新築11畳の部屋にロフトorグルニエ?メリット・デメリットと賢い選び方

急ぎです。新築、2階の11帖の部屋にロフトかグルニエを付けますが、どちらがおススメでしょうか?メリット、デメリットや実際に使用している方で具体的な使用方法など色々アドバイスお願いします。

新築のお祝いに、11畳の広々とした空間をさらに有効活用できるロフトやグルニエの設置をご検討中とのこと、おめでとうございます!どちらも収納スペースを増やし、部屋の印象を大きく変える魅力的な選択肢ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。最適な選択をするためには、ライフスタイルや部屋の構造、そして予算などを考慮する必要があります。

ロフトとグルニエの違いを徹底解説!

まず、ロフトとグルニエの違いを明確に理解することが重要です。どちらも天井裏の空間を利用した収納スペースですが、構造やアクセス方法に違いがあります。

ロフト

  • 特徴:床面積が比較的広く、階段またはハシゴでアクセスします。天井高が低い場合が多いです。
  • メリット:比較的広い空間を確保できるため、収納だけでなく、ワークスペースや趣味の部屋として利用できます。開放感があり、部屋のアクセントにもなります。
  • デメリット:階段やハシゴの設置が必要なため、設置スペースを確保する必要があります。天井が低いため、圧迫感を感じやすく、大人が長時間過ごすには不向きな場合があります。また、階段の昇降は高齢者や小さなお子さんには負担となる可能性があります。
  • 具体的な使用方法例:収納スペース(衣類、季節用品、趣味の道具など)、ワークスペース(書斎、パソコンコーナー)、ゲストルーム、子供の遊び場

グルニエ

  • 特徴:屋根裏を利用した収納スペースで、通常は梯子でアクセスします。天井勾配に沿った形状で、空間の形状が複雑な場合が多いです。
  • メリット:天井裏のデッドスペースを有効活用できるため、収納量を増やすことができます。部屋の空間を広く保つことができます。コストを抑えられる可能性があります。
  • デメリット:アクセスが不便なため、頻繁に出し入れするものは不向きです。天井が低く、狭いため、圧迫感を感じやすいです。換気が不十分だとカビが発生する可能性があります。荷物の出し入れが大変で、大型家具の収納は難しいです。
  • 具体的な使用方法例:季節物の衣類、布団、思い出の品、あまり使用しない家具、工具などの収納

11畳の部屋に最適な選択肢は?

11畳の部屋にロフトかグルニエを設置する場合、それぞれのメリット・デメリットを考慮し、ライフスタイルに合った選択をすることが重要です。以下に、いくつかのケースと推奨事項を示します。

ケース1:収納スペースを最大限に確保したい

この場合は、グルニエがおすすめです。天井裏のデッドスペースを有効活用することで、多くの荷物を収納できます。ただし、頻繁に出し入れするものは不向きであることを考慮する必要があります。

ケース2:収納だけでなく、ワークスペースや趣味の部屋も欲しい

この場合は、ロフトがおすすめです。比較的広い空間を確保できるため、収納だけでなく、ワークスペースや趣味の部屋として利用できます。ただし、天井高が低いため、圧迫感を感じやすい点には注意が必要です。十分な高さの確保と、適切な換気システムの導入が重要になります。

ケース3:高齢者や小さなお子さん同居の場合

階段の昇降が負担となる可能性があるため、グルニエは避けた方が良いでしょう。ロフトを設置する場合は、安全性の高い階段を選び、手すりなどを設置することをおすすめします。または、グルニエではなく、収納力の高いクローゼットや押入れを設けるという選択肢も検討しましょう。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの山田先生に、ロフト・グルニエ設置に関するアドバイスを伺いました。

「ロフトやグルニエは、部屋の雰囲気を大きく変える要素です。設置する前に、部屋全体のレイアウトや採光、そして収納する物の量をしっかり把握することが大切です。また、安全面にも十分配慮し、専門業者に相談しながら計画を進めることをおすすめします。特に、グルニエは換気の問題が重要です。湿気がこもりやすいので、定期的な換気や防カビ対策をしっかり行いましょう。」

具体的なプランニングと注意点

ロフトやグルニエの設置を検討する際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 予算:設置費用は、構造や素材によって大きく異なります。事前に予算を立て、業者に見積もりを取ることが重要です。
  • 構造:部屋の構造や天井高を確認し、設置可能なタイプを検討します。耐荷重にも注意が必要です。
  • 安全性:階段やハシゴの安全性、落下防止対策などをしっかり確認しましょう。小さなお子さんや高齢者がいる家庭では特に重要です。
  • 採光と換気:ロフトやグルニエ内は、採光と換気が不足しやすい傾向があります。窓の設置や換気扇の設置などを検討しましょう。
  • デザイン:部屋全体のインテリアデザインと調和するようなデザインを選びましょう。色や素材にもこだわると、より魅力的な空間になります。

まとめ:理想の空間を実現するために

ロフトとグルニエ、どちらを選ぶかは、あなたのライフスタイルと部屋の条件によって異なります。この記事で紹介したメリット・デメリット、そして専門家のアドバイスを参考に、最適な選択をしてください。そして、安全で快適な、あなただけの特別な空間を実現しましょう。

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