新築間取り相談:30坪弱の平屋風1階集中型住宅の間取りレビューとインテリア提案

近々、地元の工務店で新築を予定している物です。以前ここで同じような質問をさせて頂いて色々な方の様々な意見を頂戴しました。考え抜いた末、以下の間取りにたどりつき、原型はこの形でほぼ決定しています。(銀行本審査中)そこで、この間取りについて、細かな意見をお聞きしたいので、よろしくお願いします。添付画像は1Fだけ(この間取りでは京間で30坪弱)ですが、2Fは一般的な3部屋+バルコニー(計14坪程度)を予定しています。条件 ①リビング・ダイニング・キッチンは一直線にしたい。(キッチン対面式) ②リビング脇に小さな和室が欲しい(そこだけ間仕切りできるようにする) ③1Fにウォーキングクローゼットが欲しい ④1Fに寝室が欲しい(子供が小さなうちは全員でここで寝たい) ⑤玄関横に、玄関下駄箱に収まりきらない靴や、ベビーカー等を置く土間が欲しい ⑥北からの風通しを良くしたい以上の条件となっています。要は生活の中心を1Fに置きたいと考えています。よろしくお願いします補足kyoophooさん・和室の窓⇒床の間につける予定。クローゼットは他の位置は無理そうです。sonohi964さん・将来和室の押入れ⇒将来仏壇を置く⇒押入れは本来は家の西の設置する⇒無理なので西を向ける。出入りは廊下からもできるようするつもりです。・勝手口はどこにすればよろしいでしょう?miyuki4011jpさん・寝室の畳に見えるのはベッドです。・クローゼットの窓は廊下とパントリーの上部にFIX窓を付ける予定です。

間取りプランの評価と改善点

30坪弱の1階に生活の中心を集約するというプランは、子育て世代にとって非常に魅力的です。小さなお子さんを持つご家庭では、階段の上り下りや2階への移動が負担となるため、1階に主要な空間を集約することで、家事や育児の負担を軽減できます。 しかし、図面がないため詳細な評価はできませんが、いくつかのポイントについて検討が必要です。

北からの風通しを確保する工夫

北からの風通しを良くしたいというご要望は、日本の気候において非常に重要です。特に夏場の熱気対策として効果的です。北側に窓を多く配置することで、自然な換気が期待できます。しかし、プライバシーにも配慮する必要があります。FIX窓や曇りガラスなどを活用し、視線を遮断しながら風を取り込む工夫をしましょう。

勝手口の設置場所

勝手口は、ゴミ出しや庭へのアクセスをスムーズにするために重要な要素です。キッチンから近い場所に設置するのが一般的ですが、プランによっては、玄関脇や北側などに設置することも可能です。設置場所を選ぶ際には、動線やプライバシー、防犯面などを考慮する必要があります。

収納スペースの確保

ウォーキングクローゼットの設置は、衣類などの収納に役立ちます。しかし、30坪弱の住宅では、収納スペースが不足する可能性があります。ウォーキングクローゼットに加えて、パントリーや納戸などの収納スペースを確保することを検討しましょう。

和室の配置と機能性

リビング脇に小さな和室を設ける計画は、お子さんの遊び場や客間として活用でき、良いアイデアです。しかし、間仕切り可能なように設計することで、必要に応じて空間を広く使えるようにしましょう。また、将来仏壇を置くことを考慮し、西側に配置するというsonohi964さんのご意見も重要です。

インテリアコーディネートの提案:ベージュを基調とした空間

この間取りに合うインテリアコーディネートとして、ベージュを基調とした空間を提案します。ベージュは、どんなインテリアスタイルにも合わせやすく、落ち着きと温かみのある空間を演出するのに最適な色です。

リビング・ダイニング

リビングとダイニングは一直線に配置することで、広々とした空間を演出できます。ベージュの壁と床に、木製の家具を配置することで、自然で温かい雰囲気を作ることができます。ソファやテーブルなどの家具は、ベージュやブラウン系の落ち着いた色を選び、統一感を出すのがおすすめです。

  • 床材:明るい色の無垢材や、ベージュ系のフロアタイル。
  • 壁面:ベージュ系のクロスや塗り壁。アクセントクロスとして、淡いグリーンやブルーを取り入れるのも良いでしょう。
  • 家具:木製家具を中心に、ベージュやブラウン系のソファ、テーブル、チェアなどを配置。
  • 照明:間接照明を効果的に使用し、リラックスできる空間を演出。

キッチン

キッチンは対面式にすることで、家族とのコミュニケーションをとりながら料理ができます。ベージュ系のキッチンカウンターに、木製のキャビネットを組み合わせることで、温かみのある空間を演出できます。

  • キッチンカウンター:ベージュ系のメラミンカウンターや人工大理石。
  • キャビネット:木製のキャビネット。収納力も考慮して選びましょう。
  • 照明:ペンダントライトやダウンライトを使用し、作業しやすい明るさを確保。

寝室

寝室は、リラックスできる空間が重要です。ベージュ系の壁と床に、落ち着いた色のベッドや寝具を配置することで、安らぎのある空間を作ることができます。

  • ベッド:落ち着いた色のベッドフレーム。マットレスは、身体にフィットするものを選びましょう。
  • 寝具:ベージュやブラウン系のシーツやカバー。
  • 照明:間接照明やスタンドライトを使用し、リラックスできる雰囲気を演出。

和室

和室は、畳の温かみと自然素材の風合いを生かした空間を演出します。床の間には、季節感のある掛け軸や花などを飾りましょう。

  • 畳:い草の香りが漂う畳を使用。
  • 障子:和紙の障子を使用し、柔らかな光を採り入れる。
  • 照明:和風の照明器具を使用し、落ち着いた雰囲気を演出。

土間

玄関横の土間は、靴やベビーカーなどを収納するスペースとして活用できます。タイルやレンガなどを使い、機能性とデザイン性を両立させましょう。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、このプランは生活動線を意識した設計で、子育て世代に適した間取りといえます。しかし、図面がないため、詳細なアドバイスはできません。具体的な図面と寸法を提示することで、より詳細な検討が可能になります。特に、窓の位置や大きさ、収納スペースの容量などは、生活の快適性に大きく影響します。建築士と綿密に相談しながら、最適な間取りを決定しましょう。

まとめ

30坪弱の住宅でも、工夫次第で快適な住空間を創り出すことができます。今回の提案を参考に、ご自身のライフスタイルに合わせたインテリアコーディネートを検討してみてください。 ベージュを基調としたインテリアは、温かみと落ち着きのある空間を演出するのに最適です。 そして、専門家である建築士との相談を忘れずに、理想のマイホームを実現してください。

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