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子供部屋の建具、勝手にダークブラウンに?!工務店との打ち合わせと建具選びについて
新築工事中、特に子供部屋の建具が勝手に決められていたことに戸惑っているとのこと、大変お気持ちお察しします。せっかくの新築なのに、イメージと違う建具が取り付けられてしまうと、ショックですよね。今回は、この問題について、具体的な解決策と、今後の建具選びのポイントを解説します。
同じ階は建具の色を統一するのが一般的?
まず、同じ階で建具の色を統一するかどうかですが、必ずしも一般的とは言えません。統一感を持たせるというメリットはありますが、部屋の雰囲気や家族の好みによって異なるのが現実です。廊下と部屋の建具の色を合わせることで、空間のつながりを強調し、広がりを感じさせる効果があります。しかし、子供部屋のように個性を重視したい空間では、統一感を優先するよりも、部屋の雰囲気に合わせた方が良い場合もあります。
ダークブラウンの建具とメープルホワイトの床の組み合わせ
ダークブラウンの建具とメープルホワイトの床の組み合わせは、コントラストが強く、好みが分かれるところです。ダークブラウンが落ち着いた雰囲気を演出する一方で、メープルホワイトの床の明るさと対比することで、部屋が狭く感じられる可能性があります。子供部屋の場合、明るい方がお子様の成長にも良い影響を与えると言われています。
子供部屋の理想的な雰囲気
お子様の希望を叶えるためには、明るい色合いの建具を選ぶのがおすすめです。例えば、ホワイトやアイボリー、ライトグレーなどの建具は、メープルホワイトの床と調和し、明るく開放的な空間を演出します。クロスも可愛い系の柄を希望しているのであれば、建具の色を明るくすることで、クロス柄がより映えるでしょう。
工務店との打ち合わせで確認すべき点
明日、工務店担当者と打ち合わせをするとのことですが、以下の点を必ず確認しましょう。
- 建具の発注経緯:なぜ、事前に確認もなくダークブラウンの建具が発注されたのか、その経緯を詳しく説明してもらいましょう。責任の所在を明確にすることが重要です。
- 交換の可能性:建具の交換が可能かどうかを確認しましょう。交換する場合の手間賃や部材代についても、事前に確認しておきましょう。契約内容によっては、工務店側が負担してくれる可能性もあります。
- 費用負担:交換が必要になった場合、費用負担は誰が負担するのかを明確にしましょう。契約書を確認し、工務店の責任範囲を確認することが重要です。もし、工務店側のミスであれば、費用負担は工務店がすべきです。
- 今後の打ち合わせ方法:今回の様な事が二度と起こらないように、今後の打ち合わせ方法について、具体的な手順や確認事項を改めて確認しましょう。サンプル確認や、決定事項の書面化などを提案するのも良いでしょう。
- 代替案の提示:ダークブラウンの建具にこだわる理由を工務店に尋ね、納得できない場合は、他の色の建具への変更を提案しましょう。例えば、より明るい色の建具や、子供部屋に合わせたデザインの建具などを提案してみましょう。
専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点
インテリアコーディネーターの視点から見ると、子供部屋は個性を発揮できる空間であるべきです。ダークブラウンの建具は、落ち着いた雰囲気は演出できますが、子供部屋にはやや重すぎる印象です。明るい色合いの建具を選ぶことで、お子様の創造性を刺激し、心身ともに健やかな成長を促す空間作りに繋がります。
具体的なアドバイス:子供部屋のインテリアコーディネート
子供部屋のインテリアコーディネートにおいては、以下の点を考慮すると良いでしょう。
- 床の色との調和:メープルホワイトの床には、ホワイト、アイボリー、ライトグレーなどの明るい色の建具がおすすめです。これらの色は、床の色と調和し、明るく開放的な空間を演出します。
- クロスとの組み合わせ:可愛い系のクロスを選んだのであれば、建具の色は明るめにし、クロス柄がより映えるようにしましょう。クロスと建具の色が調和することで、より統一感のある空間になります。
- 収納とのバランス:クローゼットなどの収納も建具の色と合わせると、より統一感のある空間になります。しかし、収納は機能性を重視するのも重要です。収納の素材や色、デザインなども考慮しましょう。
- 照明:照明計画も重要です。明るい照明を選ぶことで、部屋全体が明るく、開放的な雰囲気になります。間接照明などを活用し、温かみのある空間を作るのも良いでしょう。
まとめ:工務店との丁寧なコミュニケーションが重要
今回の件は、工務店とのコミュニケーション不足が原因と考えられます。今後の新築工事においては、こまめな連絡を取り合い、意思疎通を図ることを心がけましょう。また、建具選びだけでなく、壁紙や照明など、インテリア全体のコーディネートを事前にしっかりと計画し、工務店と共有することで、このようなトラブルを未然に防ぐことができます。