新築間取り相談:開放的なリビングダイニングと和室の配置について

新築間取り・ダイニングキッチンとリビングに一体化した和室についてご意見お願いします。つたない絵で申し訳ありませんが添付の間取り図をご覧ください。(上を北としています)現在間取り検討中で、添付間取り案が第一候補に挙がっています。似た感じの間取りでお家を建てられ方や知識のある方にご意見いただきたく思います。和室・リビングを南側にならべ、和室北側にダイニングキッチンを配置。和室の右上の角に柱はなく、基本的には襖を開放してリビングやダイニングキッチンと一部屋のように使う。和室に段差は設けない。和室・リビングの南面には掃出し窓をつける。和室を南に持ってきた理由は・子供の遊び場所(おもちゃを広げていい場所)として区切れることでリビング中が散らからないこと・洗濯干し作業やたたむ場所、雨の日の室内干しの場所として有効活用できるためなのですが、気になる点は①ダイニングキッチンが北側に寄ったため暗くなるのではないかと心配な点(「和室に掃出し窓をつけ、常に襖をあけるのであれば大丈夫」と設計者には言われたのですが・・・)ちなみにダイニングテーブルの北側には引違の窓をつける予定です。②キッチンの真横が和室というのをあまり目にしたことがないので感覚がよくわからない点。思いもつかない問題点があるような気がして不安です。どうぞよろしくお願いいたします。補足建具を閉めるとDKが暗いというご指摘から、室とリビングを左右入れ替え(リビングの北にDK)、キッチンは北を背にしてリビング方向を見て立つ案を検討中です。いかがでしょうか。また、水回りの上階は子供部屋です。玄関側に水回りを置く際にプライバシー確保のためのコツなどありましたら教えてください。

間取り案に対する専門家の意見と改善点

ご計画中の間取り、特にダイニングキッチンとリビング、和室の配置について、いくつかご意見させていただきます。設計士さんのご意見も参考にしながら、より快適な住まいを実現するために、いくつかの点を検討してみましょう。

北側に位置するダイニングキッチンの採光について

北側に位置するダイニングキッチンは、確かに採光が心配な点です。設計士さんは「和室に掃出し窓をつけ、常に襖をあけるのであれば大丈夫」とおっしゃっていますが、実際には襖を開放している時間と閉めている時間のバランス、窓の大きさ、建材の明るさなどによって明るさは大きく変わってきます。

改善策としては、以下の点を検討することをお勧めします。

  • 窓のサイズを大きくする:北側の窓は、できるだけ大きく、明るく採光できるよう設計しましょう。FIX窓だけでなく、開閉できる窓も組み込むことで、換気もスムーズになります。
  • 明るい色の建材を使用する:床や壁、天井には、白やベージュなどの明るい色の建材を使用することで、空間を広く、明るく見せることができます。特に、キッチン背面の壁は、光を反射する素材を選ぶと効果的です。
  • 間接照明を効果的に配置する:ダイニングテーブルの上だけでなく、壁面や天井に間接照明を配置することで、陰影を和らげ、空間全体を明るく照らすことができます。ダウンライトだけでなく、間接照明を組み合わせることで、よりあたたかみのある空間を演出できます。
  • 鏡やガラスを活用する:鏡やガラスを効果的に配置することで、光を反射させ、空間を広く明るく見せることができます。キッチン背面に鏡を取り付けるのも良いアイデアです。
  • 明るめのカーテンを選ぶ:厚手のカーテンは遮光性が高いですが、北側の部屋では、光を取り入れるために、レースカーテンや薄手のカーテンを選ぶことをお勧めします。

キッチンと和室の配置について

キッチンの真横に和室がある配置は、確かに珍しいかもしれません。しかし、襖を開放して一体的に使うことを前提とするなら、それほど問題はないでしょう。むしろ、お子さんの遊び場や洗濯物を干す場所として活用できる点は、大きなメリットです。

ただし、生活動線やプライバシーの観点から、以下の点を考慮する必要があります。

  • キッチンからの音や臭いが和室に伝わる可能性:調理中の音や臭いが和室に伝わる可能性があります。換気扇の性能や配置、調理時の工夫などが必要になります。換気扇は高性能なものを選び、定期的な清掃も忘れずに行いましょう。
  • 和室からの視線が気になる場合:和室からキッチンが見えることで、プライバシーが気になる場合は、間仕切りカーテンやブラインドなどを設置するのも良いでしょう。視線を遮るだけでなく、インテリアとしても活用できます。

リビングと和室の入れ替え案について

リビングと和室を入れ替える案も、検討に値します。リビングを南側に配置することで、より多くの自然光を取り入れることができ、明るく開放的な空間になります。ただし、この場合も、ダイニングキッチンの採光には注意が必要です。北側の窓を大きくしたり、明るい色の建材を使用するなど、工夫が必要です。

水回りのプライバシー確保について

玄関側に水回りを配置する場合、プライバシー確保は重要なポイントです。

  • ドアの位置や形状:玄関から直接見えない位置にドアを設置したり、すりガラスのドアを使用するなど、工夫することでプライバシーを守ることができます。
  • 間仕切り壁:玄関と水回りとの間に間仕切り壁を設置することで、視線を遮ることができます。デザイン性の高い間仕切り壁を選ぶことで、インテリアとしても楽しめます。
  • 植栽:玄関前に植栽を配置することで、視線を遮り、プライバシーを守ることができます。常緑樹などを植えることで、一年を通して視線を遮ることができます。

まとめ:快適な住まいづくりのために

間取り計画は、住む人のライフスタイルや好みを反映することが大切です。設計士さんとよく相談し、ご自身の要望をしっかりと伝え、納得のいく間取りを実現しましょう。今回挙げた改善策はあくまで提案であり、最終的な判断はご自身で行ってください。より快適な住まいを実現するためには、細部までこだわって検討することが重要です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)