新築祝いに!床の間の鏡、風水的に大丈夫?インテリアコーディネーターが解説

家を新築したばかりでインテリアに凝っているのですが、床の間に鏡を置いてもいいのでしょうか?家を新築したばかりでインテリアに凝っているのですが、床の間に鏡を置いてもいいのでしょうか?風水的に大丈夫でしょうか?よろしくお願いします。

新築祝いに、こだわりのインテリアで素敵な空間づくりをされているんですね!おめでとうございます! 床の間に鏡を飾りたいというお気持ち、とてもよく分かります。鏡は空間を広く見せたり、光を反射させて華やかさを演出したりと、インテリア効果が高いアイテムです。しかし、床の間に鏡を置くことについては、風水的な観点からも検討する必要があります。この記事では、床の間に鏡を置くことについての風水的な考え方や、インテリアコーディネートの観点から、具体的なアドバイスと、代替案も含めて詳しく解説していきます。

床の間に鏡を置くことへの風水的な考え方

風水では、鏡は気を反射させる力を持つとされています。そのため、鏡の配置によっては、良い気を反射して幸運を招くこともあれば、逆に悪い気を反射して不運を招く可能性もあります。特に床の間は、家の顔ともいえる重要な場所です。そのため、鏡の設置には慎重な判断が必要です。

風水的に床の間に鏡を置くことについて、一般的には良くないとされることが多いです。その理由は以下の通りです。

  • 良い気を反射してしまう:床の間は、家の良い気を集める場所とされています。そこに鏡を置くと、その良い気を反射してしまい、せっかく集まった良い気が外に出てしまう可能性があります。
  • 悪い気を招く可能性:鏡は、悪い気を反射する力も持っています。床の間に悪い気が溜まっている場合、鏡がそれを反射して、家全体に悪い気が広がる可能性があります。
  • 落ち着かない空間になる:鏡は、視覚的に空間を広く見せる効果がありますが、床の間に大きな鏡を置くことで、落ち着かない空間になってしまう可能性があります。床の間は、リラックスできる空間であるべきです。

ただし、風水の解釈は流派によって異なり、絶対的なものではありません。鏡の大きさ、形、設置場所、そして全体のインテリアとの調和など、様々な要素によって吉凶が変化します。そのため、「絶対にダメ」というわけではありません。しかし、リスクを考慮し、慎重に検討する必要があるでしょう。

インテリアコーディネートの観点から

風水的な観点に加え、インテリアコーディネートの観点からも、床の間に鏡を置くことのメリット・デメリットを考えてみましょう。

メリット

  • 空間の広がり:鏡は、空間を広く見せる効果があります。特に、狭い床の間には効果的です。
  • 明るさの演出:鏡は、光を反射させるため、床の間を明るく演出することができます。暗い床の間を明るくしたい場合に有効です。
  • デザイン性の向上:デザイン性の高い鏡を選ぶことで、床の間のデザイン性を高めることができます。

デメリット

  • 圧迫感:大きな鏡を置くことで、逆に圧迫感を感じてしまう可能性があります。
  • 反射による乱反射:鏡の反射によって、他のインテリアが乱反射してしまい、かえって見栄えが悪くなってしまう可能性があります。
  • 掃除の手間:鏡は、定期的な掃除が必要になります。

床の間に鏡を置かない場合の代替案

床の間に鏡を置かない場合、どのようなインテリアを検討すれば良いのでしょうか?いくつか代替案をご提案します。

  • 絵画や掛け軸:日本の伝統的な美しさを演出できます。季節感を取り入れることで、変化を楽しめます。
  • 生け花:季節の花を生けることで、華やかさと安らぎを演出できます。定期的に花を交換することで、新鮮な気持ちになれます。
  • オブジェ:こだわりのオブジェを置くことで、個性を表現できます。陶器や木彫りなど、様々な素材から選べます。
  • 盆栽:ミニチュアの自然を演出できます。癒やしの空間を作り出したい場合に最適です。
  • 照明:間接照明などを設置することで、落ち着いた雰囲気を演出できます。床の間の雰囲気をガラッと変えることができます。

これらのアイテムは、風水的にもインテリア的にも、床の間に適したアイテムです。自分の好みに合わせて、最適なアイテムを選びましょう。

専門家の意見:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、床の間に鏡を置くかどうかは、全体のインテリアデザインとの調和が最も重要です。例えば、モダンなデザインの住宅であれば、鏡がうまく調和する可能性もあります。しかし、伝統的な和風の住宅であれば、鏡は場違いに感じられる可能性があります。

鏡を使用する場合は、サイズやデザイン、設置場所を慎重に検討する必要があります。例えば、小さな鏡を控えめに配置したり、鏡面加工が施された家具を使用するなど、鏡を効果的に取り入れる方法があります。また、鏡の代わりに、光沢のある素材を使った家具や装飾品を使用するのも良いでしょう。

最終的には、ご自身の好みと、家の雰囲気、そして風水的な要素を総合的に考慮して判断することが大切です。迷った場合は、インテリアコーディネーターなどの専門家に相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

床の間に鏡を置くかどうかは、風水的な観点やインテリアデザインの観点から慎重に検討する必要があります。風水的には、良い気を反射してしまう可能性があるため、一般的には推奨されません。しかし、インテリアデザインの観点からは、空間を広く見せたり、明るさを演出したりするメリットもあります。最終的には、ご自身の好みや家の雰囲気、そして風水的な要素を総合的に考慮して判断することが大切です。迷った場合は、専門家に相談してみましょう。

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