新築建て替え:48坪、プロヴァンススタイル、オール電化で快適な住まいを実現するには?

新築建て替えでの建物だけの値段&どんな間取りができるかを教えて下さい。ピンきりだとは、おもいますがみなさんの意見を教え下さい。工務店で木造在来工法で延べ床約48坪、二階建てです。断熱、オール電化はしたいです。断熱工法はまだ決めてません。太陽光はのせません。外観はプロヴァンススタイルにしたいです。工務店でプランを出してもらったのですが、建坪のわりに部屋は小さく、若干不便な所もありました。それで建物だけで(解体、外構、付帯工事別)でかなりいい値段をだされましたので、よろしければみなさんの意見を教え下さい。

48坪のプロヴァンススタイル住宅:価格と間取りの検討

新築建て替え、特に48坪という規模の住宅をプロヴァンススタイルで、しかもオール電化、高断熱仕様にしたいというご希望は、魅力的なプランニングとなりますが、価格や間取りについては、様々な要素が絡み合います。いただいた質問を整理し、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. 価格に関する要因:工務店選びと仕様の精査

まず、提示された価格が高いと感じられたとのことですが、それはいくつかの要因が考えられます。

  • 工務店の価格設定:工務店によって価格設定は大きく異なります。地域性、使用する資材、職人の技術レベル、会社の規模などによって、同じ仕様でも価格に差が生じます。複数の工務店から見積もりを取り、比較検討することが重要です。相見積もりを取ることで、価格の妥当性を判断しやすくなります。
  • 仕様のグレード:使用する建材のグレード、設備機器の種類、断熱材の性能などによって、価格が大きく変動します。例えば、高性能な断熱材を使用したり、高級感のある建材を選べば、価格は高くなります。逆に、コストを抑えたい場合は、標準的な仕様を選択することも可能です。オール電化についても、機器の種類やメーカーによって価格が変わります。
  • 設計費用:設計費用は別途かかる場合が多いです。プロヴァンススタイルのような特定のスタイルを希望する場合は、設計に時間がかかり、費用も高くなる可能性があります。間取りの変更や修正にも費用が発生することがあります。
  • 付帯工事:質問では解体、外構、付帯工事が別途とありますが、これらの費用も無視できません。特に外構は、プロヴァンススタイルの雰囲気を演出するために、石材や植栽などを多く使用する場合は、費用が高くなる可能性があります。

具体的な価格帯については、地域や仕様によって大きく異なるため、一概には言えませんが、48坪の木造在来工法の住宅で、オール電化、高断熱仕様の場合、2500万円~4000万円程度が一つの目安となります。ただし、これはあくまで参考値であり、実際の価格は、上記で挙げた様々な要因によって大きく変動します。

2. 間取りに関する要因:専門家との綿密な打ち合わせ

間取りが狭く不便に感じられたとのことですが、これは設計段階での工夫で改善可能です。

  • 専門家への相談:建築士や設計士と綿密に打ち合わせを行い、生活スタイルや家族構成に合わせた最適な間取りを設計してもらうことが重要です。現状のプランを提示し、改善点を具体的に伝えることで、より快適な間取りを実現できます。例えば、収納スペースの不足や動線の悪さなどを指摘し、改善案を提案してもらいましょう。
  • 収納スペースの確保:プロヴァンススタイルは、家具や雑貨などを多く配置する傾向があります。そのため、収納スペースを十分に確保することが重要です。ウォークインクローゼットや納戸などを設けることで、生活空間を広く保つことができます。
  • 動線の工夫:キッチン、洗面所、浴室などの水回りの動線、寝室やリビングへのアクセスなどを考慮し、スムーズな家事動線や生活動線を確保しましょう。無駄なスペースをなくし、効率的な間取りにすることで、狭さを感じにくくなります。
  • 採光と通風:プロヴァンススタイルでは、明るい室内が求められます。窓の位置や大きさ、配置を工夫することで、自然光を最大限に取り込み、明るく開放的な空間を実現できます。また、通風を考慮することで、快適な室内環境を保つことができます。

3. プロヴァンススタイルを取り入れるためのポイント

プロヴァンススタイルは、南フランスの田舎風をイメージした、明るく開放的なスタイルです。

  • 素材:自然素材を多く使用し、温かみのある空間を演出します。木材、石材、塗り壁などがおすすめです。アイボリーやベージュなどの淡い色調の素材を選ぶと、プロヴァンスらしい雰囲気を出しやすくなります。
  • 色使い:白、アイボリー、ベージュ、ラベンダーなどのパステルカラーを基調とした、明るく爽やかな色使いが特徴です。アクセントカラーとして、オリーブグリーンやテラコッタなどを用いるのも効果的です。
  • 家具:アンティーク調の家具や、素朴なデザインの家具を選ぶと、プロヴァンススタイルの雰囲気を高めることができます。また、レースやリネンなどのファブリックを用いることで、より一層、優雅な空間を演出できます。
  • 照明:自然光を最大限に取り込むとともに、暖色系の照明を使用することで、温かみのある空間を演出できます。ペンダントライトやシャンデリアなどの照明器具を選ぶと、よりプロヴァンスらしい雰囲気になります。

4. 専門家への相談

建築費用が高く感じられたり、間取りに不安がある場合は、複数の工務店に相談し、設計士や建築士に相談することを強くお勧めします。彼らは専門的な知識と経験に基づいて、予算や希望に合わせた最適なプランを提案してくれます。

まとめ

48坪のプロヴァンススタイル住宅の建築は、夢のある計画ですが、費用や間取りについては、綿密な計画と専門家との連携が不可欠です。複数の工務店から見積もりを取り、設計士とじっくりと話し合い、理想の住まいを実現してください。

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