新築住宅の電気配線打ち合わせ:後悔しないためのポイントと工夫

近々電気配線等の打合せが有ります。主人が出席出来ないかもしれないので、皆様の知恵を貸してください。皆さんの工夫した点、失敗した点、こうすれば良かったなど教えてください。ちなみに我が家は2×4工法、1階LDK(和室含む)、風呂、トイレ、シューズクローク、2階主寝室(WIC)、子供部屋二部屋(間仕切り無しにしてある)、トイレの小さな家です。

新築電気配線打ち合わせ:準備とポイント

新築住宅の電気配線工事は、完成後の生活に大きく影響する重要な工程です。特に、配線位置やスイッチ・コンセントの数・種類などは、後から変更するのが難しいため、綿密な計画が必要です。ご主人が不在の場合でも、事前にしっかり準備しておけば、スムーズな打ち合わせを進めることができます。

1. 間取り図と家具配置図を準備する

打ち合わせには、必ず間取り図を持参しましょう。さらに、家具の配置を想定した図面があると、より具体的なスイッチ・コンセントの位置決めができます。家具のサイズを正確に測り、配置図に書き込んでおきましょう。特に、ソファやベッド、テレビボードなどの大型家具の位置は重要です。

2. 照明計画を立てる

照明計画は、部屋の雰囲気や使い勝手を大きく左右します。メイン照明だけでなく、間接照明やスポットライトなどを組み合わせ、明るさと陰影を調整する計画を立てましょう。各部屋に必要な照明の種類と数を事前にリストアップし、スイッチの位置も考慮しましょう。ダウンライト、ペンダントライト、シーリングライトなど、それぞれの照明器具のサイズや設置場所を図面に書き込んでおくと、配線計画がスムーズに進みます。

3. スイッチ・コンセントの位置を詳細に検討する

スイッチ・コンセントの位置は、生活動線を考慮して決定することが大切です。例えば、ドアを開けた際にスイッチに手が届きやすい位置、ソファに座った状態でもコンセントにアクセスしやすい位置などを検討しましょう。

  • リビング: ソファの近く、テレビボードの近く、ダイニングテーブルの近くなどにコンセントを複数設置しましょう。USBコンセントも便利です。
  • キッチン: 作業スペースにコンセントを複数設置し、家電製品を自由に使えるようにしましょう。食洗機や冷蔵庫などの大型家電の電源も考慮しましょう。
  • 寝室: ベッドサイドにコンセントと照明スイッチを設置しましょう。枕元でスマホを充電したり、読書灯を使ったりするのに便利です。
  • トイレ: 便器の近くにコンセントを設置すると、温水洗浄便座や芳香剤を使用する際に便利です。
  • 洗面所: ドライヤーや電動歯ブラシなどを使用するために、鏡の近くにコンセントを設置しましょう。

4. 専門家の意見を参考にしよう

電気工事士やインテリアコーディネーターに相談することで、より最適な配線計画を立てることができます。特に、難しい点や不安な点があれば、専門家の意見を参考にしましょう。多くの住宅会社では、設計士や担当者を通して、電気工事の専門家と相談できる機会が設けられています。

5. 事前に質問リストを作成する

打ち合わせ前に、疑問点や確認事項をリスト化しておきましょう。これにより、打ち合わせ時間を有効活用し、重要な点を漏れなく確認できます。例えば、以下の様な質問を準備しておくと良いでしょう。

  • コンセントの種類(2口、3口、USB付きなど)
  • スイッチの種類(壁スイッチ、リモコンスイッチなど)
  • 配線の容量(エアコン、IHクッキングヒーターなど、高出力家電の使用を考慮)
  • 将来的な増改築の可能性
  • スマートホームシステムの導入可能性

新築電気配線:失敗談と改善策

多くの施主が、電気配線工事で後悔する点をいくつかご紹介します。

1. コンセントの数が不足していた

「コンセントが足りなくて、タコ足配線になってしまった」という声はよく聞きます。特に、リビングやキッチンでは、家電製品の数が多いので、余裕を持った数を確保することが重要です。

2. スイッチの位置が使いにくい

「スイッチの位置が高すぎて、子供には届かない」「ドアを開けた際にスイッチに手が届かない」といった失敗談もあります。家族の身長や生活動線を考慮し、使いやすい位置にスイッチを設置しましょう。

3. 照明計画が不十分だった

「照明が暗すぎる」「明るすぎる」といった失敗談もあります。部屋の用途や広さ、家具の配置などを考慮し、適切な明るさの照明計画を立てましょう。

4. 将来の拡張性を考慮しなかった

「将来、増築やリフォームをする際に、配線が邪魔になった」というケースもあります。将来的な拡張性を考慮し、余裕を持った配線計画を立てましょう。

ご主人が不在の場合の対応

ご主人が不在の場合でも、事前に準備をしっかり行い、上記のポイントを踏まえて打ち合わせに臨めば問題ありません。

1. 代理出席を明確にする

事前に担当者へ、ご主人の代理としてあなたが参加することを伝え、必要に応じて資料を共有しましょう。

2. 詳細なメモと写真撮影

打ち合わせの内容を詳細にメモし、重要な箇所は写真撮影しておきましょう。後から見直す際に役立ちます。

3. 不明点はすぐに質問する

不明な点や不安な点は、その場で担当者に質問しましょう。後から質問するよりも、その場で解決した方がスムーズです。

4. 決定事項をまとめる

打ち合わせ終了後、決定事項をまとめた資料を作成し、ご主人にも共有しましょう。

まとめ

新築住宅の電気配線工事は、完成後の生活に大きく影響する重要な工程です。この記事で紹介したポイントを参考に、後悔のない電気配線計画を立てましょう。 ご主人が不在でも、しっかり準備すれば、問題なく打ち合わせを進めることができます。 専門家の意見を参考にしながら、快適な住空間を実現してください。

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