新築家事室の換気対策:室内干しでも快適な空間を実現する方法

室内干しの部屋の換気について教えてください。 新築の家に家事洗濯室をつくる予定です。換気扇の種類や取り付け位置についてアドバイスをお願いします。 現在、2階建て新築を計画中です。室内干しのために3畳の家事洗濯室をつくる予定です。家事洗濯室には洗濯機と衣類乾燥機、ホスクリーンを設置予定で、 洗濯は一日2回、乾燥機は1回くらいです。 雨の日だけでなく花粉の季節など一年の三分の一は、窓も開けずに 完全室内干しの生活です。 最初、住宅メーカーの営業担当の方の話では、「洗濯物の湿気は上に上昇する ので天井を吹き抜けにしたほうが下から上に空気の流れができて洗濯物も 乾きやすい」ということだったので、家事洗濯室の天井を一部吹き抜けにしました。 (2階部分は外壁側に開閉なしのFIX窓、室内側に開閉可能な飾り窓があります。) 先日、換気(24時間換気含む)設備の打ち合わせで、設計担当の方から 下記のような説明を受けました。 ●計画換気のファンではなく、局所換気扇(お風呂やキッチンの換気扇のように 強力に換気するもの)を1か所に取り付ける。 ●取り付け位置は1階部分の壁。空気は動くので吹き抜けまで上昇した湿気も この換気扇から問題なく排出できる。 ●換気扇を吹き抜け上部に取り付けると掃除が難しい。 私自身は、下記の2点について重視したいと考えています。 ●洗濯物の乾きやすさ ●室内に湿気がこもらないこと 皆様に質問です。 ①1階部分に換気扇を設置した場合、吹き抜け上部に 湿気がこもってしまうことはないのでしょうか? ②家事洗濯室には計画換気の給気ファン(室内に空気を取り込むもの)が ありません。給気がなくても充分に湿気を排出できるのでしょうか? ③おすすめの換気設備や取り付け位置がありましたら教えてください。 (例:1階に給気ファン+吹き抜け天井に局所換気扇を取り付けた方が良い。など) まったくの素人のため、設計担当の方に「これで大丈夫」と言われると 不安はあっても知識がありませんので「こうして欲しい」と言うこともできません。 素人なりのイメージでは、局所換気扇ひとつでは天井近くに湿気がたまってしまい、 カビが生えたりしてしまうのではないかと不安です。 詳しい方、専門知識のある方からご回答いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。

家事室の換気問題:吹き抜けと局所換気扇の組み合わせは有効か?

新築の家事室で、室内干しによる湿気対策に最適な換気システムについて悩まれているとのこと、よく分かります。吹き抜け構造と局所換気扇のみのプランでは、湿気対策に不安が残るのも当然です。 洗濯物を一日2回、乾燥機も1回使用されるとのことですので、発生する湿気量は相当なものになります。3畳の空間では、適切な換気システムが不可欠です。

① 1階部分に換気扇を設置した場合、吹き抜け上部に湿気がこもってしまうことはないのでしょうか?

設計担当者の説明にある通り、空気は対流を起こします。しかし、1階部分のみの換気扇では、吹き抜け上部に湿気が滞留する可能性は十分にあります。特に、洗濯物が多く、湿気が大量に発生する状況では、下部の換気扇だけでは、上部への湿気上昇と排出が追いつかないケースが考えられます。結果、結露やカビ発生のリスクが高まります。

② 家事室には計画換気の給気ファンがありません。給気がなくても充分に湿気を排出できるのでしょうか?

給気口がないと、換気扇がいくら強力でも、十分な換気効果は期待できません。換気扇は、室内の空気を外に排出する役割ですが、排出された分の空気を補うための給気が必要です。給気が不足すると、室内の気圧が下がり、換気効率が低下します。さらに、外気を取り込まないことで、室内の湿度は上昇しやすくなります。

③ おすすめの換気設備や取り付け位置は?

洗濯物の乾きやすさと湿気対策の両面から考慮すると、以下の換気システムがおすすめです。

  • 高性能な局所換気扇(1台): 1階壁面に設置。浴室換気扇並みの強力な排気能力を持つものを選びましょう。湿気を効果的に排出するために、排気能力は重要です。メーカーによっては、湿度センサー付きの換気扇もありますので、湿度が高い時に自動で換気を強化する機能も検討しましょう。
  • 給気口(複数): 少なくとも2ヶ所設置しましょう。1ヶ所は床付近、もう1ヶ所は天井付近に設置することで、より効果的な空気循環が期待できます。給気口は、フィルター付きのものを選ぶことで、花粉やホコリの侵入を防ぎます。また、必要に応じて、電動式の給気ファンを取り付けることも検討しましょう。

換気扇の設置位置は、洗濯機や乾燥機から離れた場所に設置することをお勧めします。洗濯機や乾燥機から発生する湿気を直接吸い込むことで、換気扇の負担が増加し、効率が低下する可能性があります。

さらに、吹き抜け部分に小型の換気扇を追加設置することも有効です。これは、吹き抜け上部にたまりやすい湿気を直接排出する役割を果たします。ただし、掃除のしやすさを考慮し、メンテナンスしやすい機種を選びましょう。

専門家の視点:建築士・設備業者への相談が重要

今回のケースでは、建築士や設備業者に相談し、適切な換気システムを設計してもらうことが重要です。彼らは、建物の構造や気流を考慮した上で、最適な換気計画を提案してくれます。

設計図面を元に、換気シミュレーションを行うことも有効です。シミュレーションによって、換気扇の設置位置や能力、給気口の数などを検証し、より効果的な換気システムを設計することができます。

また、住宅性能表示制度を活用することも検討しましょう。住宅性能表示制度では、換気性能も評価項目に含まれており、一定の基準を満たした住宅には、性能表示がされます。性能表示のある住宅を選ぶことで、換気性能に関する信頼性を高めることができます。

具体的なアドバイス:湿気対策のポイント

換気システムに加えて、以下の対策も効果的です。

  • 除湿機併用: 換気だけでは不十分な場合、除湿機を併用することで、より効果的に湿気を除去できます。特に梅雨時期や、洗濯物が大量にある日は、除湿機を使うと効果的です。
  • 窓の工夫: 2階部分の飾り窓は、換気のために開閉できる窓にするか、もしくは、換気扇と連動して自動開閉する窓にすることを検討しましょう。換気扇と窓の組み合わせで、より効率的な換気が期待できます。
  • 湿度計の設置: 家事室に湿度計を設置し、室内の湿度を常に確認することで、適切な換気や除湿を行うことができます。湿度が高い状態が続くと、カビの発生リスクが高まりますので、湿度計は必須です。
  • 定期的な清掃: 換気扇や給気口は定期的に清掃しましょう。汚れが溜まると、換気効率が低下し、カビの発生原因にもなります。

まとめ:快適な室内干しを実現するために

新築の家事室で、室内干しによる湿気対策は重要な課題です。吹き抜け構造と局所換気扇のみのプランでは、湿気対策に不安が残る可能性があるので、給気口の設置と、必要に応じて追加の換気扇の設置を検討しましょう。建築士や設備業者と相談し、最適な換気システムを設計してもらうことを強くお勧めします。そして、換気システムに加え、除湿機併用や定期的な清掃など、湿気対策を多角的に行うことで、快適な室内干しを実現できます。

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