新築住宅の間取り相談:北海道の海が見える高台の家

新築住宅の建築を予定しております。住宅の間取りや要望について皆様のご意見をお聞かせください。長文になり大変申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。●土地について 北海道の片田舎で西側道路に面している約190坪の土地を所有しております。間口27m奥行き23mで北側には住宅がありますが、南側、東側には住宅が建つ予定はありません。高台に位置し遠くに海が見えます。 ●家族構成 私(37歳)、妻(34歳)、娘(8歳)、息子(3歳)、&室内犬1匹 ●住宅要望 ・35坪から45坪くらいの大きさ ・玄関にシューズクロークを併設し家族の靴置き場や犬の足洗い場を確保したい ・家事動線をすっきりさせたい ・キッチン横にパンドリーを配置したい ・リビング内に階段を配置したい ・1階はLDKのほかに客間を配置したい※客間に泊まるのは親兄弟姉妹で、普段はアイロンがけなどの家事や子供の遊び場に使いたいと思っています。 ・吹き抜けにしたい ・2階には子供部屋×2・寝室・納戸・ウォークインクローゼット・トイレがほしい ・遠くの海が見えるような窓がほしい ・リビングからつながるテラスがほしい ・家の雰囲気は無垢の床材・漆喰壁、ところどころにアイアンを使ってナチュラルな感じにしたい(カントリーのような甘い感じではない) 以上のことを考えて、こんな感じ(図面)にしてみたいのですがと要望してみたのですが、構造上無理があるので要望を踏まえた上でと別の提案がありました。 私は素人なので構造上無理があるのは仕方がないとして、構造上をクリアした上で近い感じの提案があると思っていたのですが、提案された図面が要望しているものとかなり違いがあるものでした。 提案してくれてる方は妻の知り合いであり色々と親身になってくれていますし、建てた住宅を見ると家の雰囲気がとても好みなのでこちらの工務店で建てる予定はしております。 提案してくれてる方と話し合うのが一番なのは重々承知していますが、今回の提案が5回目くらいで何度もやり直してもらうのが心苦しいのと、私の要望に無理がありすぎるのかなぁと思い皆様のご意見を伺いたいと思いました。 そこで、 ①構造上どこが無理なのか? ②上記の要望を踏まえてこんな風にしてみては?などの意見や提案をいただけたら大変ありがたいです。※上記の要望が叶えられるならこの図面の形にこだわらなくても結構です。 ③そもそも私の住宅要望に無理があるのでしょうか? 等々意見がありましたら教えてください。 長文で読みづらく、質問の趣旨が伝わりづらいと思いますがどうか皆様のご意見をお聞かせください。補足画像が見づらいため補足します 1階 左下より時計回りで 玄関&シューズクローク、トイレ、UB,洗面、パントリー、キッチン、ダイニング、リビング、客間、中央に廊下&階段 2階 左下より時計回りで 寝室、トイレ、子供部屋1、(ホールをはさみ)子供部屋2、吹き抜け、納戸&ウォークインクローゼット です

1.構造上の問題点と解決策

ご要望の図面を拝見していないため、具体的な構造上の問題点は特定できませんが、よくある問題点をいくつか想定し、解決策を提案します。

1-1. リビング階段と吹き抜けによる構造強度

リビング階段と吹き抜けは、開放感とデザイン性を高めますが、構造上は大きな梁が必要になったり、耐震補強が必要になる場合があります。特に、高台で海風が強い地域では、風の影響も考慮しなければなりません。

解決策:

* 梁の見せ方を変える:構造上必要な梁を、デザインの一部として取り入れることで、デメリットをメリットに変えることができます。例えば、アイアン製の梁を使用することで、ご希望のナチュラルな雰囲気を損なわずに済むでしょう。
* 耐震等級を上げる:耐震等級を上げることで、吹き抜けやリビング階段による構造上の弱点を補強できます。費用はかかりますが、安全性を高める上で重要な投資となります。
* 階段の位置変更:リビング階段にこだわらず、廊下などに階段を配置することで、構造上の負担を軽減できます。

1-2. 45坪の土地有効活用と配置

45坪という面積は、ご要望の全ての要素を満たすには少しタイトかもしれません。特に、各部屋の広さや収納スペースの確保に苦労する可能性があります。

解決策:

* 優先順位をつける:全ての要望を満たすのは難しい場合、優先順位をつけて、最も重要な要素から実現していく必要があります。例えば、海が見える窓や吹き抜けを優先し、他の要素は妥協案を検討するなどです。
* コンパクト設計:収納を最大限に活用し、無駄なスペースをなくすコンパクト設計を検討することで、限られた面積でも快適な住空間を実現できます。
* 間取りの工夫:例えば、子供部屋を将来分割できるような設計にする、客間とリビングを一部繋げて使い勝手を高めるなど、間取りを工夫することで、スペースを有効活用できます。

1-3. 土地の形状と日当たり

西側道路に面した土地は、西日対策が重要になります。また、高台に位置しているため、風の影響も考慮する必要があります。

解決策:

* 日除け対策:西側に大きな窓を設ける場合は、庇(ひさし)やブラインド、カーテンなどを活用して、西日の影響を軽減する必要があります。
* 風の影響:高台に位置しているため、風の影響を考慮した設計が必要です。窓の位置や形状、建物の構造などを工夫することで、風の影響を最小限に抑えることができます。

2.間取り提案

ご要望を踏まえ、いくつかの間取り案を提案します。あくまで提案なので、ご自身の好みやライフスタイルに合わせて修正してください。

2-1. 優先順位を明確にした間取り案

海が見える窓、吹き抜け、家事動線、シューズクロークを優先し、他の要素は適宜調整する案です。

* 1階:玄関(シューズクローク併設)、トイレ、洗面室、浴室、パントリー、キッチン、ダイニング、リビング(吹き抜け)、客間
* 2階:寝室、トイレ、子供部屋×2(将来分割可能)、納戸、ウォークインクローゼット

この案では、リビングに吹き抜けを設け、海が見える大きな窓を配置します。キッチンとダイニング、リビングは一体化し、家事動線をスムーズにします。客間は、必要に応じてリビングと繋げられるように設計します。

2-2. コンパクト設計による間取り案

45坪の土地を有効活用するために、コンパクト設計を採用した案です。

* 1階:玄関(シューズクローク併設)、トイレ、洗面室、浴室、パントリー、キッチン、ダイニング・リビング一体型、客間(収納兼用)
* 2階:寝室、トイレ、子供部屋×2(収納付き)、納戸

この案では、ダイニングとリビングを一体化することで、広々とした空間を確保します。客間は、収納スペースも兼ね備えたコンパクトな設計にします。

3.専門家の意見

建築士や工務店に相談することで、構造上の問題点や最適な間取りを提案してもらうことができます。複数の専門家に相談することで、より客観的な意見を得ることができます。

4.まとめ

新築住宅の建築は、多くの検討事項があり、大変な作業です。しかし、ご自身の理想の住まいを実現するためには、時間をかけてじっくりと計画を進めることが大切です。今回提案した間取り案や解決策はあくまで参考です。工務店の方とじっくり話し合い、ご家族にとって最適な住まいを設計してください。

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