の特定に努め、必要に応じて専門業者に相談しましょう。 安心できる住まいを取り戻すため、積極的な行動を心がけてください。