Contents
新築戸建て引き渡し立会い確認:徹底チェックリスト
新築マイホームの引き渡し、おめでとうございます! しかし、初めての経験だと不安も大きいですよね。 この立会い確認は、後々のトラブルを防ぐためにも非常に重要です。 この記事では、新築戸建ての引き渡し立会い確認でチェックすべきポイントを、階層別に詳しく解説します。 チェックリストとして活用し、安心してマイホームを受け取ってください。
1階:玄関・駐車場・浴室・トイレ・納戸
- 玄関
- ドアの開閉、鍵の動作確認:スムーズに開閉するか、鍵のかけ外しが問題ないかを確認しましょう。 鍵の予備はきちんと受け取っていますか?
- 玄関周りのタイル・壁の傷、汚れ:ひび割れや欠け、汚れがないか、丁寧に確認しましょう。 特に目線の高さは念入りに。
- インターホン、照明の動作確認:正常に作動するか確認しましょう。 暗くなると点灯しないなど、不具合がないか確認してください。
- ビルトイン駐車場
- 車の出し入れ:実際に車を出し入れして、スムーズにできるか確認しましょう。 車庫の寸法が設計図通りか、確認しましょう。
- シャッターの動作、点検口の確認:スムーズに開閉するか、異音がないか確認しましょう。 点検口は開閉できるか確認しましょう。
- 床の傾斜、排水溝:傾斜が適切で、雨水が溜まらないか確認しましょう。 排水溝に詰まりがないか確認しましょう。
- 浴室
- 給湯、排水、換気扇の動作確認:お湯が出るか、排水がスムーズか、換気扇が作動するかを確認しましょう。 温度調節も確認しましょう。
- シャワーヘッド、蛇口からの水漏れ:水漏れがないか、念入りに確認しましょう。 数分間水を出しっぱなしにして確認すると確実です。
- タイル、壁、床の傷、汚れ:ひび割れや欠け、汚れがないか確認しましょう。 目地にも注意を払いましょう。
- トイレ
- 排水、洗浄機能の動作確認:正常に排水、洗浄できるか確認しましょう。 詰まりがないか確認しましょう。
- 便座、便器の傷、汚れ:傷や汚れがないか確認しましょう。
- 照明、換気扇の動作確認:正常に作動するか確認しましょう。
- 納戸
- 扉の開閉、棚の強度:スムーズに開閉するか、棚がしっかりしているか確認しましょう。
- 壁、床の傷、汚れ:傷や汚れがないか確認しましょう。
- 換気:十分な換気が確保されているか確認しましょう。
2階:リビング・バルコニー・トイレ
- リビング
- 窓の開閉、網戸の動作確認:全ての窓がスムーズに開閉するか、網戸に破れがないか確認しましょう。
- 床、壁、天井の傷、汚れ:傷や汚れ、ひび割れがないか確認しましょう。 特に目立つ箇所に注意しましょう。
- コンセント、スイッチの動作確認:全てのコンセントとスイッチが正常に作動するか確認しましょう。
- バルコニー
- 床、手すりの状態:ひび割れ、破損がないか確認しましょう。 手すりの強度も確認しましょう。
- 排水溝:詰まりがないか確認しましょう。
- 防水:目視で防水に問題がないか確認しましょう。
- トイレ(1階と同様の確認)
3階:2部屋・バルコニー・大型収納
- 各部屋(2階と同様の確認)
- バルコニー(2階と同様の確認)
- 大型収納
- 扉の開閉、棚の強度:スムーズに開閉するか、棚がしっかりしているか確認しましょう。
- 壁、床の傷、汚れ:傷や汚れがないか確認しましょう。
- 換気:十分な換気が確保されているか確認しましょう。
専門家によるアドバイス:建築士の視点
建築士の視点から、特に注意すべき点を挙げます。
* 構造上の問題: 目視では分かりにくい構造上の問題(基礎の亀裂など)は、専門家に見てもらうのが安心です。 不安な場合は、建築士に立ち会いを依頼しましょう。
* 設備機器の保証: 各設備機器の保証期間や保証内容をしっかり確認しましょう。 保証書をきちんと受け取ってください。
* 図面との相違: 設計図面と実際の建物に相違がないか、丁寧に確認しましょう。 寸法、位置、仕様などを確認します。
* 瑕疵担保責任: 引き渡し後の瑕疵(欠陥)に対する責任(瑕疵担保責任)について、しっかり理解しておきましょう。
立会い確認の進め方と注意点
- 事前にチェックリストを作成: この記事のチェックリストを参考に、自分たちでチェックリストを作成しましょう。 写真撮影も忘れずに。
- 時間を取ってじっくり確認: 慌てず、じっくりと時間をかけて確認しましょう。 必要であれば、担当者に説明を求めましょう。
- 発見した不具合は記録する: 発見した不具合は、写真撮影と詳細な記録を残しましょう。 記録は、後々のトラブル解決に役立ちます。
- 修正依頼は書面で: 修正が必要な場合は、書面で依頼しましょう。 口頭での約束は、証拠として残りにくいので注意が必要です。
- 担当者と良好な関係を築く: 担当者と良好な関係を築くことで、スムーズに問題解決を進めることができます。
まとめ
新築戸建ての引き渡し立会い確認は、一生に一度の大きなイベントです。 この記事で紹介したチェックリストとアドバイスを参考に、安心してマイホームを受け取ってください。 不安な点があれば、専門家に相談するのも良い方法です。 素敵な新生活をスタートさせてください!