新築建具の価格と施主支給について徹底解説!リビングドア、室内ドア、クローゼット扉の選び方

建具などの価格について・・・ 現在、某ハウスメーカーで新築予定なのですが、ある程度図面が決まり建具などの明細を出してもらいました。リビングドアは8万円、各部屋のドアは5万5千円収納の扉は5万円、一間半のクローゼットは14万などなど。ドアは全て飾りや小窓なども無い一般的なものです。(選べる建具が限られていたので。)ドアの価格ってこれくらいするものなのでしょうか?あと、そもそもリビングドアや部屋のドアというのは必須だと思うのですが、なぜオプション扱いになってしまうのでしょうか?(トイレや浴室、玄関ドアなどは別途で請求されていません。)オンラインショップなどで似たようなドアを調べると、半値くらいで販売されていました。ドアを施主支給にする事は可能ですか?詳しい方がおられましたらご返答頂けると助かります。

新築住宅における建具の価格相場とハウスメーカーの価格設定

新築住宅の建具価格、特にリビングドアや室内ドア、クローゼット扉などは、ハウスメーカーによって、また建具の種類や仕様によって大きく異なります。ご質問にあるリビングドア8万円、室内ドア5万5千円、収納扉5万円、1間半クローゼット14万円という価格は、決して高すぎるわけではありませんが、一方で、オンラインショップで半値程度の価格で販売されているものと比較すると、確かに高額に感じるかもしれません。

この価格差はどこから生まれるのでしょうか? 大きく分けて以下の3つの要因が考えられます。

1. 材料費と製造コスト

ハウスメーカーが採用する建具は、一般的に耐久性や品質に優れたものが選ばれます。 防音性、断熱性、耐火性などを考慮した高品質な材料や、精密な製造工程が反映された価格設定になっている可能性が高いです。オンラインショップで販売されている安価な建具は、これらの性能が劣る場合もあります。

2. 工事費と施工管理費

ハウスメーカーの価格は、建具本体の価格だけでなく、現場への搬入、取り付け、調整といった工事費や、施工管理費を含んでいます。 熟練の職人による丁寧な施工は、建具の寿命や仕上がりに大きく影響します。オンラインショップで購入した場合、これらの費用は別途発生し、自分で取り付けを行う必要があるため、必ずしも安価に済むとは限りません。

3. ブランド力と付加価値

ハウスメーカーは、ブランド力やデザイン性、アフターサービスといった付加価値も価格に反映させています。 統一感のあるデザインや、メーカー保証といったサービスは、価格に上乗せされる要素です。

リビングドア、室内ドアがオプション扱いされる理由

トイレや浴室、玄関ドアが標準装備で、リビングドアや室内ドアがオプション扱いされるのは、ハウスメーカーのビジネスモデルと、顧客のニーズの多様性によるものです。

ハウスメーカーは、標準仕様を絞ることで、コストを抑え、価格競争力を維持しています。 一方で、顧客は、それぞれのライフスタイルや好みに合わせた建具を選びたいというニーズがあります。そのため、建具はオプションとして、多様な選択肢を提供することで、顧客満足度を高めようとしています。

施主支給は可能?メリット・デメリットを比較検討

ご質問にあるように、ドアを施主支給にすることは可能です。ただし、事前にハウスメーカーとしっかりと相談し、承認を得ることが必要です。

施主支給のメリット

* **コスト削減:** オンラインショップなどで直接購入することで、ハウスメーカー経由で購入するよりも大幅にコストを抑えることができます。
* **デザインの自由度向上:** ハウスメーカーの標準仕様にないデザインや素材の建具を選ぶことができます。

施主支給のデメリット

* **手間と時間:** 自分で建具を選定し、発注、搬入、取り付けの手配を行う必要があります。
* **責任の所在:** 取り付け不良や不具合が発生した場合、ハウスメーカーではなく、施主が責任を負う可能性があります。
* **保証の問題:** ハウスメーカーの保証が受けられない可能性があります。
* **寸法の確認と調整:** ハウスメーカーの図面と建具の寸法が合わない場合、調整が必要になる可能性があります。

建具選びのポイントと具体的なアドバイス

建具選びは、住宅全体の雰囲気や住み心地に大きく影響します。 以下のポイントを参考に、最適な建具を選びましょう。

1. デザインと素材

* **インテリアスタイルとの調和:** 全体のインテリアスタイルに合ったデザインを選びましょう。例えば、モダンなスタイルにはシンプルなデザイン、カントリースタイルには木製のドアなどが合います。
* **素材の特性:** 木製のドアは温かみがあり、高級感がありますが、メンテナンスが必要です。 一方で、アルミやスチールのドアは耐久性が高く、お手入れが簡単です。

2. 機能性

* **断熱性:** 断熱性の高いドアは、省エネルギー効果があります。
* **防音性:** 防音性の高いドアは、騒音を軽減します。
* **採光:** リビングドアなどにガラス窓を採用することで、明るさを確保できます。

3. 価格と予算

* **予算を明確にする:** 事前に予算を決め、それに合った建具を選びましょう。
* **価格比較:** 複数のメーカーやショップの価格を比較検討しましょう。

4. 専門家への相談

* **インテリアコーディネーター:** インテリアコーディネーターに相談することで、最適な建具選びのアドバイスを受けることができます。
* **ハウスメーカー担当者:** ハウスメーカーの担当者とよく相談し、施主支給の可能性や注意点を確認しましょう。

まとめ

新築住宅の建具選びは、慎重に進める必要があります。 ハウスメーカーの価格設定、施主支給のメリット・デメリットを理解し、自身の予算やライフスタイルに合った最適な選択を行いましょう。専門家の意見を参考に、後悔のない建具選びを実現してください。

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