新築建売住宅の内覧会前に確認すべき4つの不備と対処法

新築住宅の内覧会前に不備?建売住宅ってこんなもの?内覧会前にでいくつか気になる点を見つけました。ですが、これは(以下4点は)内覧会で業者に言えば、必ず直してもらえるものですか?それとも業者によりますか?仲介業者の方に以下の指摘を言ったところ、「普通は直してくれないと思いますよ」との回答だった。そんなものですか?

①下駄箱の扉を開くと玄関の端とぶつかってしまう。その間にはなみだ目が付いていないので、なみだ目を付けるか、扉が当たらないように建具に金具をつけて欲しいと思ってます。

②換気口(第3種使用)が平面図では取り付け位置はすべてH2000mm以上と書いてあるのに、換気口上端を測ってもH1970mmしかないものがある。許容範囲?換気口が平面図の位置とは全く違うところにある。部屋の東側にあるはずが東側にはなく、北側にあった。居住に問題ないので目をつぶるのがふつうですか?

③風呂場の上、四隅に全て小さい空間が空いている。蒸気が漏れて家が腐りやすいので直して欲しいと思ってます。

④平面図には「1階の玄関及び浴室以外の間仕切部分は段差なし」との記載がありますが、実際の住居には浴室の間仕切にも段差がない。「浴室内の床のタイルは、排水口に向かって多少斜めになっているので、シャワーなどを出しっぱなしにしても水漏れすることはないんでいいんじゃないですか」と仲介業者の方に言われました。そんなものですか?これも目をつぶるところですか?これら4点は直してもらう権利がありますか?それともそれは業者の対応次第なのですか?教えてください。補足③の四隅の隙間は2~3mm程の隙間です。お風呂はユニットバスです。隙間が空いても蒸気はユニットバス外に抜けないのですか?

新築住宅の内覧会チェックポイント:4つの不備とその対応

新築住宅の内覧会は、引渡し前に住宅に不備がないかを確認する重要な機会です。特に建売住宅の場合、事前に確認しておきたい点がいくつかあります。今回は、質問者様がお気づきになった4つの不備について、詳しく解説します。仲介業者の方の「普通は直してくれない」という発言は、必ずしも真実ではありません。状況によっては、修正を求める権利があります。

①下駄箱の扉と玄関の干渉

下駄箱の扉が開くと玄関の壁や柱にぶつかるという問題は、使い勝手を大きく損なう可能性があります。「涙目」と呼ばれる建具の調整金具を取り付けるか、扉の調整、もしくは壁側の加工が必要になります。これは明らかに施工不良であり、修正を依頼する権利があります。

* 対応策:
* 写真や動画で状況を記録する。
* 具体的な修正案(涙目金具取り付け、扉調整、壁面加工など)を提示する。
* 業者に修正を依頼し、その対応を文書で確認する。
* 具体的な修正方法を業者と話し合い、合意する。

②換気口の位置と高さのずれ

平面図と実際の換気口の位置や高さが異なる点は、設計図との相違として問題視できます。特に、高さのずれ(1970mm vs 2000mm)は、換気効率に影響する可能性があります。また、位置が東側から北側に変更されている点も、事前に確認すべき事項です。居住に支障がないからといって、放置すべきではありません。

* 対応策:
* 平面図と実際の状況を比較した写真を撮影する。
* 換気効率への影響について、専門家(建築士など)に相談する。
* 業者に設計図との相違を指摘し、修正または代替案を提示してもらう。
* 換気口の位置変更による影響(例えば、家具の配置変更)についても考慮してもらう。

③ユニットバスの四隅の隙間

ユニットバスの四隅に2~3mm程度の隙間があるとのことですが、これは防水性の問題に直結する可能性があります。蒸気が漏れて、カビや腐食の原因となる可能性も否定できません。ユニットバスは密閉されているように見えますが、実際には完全に密閉されているわけではなく、僅かな隙間は存在します。しかし、2~3mmという隙間は大きすぎます。

* 対応策:
* 隙間をシーリング材で埋めることを提案する。
* 防水性の確認を業者に依頼する。
* 必要であれば、専門業者による防水検査を依頼する。
* シリコンコーキングなどの適切なシーリング材を使用し、隙間を埋める作業を業者に依頼する。

④浴室間仕切りの段差

平面図に「浴室以外の間仕切部分は段差なし」と記載されているにも関わらず、浴室の間仕切りに段差がある場合は、設計図との不一致です。仲介業者の「水漏れしないから問題ない」という説明は、不適切です。段差はバリアフリーの観点からも問題があり、修正を依頼する権利があります。

* 対応策:
* 平面図と実際の状況を比較した写真を撮影する。
* バリアフリー設計の観点から、段差の解消を求める。
* 段差解消のための具体的な方法(例えば、床材の調整など)を業者と協議する。
* 段差解消が難しい場合は、代替案(例えば、段差解消マットの設置など)を検討する。

専門家の視点:内覧会での対応と権利

建築士の視点から見ると、上記4点はいずれも施工不良または設計図との不一致の可能性が高く、修正を要求できるケースが多いと言えます。特に、換気口の位置や高さ、浴室の隙間などは、住宅の耐久性や居住性に影響する可能性があります。仲介業者の発言に惑わされることなく、自身の権利を主張することが重要です。

内覧会では、冷静に問題点を指摘し、写真や動画で証拠を残すことが重要です。業者との交渉が難航する場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談することをお勧めします。

まとめ:権利を主張し、快適な住まいを手に入れよう

新築住宅の内覧会は、快適な住まいを手に入れるための最後のチャンスです。些細な点も見逃さず、しっかりと確認し、問題があれば積極的に業者に修正を依頼しましょう。「普通は直してくれない」という発言は、必ずしも真実ではありません。 自分の権利を理解し、積極的に交渉することで、より快適な住まいを実現できるはずです。 今回ご紹介した事例を参考に、安心して新築住宅での生活を始めてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)