新築注文住宅の施工ミスに対する適切な対応と請求方法

数々の施工ミスをされ何かしら形としてお詫びして貰いたいのですが・・・ 初めまして今日は、 新築注文住宅を購入したのですが工務店の数々のミスが納得行きません。 まずは状況説明致します。 ① 図案の状況でガレージ部分を広く使いたいので 基礎位置を隣の家との間50cmまでは法律的な問題で近づける事が出来るらしく それをするには窓枠の位置を動かさないといけないらしく 設計士の方から『出来るだけ寄せて図面を作ります』と言われ、 私達夫婦はサイディング選びに取り掛り基礎から離れていたのですが 基礎図面の最終チェックを施主がしてないのに施工が始まり 隣の家との間が80cmも離れてしまいました。 最終確認さえしていれば窓枠はあと30cmずらせたのでこちらの要望通りにできたのですが・・・ ② 図面打ち合わせの時に完成後に倉庫を置くと言ってあるにも関わらず 汚水雨水のマスや水道バルブやら埋められていました。 結局敷地内に15個もマスなどがバラバラに埋められていました。せめて建物寄りに埋めて欲しかったです。 玄関前などは90x90のスペースに5個も有り玄関なのにみすぼらしい外構になってしまいます。 家は外構で決まるのでかなりショックを受けえております。 ③ 棟上げ式に工務店営業と大工と現場監督と家で合う日取りを前もって決め 工務店から大工に気持ちとして1万~3万円を包んで渡して上げて下さいと言われ まぁ3万円包む事にしました。今どきこんな事を言うのも珍しいと思ってはいたのですが 大工には気持ち良く仕事してもらいたいので包む事にしました。 初の顔合わせの時に現場監督が休みなので来れませんとその場で言われ。 休むなら前もって電話でもして来るのが普通なのではと思いつつ 監督代理の方が来たのでその方にTV・TELの位置を変更してもい、 後日別件で別の担当者に電話した時に心配だったので確認してもらった結果 TVだけの移動と聞かされてますけどと言われてしまい危ない所でした。 ④ 仕事帰りに不安になりサイディング前に外部でも見ておこうかと思い 22時過ぎにも関わらず見に行き 通気口のパイプとタイベックシートとの外部処理が出来ておらず 穴が開いたままの状態なのが1箇所あり心配になり真っ暗闇の中足場に上り 各部屋の通気口などを見て回るはめになりました。 次の日に工務店に電話した所サイディング屋が防水テープを巻くので大丈夫との事だったのですが 大丈夫なら初めの処理って必要無いはずでは?と思うのですが 結局巻き直しなど手遅れでサイディングが貼られてしまいました。 ⑤ サイディングで破風と幕板の色を間違えて貼られてしまい 水漏れの原因が増えていまいました。 この事を話し合う為に工務店に出向いたのですが そろそろ家も完成するのですが 現場監督とは電話で2回合うのが初めてでした。 現場にも顔を出さない人らしく この方がしっかりしていれば 破風と幕板の貼り間違えなどは起こらないはずでした 起こったとしても破風の段階で気づけるのでは無いでしょうか・・・ ①の時は基礎のやり直しを検討したのですが 年内の引っ越しが難しくなるなどと言われた為 外構の方を手伝いますとの事で渋々納得したのですが その時にやり直しの見積もり額をださせて40万かかるのを 業者割引で20万でしたとの事で書類を見せてもらったのですが 手書きで20万と訂正してる所が怪しく見えました 今のところ外構で手伝うと言ってるのですが 防草シートの上に防犯砂利をひく事しか話を聞かされてません。 これだけの問題点があるにも関わらず ①に対してだけのお詫びの形しか決まっておらず この①もどこまでやるのか基準がないので不安があります。 初めて監督と電話で話した時に『下請けで現場を見せられているので良く分かりません』みたいな事まで言われ この監督ダメだと思い こちらが仕事帰りや休みの日に行き監督業をしてる訳ですので 監督業にもお金を払っているにも関わらず ましてや基礎から問題のある家に何故顔を出さずにおれるのかが疑問に思われます。 ※ 迷惑を被っているので金額的に100万円位のサービスはして貰いたいのですが・・・ 最近は言い過ぎなどで強要罪になるのではと考え、言えずにいます。 どういった請求方法が無難でしょうか? 例えば倉庫やエアコンなど建物以外で必要とする物を買って貰うにも 言い方一つだと思うのですがどのような言い回しが良いのか お力添え願います。補足①に関してですが、基礎位置がズレていると分かり基礎の段階で2週間ストップさせています。 その時に今からやり直しすると年内の引っ越しが出来ないと言うことで外構は別費用と言う事なので そちらを手伝わさせてもらいますとの事で承諾した次第です。 まぁ結果的にやり直しさせても年内に間に合ったので、嘘つかれました。 書面に何も書いてないので泣き寝入りって事になりそうですね。

