新築戸建ての巾木、ドア枠、窓枠の色選び:ナチュラルな木の温もりを活かすコーディネート

新築戸建ての巾木、ドアの枠、窓枠の色で悩んでいます。アドバイスをお願いします。 ナチュラルな木の温もりを感じるような家にしたいと思っています。 条件は下記の通り。 1階はLDK、トイレ 、お風呂、洗面脱衣所、ウォークインクローゼット、クローゼットがあります。 玄関からLDKに入る扉は開き戸で、ナチュラルブラウンの木製です。 それ以外のトイレ、洗面脱衣所、ウォークインクローゼット、クローゼットなどの扉は全て白の引き戸で、壁面と一体化するようにしています。 窓のサッシは樹脂サッシでナチュラルブラウンです。 大きめの窓(リビング、ダイニング)2箇所にはナチュラルブラウンの木製ブラインドを窓枠に内付けします。 床の色はタモの無垢材で、色はナチュラルブラウンです。 ダイニングのテーブル&イス、AVボードなどはナチュラルブラウンの木製です。 2階はトイレ、子供部屋×2部屋、主寝室(主寝室内からウォークインクローゼット、書斎)、となっており、子供部屋と、主寝室の各メインとなる大きな窓(子供部屋はバルコニーに出る為の窓です)にはナチュラルブラウンの木製ブラインドを内付けしようと考えております。 また、子供部屋、主寝室に入る扉はナチュラルブラウンの木製の開き戸、それ以外のトイレや、ウォークインクローゼット、書斎に入るドアは1階同様、壁面と一体化するように白で統一しております。 床材は1階と同様、タモの無垢材ナチュラルブラウンです。 ベッドなどの家具はナチュラルブラウンの木製です。 このような条件の場合、巾木や、ドアの枠、窓枠の色はどのようにすれば自然で良いでしょうか? 私としては、窓枠は木製ブラインドを内付けしますので、その色に合わせる。 ドアの枠はドア色に合わせる。 と考えておりますが、どうにも巾木が決まりません。床に合わせてナチュラルブラウンにするとあまりにも木の多いゴチャゴチャした雰囲気になりそうですし、白にするとドアの枠や、窓枠に合わないように感じます。 今のところ、巾木は既製品の白で仕様書には記載されておりますが、床材がタモの無垢材なので、無垢のナチュラルブラウンを選択すれば、9万円値上がりします。 是非、ご意見お聞かせください。

ナチュラルブラウンを基調としたインテリアにおける巾木、ドア枠、窓枠の選び方

ご希望の「ナチュラルな木の温もりを感じる家」を実現するためには、巾木、ドア枠、窓枠の色選びが非常に重要です。現状の素材や色味を踏まえ、それぞれの箇所の最適な色を提案します。

窓枠について

既にナチュラルブラウンの木製ブラインドの内付けをご検討とのことですが、これは非常に良い選択です。窓枠の色をブラインドの色と合わせることで、統一感と自然な一体感が生まれ、窓辺がより温かみのある空間になります。窓枠もナチュラルブラウンにすることで、全体的な調和がとれ、木の温もりを感じさせる空間が実現します。樹脂サッシのナチュラルブラウンと木製ブラインドのブラウンの組み合わせは、自然な素材感を強調し、洗練された印象を与えます。

ドア枠について

玄関の開き戸がナチュラルブラウンの木製であることから、1階と2階の主寝室、子供部屋のドア枠もナチュラルブラウンの木製にするというご計画は、非常に自然で良い選択です。他のドア枠を白で統一することで、空間のメリハリが生まれ、それぞれの部屋の個性を際立たせることができます。木製ドアと白いドアの組み合わせは、空間の広がりを感じさせ、モダンな印象も与えます。

巾木について

巾木は、床と壁の境目を美しく見せる重要な要素です。床がタモの無垢材のナチュラルブラウンであることを考慮すると、巾木をナチュラルブラウンにするか白にするか、悩ましいところですね。

ナチュラルブラウンの巾木を選択した場合:

* メリット:床材との一体感が生まれ、より統一感のある空間になります。木の温かみが一層強調され、落ち着いた雰囲気になります。
* デメリット:9万円の追加費用が発生すること、また、木の素材が多くなり、ご懸念されているようにゴチャゴチャした印象になる可能性があります。

白い巾木を選択した場合:

* メリット:コストを抑えられ、空間が広く感じられます。ナチュラルブラウンの床、ドア枠、窓枠とバランスを取り、軽快で明るい印象を与えます。
* デメリット:床材との色の差が大きいため、統一感に欠ける可能性があります。

専門家の視点:バランスと調和が重要

インテリアコーディネーターの視点から見ると、全体のバランスと調和が最も重要です。現状の素材と色味を考慮すると、巾木は白を選択することをお勧めします。

理由は以下の通りです。

* 既に床、ドア枠、窓枠、家具などにナチュラルブラウンが豊富に使用されています。これ以上ブラウンを増やすと、空間が重く、圧迫感を感じてしまう可能性があります。
* 白い巾木は、空間を広く見せる効果があり、床材のナチュラルブラウンをより引き立てます。
* 白は、どんな色とも合わせやすい万能な色です。将来、インテリアの模様替えをする際にも、柔軟に対応できます。
* コスト面も考慮すると、白を選択することで9万円の節約になります。

具体的なアドバイス:白の巾木を効果的に見せる方法

白い巾木を選ぶ場合、床材との色の差が目立たないように、いくつかの工夫をすることで、より洗練された空間を作ることができます。

* ベースボードヒーターの設置:床と壁の境目にベースボードヒーターを設置することで、巾木の存在感を薄めることができます。ヒーター自体がデザイン性の高いものも多いので、インテリアのアクセントにもなります。
* 巾木の素材にこだわる:一般的な巾木よりも、少し厚みのあるもの、または木目調の白い巾木を選ぶことで、高級感と存在感を出すことができます。
* 壁の色との調和:壁の色と巾木の色の組み合わせにも注意しましょう。壁の色が白に近い場合は、巾木の色も白で統一することで、すっきりとした印象になります。

まとめ:ナチュラルな木の温もりと洗練された空間を両立させる

今回のケースでは、巾木を白にすることで、ナチュラルブラウンを基調としたインテリアに、軽やかさと広がりを与えることができます。 床、ドア枠、窓枠のナチュラルブラウンと、白い巾木、そして白いドア枠の組み合わせは、洗練された空間を演出します。 9万円の追加費用を節約できる点も大きなメリットです。

ご自身の好みや予算を考慮しながら、最適な選択をしてください。 今回の提案が、理想の「ナチュラルな木の温もりを感じる家」を実現する一助となれば幸いです。

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