新築賃貸での家具搬入トラブル!配送業者、管理会社との板挟み状態からの解決策

月初に新築の賃貸に引越しました。キッチンに棚を搬入してもらう際、手前にある冷蔵庫を動かしたら床に傷が付きました。配送業者はすぐに傷つけた旨を謝罪してくださり、「修理しますので」と修理会社を紹介してくださいました。後日、修理会社から連絡がきました。修理会社は「賃貸だし、どの程度修理すれば良いのか分からないので、一応管理会社に確認したほうが良い。管理会社が修理会社を提示するかもしれない。」とのことでした。確かに、中途半端に修理をしても退去の際何か言われたら困ると思い、管理会社に配送業者に傷をつけられたこと、あちらから修理会社を紹介されていることを伝えました。管理会社は、「修理するにはその家にあった修理をして貰わなければ困る。こちら(管理会社側)が紹介した修理会社で修理をしてくれ。」とのこと。確かに、現状回復する義務は私たちにあり、管理会社に従うべきだと思います。そのことを配送業者に伝えたところ、今度は「管理会社のほうで修理して、値段が高いんじゃないですか?どの程度修理をするんですか?」と渋られてしまいました。(傷つけたのはお前だろうと言ってやりたくなりましたが・・・。)管理会社に伝えると「それでは一応見積もりだけ出して、配送業者に提示してみては?」と。そうするしかないとは思いますが、もし断られてしまったら・・・と心配です。管理会社は親身に話を聞いてくださり、板ばさみの状況は理解してくれています。なので、見積もりを見せて渋られたら、管理会社から配送業者へ話をしてくれるともおっしゃっています。週末に見積もりのために修理会社が来ることになっています。もし断られた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。管理会社と配送業者が話をして、結局私たちに請求・・・なんてことあるんでしょうか。傷を付けた責任はしっかりととってもらいたいです。賃貸に住む以上、管理会社のもとで修理をしなければいけないと考えていますが、運送会社にそこまで従う義務はあるのでしょうか。配送トラブルを調べると泣き寝入りしていらっしゃる例もあり、心配です・・・。せっかくとても気に入った家なのに、早く直して解決したいです。

新築賃貸での床キズトラブル:現状と課題

新築マンションへの引っ越し、楽しみなはずが、家具搬入時のトラブルで不安な気持ちを抱えていることと思います。冷蔵庫移動時の床キズ、配送業者と管理会社を巻き込んだ状況、そして費用負担の不安…まさに板挟み状態ですね。しかし、ご安心ください。本記事では、この状況を解決するための具体的なステップと、法的観点からのアドバイスを提示します。

解決に向けたステップバイステップガイド

ステップ1:見積もりの取得と詳細な記録

まずは、管理会社が推奨する修理業者に見積もりを依頼しましょう。この際、以下の点を徹底的に記録することが重要です。

  • 見積書の内容:修理箇所の詳細、使用する材料、作業内容、費用内訳を全て明確に記載させましょう。写真や動画でキズの状態を記録しておくことも有効です。
  • 業者とのやり取り:日付、時間、担当者名、会話の内容をメモ、もしくは録音しておきましょう。証拠として非常に重要です。
  • キズの状況写真:複数枚、様々な角度からキズを撮影し、その大きさと深さを明確に記録しましょう。これは、後々の交渉において重要な証拠となります。

ステップ2:配送業者への見積もり提示と交渉

見積書が取得できたら、配送業者に提示し、修理費用負担について交渉しましょう。この際、以下の点を伝えましょう。

  • キズの原因:配送作業中に発生したキズであることを明確に伝えましょう。
  • 管理会社の指示:管理会社が指定した修理業者による修理が必要であることを伝え、その根拠を説明しましょう。
  • 法的責任:配送業者が搬入作業中の過失によってキズが発生したため、修理費用を負担する法的責任があることを伝えましょう。
  • 交渉の余地:全額負担が難しい場合は、費用負担割合について交渉しましょう。例えば、半額負担など、現実的な案を提示することで、交渉がスムーズに進む可能性があります。

ステップ3:交渉が不調に終わった場合の対処法

配送業者が費用負担を拒否した場合、管理会社に相談しましょう。管理会社は、既に状況を理解しており、配送業者との交渉を支援してくれると仰っています。この段階では、以下の点を管理会社に伝えましょう。

  • これまでの経緯:これまでのやり取りを詳細に説明しましょう。
  • 見積書と証拠資料:見積書、写真、動画などの証拠資料を提示しましょう。
  • 法的措置:交渉がまとまらない場合は、法的措置も検討する必要があることを伝えましょう。

管理会社が配送業者と交渉し、それでも解決しない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、法的観点から状況を判断し、適切なアドバイスとサポートを提供してくれます。

法的観点からの考察

賃貸物件における現状回復義務は、借主(あなた)にあります。しかし、今回のキズは配送業者の過失によって発生したものです。そのため、配送業者には損害賠償責任があります。民法709条(不法行為)に基づき、配送業者に修理費用を請求できます。

管理会社が指定した修理業者を使う必要性は、必ずしもありません。しかし、管理会社が現状回復の基準を提示している場合、それに従うことでトラブルを回避できる可能性があります。

専門家の視点:トラブル回避のためのアドバイス

このようなトラブルを未然に防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

  • 搬入前に状況確認:搬入前に、搬入経路や家具のサイズなどを確認し、問題がないかを確認しましょう。
  • 搬入時の立ち会い:搬入作業に立ち会い、作業の様子を監視しましょう。問題が発生した場合は、すぐに業者に伝えましょう。
  • 契約内容の確認:配送業者との契約内容を事前に確認し、損害賠償に関する規定を確認しましょう。
  • 保険の活用:引っ越し保険などに加入しておくと、このようなトラブルが発生した場合に備えることができます。

まとめ

今回のトラブルは、非常にストレスの溜まる状況ですが、冷静に対処することで解決できる可能性が高いです。ステップバイステップで進め、証拠をしっかり残し、必要であれば専門家の力を借りましょう。大切なのは、焦らず、一つずつ問題を解決していくことです。

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