新築住宅における施工ミス5つの事例と対応策

新築住宅の建設において、施主であるあなたが経験された施工ミスは、決して許容できるものではありません。 今回のケースでは、基礎の位置ずれ、外構工事の不備、監督の不在、通気口処理の不備、そしてサイディングの色間違いといった、複数の重大な問題が発生しています。これらの問題点は、建築基準法や契約内容に抵触する可能性があり、適切な対応が必要です。

事例1:基礎位置のずれ(隣家との距離不足)

問題点:設計図面と施工された基礎の位置に大きなずれがあり、隣家との距離が確保されていない。当初の設計意図と大きく異なる結果となっている。

対応策:
* 契約書を確認:契約書に図面と施工内容の整合性に関する記述があるか確認します。
* 証拠を収集:設計図面、施工図面、写真、メールなどの証拠を全て保管します。
* 専門家への相談:建築士や弁護士に相談し、法的観点からのアドバイスを受けます。
* 工務店との交渉:具体的な修正案と補償内容について、書面で交渉します。口頭での合意は避けるべきです。

事例2:外構工事の不備(排水マス等の配置)

問題点:倉庫設置予定地への排水マスや水道バルブの設置など、計画と異なる施工が行われ、生活空間の利便性と美観を損なっている。

対応策:
* 図面と現状の比較:設計図面と実際の施工状況を比較し、相違点を明確に示します。
* 写真・動画撮影:問題点を明確に示す写真や動画を撮影し、証拠として保管します。
* 改善要求:工務店に対し、排水マス等の配置変更を要求し、その費用負担についても交渉します。
* 専門業者への見積もり:配置変更にかかる費用を、専門業者に見積もりしてもらい、工務店との交渉に役立てます。

事例3:現場監督の不在と情報伝達の不備

問題点:現場監督が不在で、重要な情報伝達が滞り、施工ミスにつながった可能性がある。連絡体制の不備は重大な問題です。

対応策:
* 責任の所在を明確化:工務店に対し、現場監督の責任と、情報伝達における不備について明確な説明を求めます。
* 書面での確認:今後の工事に関する連絡事項は、全て書面で確認し、記録を残します。
* 担当者変更:もし現場監督とのコミュニケーションに問題がある場合は、担当者変更を要求します。

事例4:通気口処理の不備

問題点:通気口のパイプとタイベックシートの処理が不十分で、雨漏りのリスクが生じている。施工不良による瑕疵(かし)にあたります。

対応策:
* 専門家による検査:建築士などに依頼し、雨漏りリスクの有無を検査してもらいます。
* 補修工事の要求:工務店に対し、適切な補修工事と、検査費用、補修費用等の負担を要求します。
* 記録の保持:検査結果、補修工事の内容、費用などを記録として保管します。

事例5:サイディングの色間違い

問題点:破風と幕板の色が間違っており、美観を損ない、水漏れの原因となる可能性がある。

対応策:
* 設計図面との比較:設計図面と実際の施工状況を比較し、色違いを明確に示します。
* 写真撮影:問題点を明確に示す写真を撮影し、証拠として保管します。
* 修正工事の要求:工務店に対し、色を修正する工事と、その費用負担を要求します。

100万円相当の補償請求について

あなたが被った損害は、精神的苦痛を含め、100万円相当に及ぶと主張することは、決して過剰ではありません。 しかし、強要罪を避けるため、具体的な請求方法を検討する必要があります。

請求方法のポイント

* 書面での請求:口頭ではなく、内容証明郵便で請求内容を明確に伝えましょう。
* 具体的な損害額の算出:精神的苦痛、時間的損失、追加費用などを含め、具体的な損害額を算出します。
* 証拠の提示:これまで収集した証拠(写真、動画、メール、契約書など)を添付します。
* 交渉の余地を残す:一方的に要求するのではなく、交渉の余地を残した表現を用いることが重要です。
* 専門家への相談:弁護士などの専門家に相談し、適切な対応を検討しましょう。

具体的な請求内容例

* 補修工事費用:各施工ミスに対する補修費用を明確に示します。
* 慰謝料:精神的苦痛に対する慰謝料を請求します。
* 代替措置:倉庫、エアコンなどの代替措置を要求します。「倉庫の設置費用を負担して欲しい」など具体的に記述しましょう。
* 減額請求:施工ミスを理由に、住宅価格の減額を請求することもできます。

まとめ

新築住宅の施工ミスは、大きなストレスと損害をもたらします。 今回のケースのように、複数の問題が重なっている場合は、早急に工務店と交渉し、適切な解決策を見つける必要があります。 必要であれば、弁護士などの専門家の力を借り、あなたの権利をしっかりと主張しましょう。 証拠をしっかり収集し、書面で対応することで、より円滑な解決に繋がるでしょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)