新築戸建のモダンクラシックなインテリア:巾木と窓枠の色選びで迷ったら?

新築戸建が今年末に完成します。現在は打ち合わせ最終段階です。家のテーマはモダンクラシックです。床の色はネイキッドライト、室内ドアとクローゼット扉はミディアムウォールナット、壁紙はオフホワイトです。家具はダークブラウンで統一しようと思っています。巾木の色と窓枠の色を悩んでいます。当初は、どちらも壁紙に合わせて白にしていましたが、白だと汚れると聞き、巾木は床に合わせてナチュラルカラーに、窓は壁と一体化するよう白がいいとコーディネーターの方に伝えました。すると、巾木と窓枠の色は基本合わせた方が統一感が出るから、どちらもナチュラルカラーにした方がいいと言われました。窓枠がナチュラルカラーだと、モダンクラシックとかけ離れてしまいそうな感じがするのですが、どうでしょうか?モダンクラシックに近付く、巾木と窓枠の色を教えてください。

モダンクラシックインテリアにおける巾木と窓枠の重要性

新築戸建のインテリアコーディネート、特にモダンクラシックスタイルは、細部へのこだわりが全体の印象を大きく左右します。床材のネイキッドライト、室内ドアのミディアムウォールナット、そしてダークブラウンの家具という、すでに洗練された素材選びがなされていますね。この素晴らしいベースに、巾木と窓枠の色選びが加わることで、空間の完成度がさらに高まります。 巾木と窓枠は、一見すると小さな要素ですが、実は空間全体の印象を大きく左右する重要な役割を担っています。 視覚的な統一感 を生み出し、空間の広がり奥行き を演出する効果もあるのです。 また、素材や色の選択によって、上品さ高級感 を加えることも可能です。 コーディネーターの方が「統一感」を重視するのも、このためです。

白、ナチュラルカラー、そしてモダンクラシック:それぞれのメリット・デメリット

ご質問にあるように、巾木と窓枠を白にするか、ナチュラルカラーにするか、迷われているかと思います。それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。

白のメリット・デメリット

* メリット:

  • 清潔感があり、明るく開放的な空間を演出できる。
  • 壁紙との調和が良く、すっきりとした印象になる。
  • 空間を広く見せる効果がある。

* デメリット:

  • 汚れが目立ちやすい。
  • 他の素材とのバランスが取りにくい場合がある。
  • モダンクラシックというテーマにおいては、ややカジュアルな印象になりがち。

ナチュラルカラー(例:ライトブラウン、ベージュ)のメリット・デメリット

* メリット:

  • 床材との調和が良く、統一感のある空間を演出できる。
  • 温かみのある、落ち着いた雰囲気を醸し出す。
  • 汚れが目立ちにくい。

* デメリット:

  • 白に比べて空間が狭く感じられる可能性がある。
  • 色選びを間違えると、全体のバランスが崩れる可能性がある。
  • 素材によっては、安っぽく見えてしまう場合もある。

モダンクラシックに合う巾木と窓枠の色:具体的な提案

モダンクラシックは、現代的なデザインとクラシックな要素を融合させたスタイルです。 そのため、素材感や色の選択には、上品さ洗練さ が求められます。 白は清潔感がありますが、モダンクラシックの重厚感や落ち着きを表現するにはやや物足りないかもしれません。 一方、ナチュラルカラーは、テーマに合う可能性はありますが、色選びを間違えると全体のバランスが崩れてしまうリスクがあります。 そこで、巾木と窓枠を「ライトブラウン」または「ベージュ」にすることを提案します。 具体的には、床材のネイキッドライトと調和する、やや明るめの色を選びましょう。 ただし、壁紙のオフホワイトとのコントラストも考慮し、あまり色の差がないように注意が必要です。 例えば、床の色よりも少しだけ濃いめのライトブラウンや、オフホワイトとライトブラウンの中間色であるベージュがおすすめです。

具体的な色選びのポイント

* サンプルを取り寄せて比較する: 実際に塗装サンプルや建材サンプルを取り寄せ、床材、ドア、壁紙と並べて比較してみましょう。 光の当たり方によって色の見え方が変わるため、昼と夜で確認することが重要です。 * 素材にもこだわる: 木製の巾木と窓枠を選ぶことで、より高級感と温かみのある空間を演出できます。 塗装仕上げも、マットな質感のものや、木目の美しいものを選ぶと、モダンクラシックの雰囲気にぴったりです。 * 全体のバランスを考える: 巾木と窓枠の色だけでなく、家具や照明、カーテンなどの色とのバランスも考慮しましょう。 全体のコーディネートを意識することで、より洗練された空間を作り上げることができます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、巾木と窓枠の色を統一することは、空間全体のまとまりを良くする上で非常に重要です。 しかし、単に統一するだけでなく、素材感や色のトーンを調整することで、モダンクラシックの雰囲気を損なうことなく、洗練された空間を演出できます。 例えば、巾木と窓枠を同じライトブラウンにする場合でも、窓枠を少しだけ濃いめの色にすることで、奥行き感や立体感を出すことができます。

まとめ:モダンクラシックな空間を実現するための具体的なステップ

1. サンプルを取り寄せる: 複数のライトブラウンやベージュのサンプルを取り寄せ、実際の床材、ドア、壁紙と比較します。 2. 素材を選ぶ: 木製の巾木と窓枠を選び、マットな質感の塗装仕上げを検討します。 3. 色味を調整する: 巾木と窓枠の色を同じにする場合でも、窓枠を少しだけ濃いめにすることで奥行き感を演出します。 4. 全体との調和を考える: 家具、照明、カーテンなどの色とのバランスを考慮し、全体のコーディネートを完成させます。 これらの点を踏まえ、巾木と窓枠の色を慎重に選び、理想のモダンクラシックな空間を実現してください。

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