新築住宅の空調、電気設備、臭気対策に関するQ&A

新築で、間もなく着工なのですが、空調、電気など多数教えてください。間取りも決まり、契約も終わり、もうすぐ地鎮祭なのですが、家の作り(間取り)自体はかなり満足できる仕上がりになりました。しかし、皆さんの質問や悩みなどを見ていると、自分でもどのようにすればいいのかわからない部分が出てきたので質問します。家は木造のほぼ総二階建てで、接地面積26坪ほど、東西南北ぴったり、ほんの少し東西長めの長方形です。オール電化、太陽光パネル4.2k、エコキュート。南西部に玄関&ポーチ、北西部に和室、南東部にLDKフローリング30畳、北東部→西へ洗面脱衣所、浴室、トイレ、廊下なし。LDK内北部にストリップ調リビング階段(東→西UP)※ストリップのため二階南部に隙間(吹き抜け?)有。キッチンはLDK東部のやや南側に西向きのアイランドキッチン。二階 南西部の玄関上4畳半ほどは一階部で屋根にして部屋はなし、北西部仕切り間で12畳の洋間、北部中央にトイレと納戸、北西部に寝室とクロークで10畳、南東部バルコニー8畳、南部中央に吹き抜け6~7畳ほど、中央部は廊下です。断熱材はそこまでいいものではなくそこそこのものと思う。ガラスはペアガラス。高気密高断熱の住宅ではではありません。家の周りは北側に2階建ての家があるだけで、全方向採光は非常に良いです。九州南部なので、暖かい日が多く、雪は降りません。夏は朝昼夜暑い、冬は朝と夜は寒いが昼は日が出てれば薄着でいいくらい暖かい(無風時)。家族構成は自分1人と犬2匹。昼間は仕事で、夜帰るのも遅かったり、泊りの仕事もあります。①:まずはLDKの空調関係が心配です。※床暖房は一切検討していません。エアコンはどのようなものがいいのか。シーリングファンはやはりあった方がいいのか。夏はどうすれば快適に乗り越えられるのか。冬の朝、夜はエアコンで対応できるのか。石油ファンヒーターのがいいのか。他に良い方法があるのか。です。②:料理等の臭いの心配があります(二階への影響)キッチンの換気扇と吹き抜けの窓の開口で対応できるのか。どこが良いのかわからないが、例えば吹き抜けにでも換気扇を設けるべきなのか。です③:電気に関して、最初から全てLEDにしといたほうがいいのでしょうか。④:その他、おすすめする回答、補足※間取り等を大きく変えることはできないが、足したり引いたり少しの変更はまだ全然効きます。100万、200万UPは正直きついのですが、50万程度なら…ほとんど知識もないので…、メリット、デメリット、コスト、経験談、実体談、おすすめ、わかる範囲で結構ですので回答お願いいたします。

1.LDKの空調計画:快適な空間を実現するためのエアコンとシーリングファンの選択

九州南部という温暖な気候を考慮すると、LDKの空調計画は夏場の暑さ対策が重要になります。30畳の広さに対して、エアコン一台では能力不足になる可能性があります。複数台のエアコン設置を検討しましょう。

エアコン選びのポイント

* 高能力機種の選択:30畳のLDKを効率的に冷暖房するためには、高能力なエアコンを選びましょう。複数のエアコンを設置する場合は、各部屋の広さに合わせた能力の機種を選ぶことが重要です。
* 省エネ性能:電気代を抑えるために、省エネ性能が高い機種を選びましょう。APF(年間エネルギー消費効率)が高い機種ほど省エネ性能が高いです。
* 風量調整機能:広いLDKでは、風量調整機能が重要です。風の流れを調整することで、部屋全体を均一に冷暖房できます。
* 除湿機能:夏場の湿気対策に効果的な除湿機能も重要です。
* インバーター式:消費電力を抑え、快適な温度を維持できるインバーター式がおすすめです。

シーリングファンの効果

シーリングファンは、エアコンと併用することで、空調効率を向上させます。エアコンの風を循環させることで、部屋全体を均一に冷暖房し、エアコンの能力を最大限に引き出します。夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。

夏場の暑さ対策

* 窓辺の遮熱対策:遮熱カーテンやブラインドを設置することで、日射による室温上昇を抑えることができます。
* 換気:定期的に窓を開けて換気をすることで、室内の空気を入れ替え、暑さを軽減できます。
* 日中の直射日光を避ける:日射を遮断することで室温上昇を抑えられます。

冬場の冷え込み対策

エアコンだけでは心もとない場合は、補助暖房として石油ファンヒーターを検討するのも良いでしょう。エアコンと併用することで、効率的に暖房できます。ただし、石油ファンヒーターは酸欠や一酸化炭素中毒のリスクがあるため、換気には十分注意が必要です。

2.キッチンからの臭気対策:換気扇と吹き抜けの活用

アイランドキッチンからの臭気は、換気扇と吹き抜けの窓の開口だけでは不十分な可能性があります。

換気扇の選び方

* 強力な換気能力:強力な換気能力を持つ換気扇を選びましょう。
* フィルターの清掃性:フィルターの清掃が容易な機種を選ぶと、メンテナンスが楽になります。
* 騒音レベル:静音性の高い機種を選ぶと、快適な生活を送ることができます。

吹き抜けの活用

吹き抜けに換気扇を設置するのも有効な手段です。高性能な換気扇を設置することで、効率的に臭気を排出できます。ただし、吹き抜けに換気扇を設置する場合は、デザイン性にも配慮する必要があります。

3.照明計画:LED照明のメリットとデメリット

LED照明は、省エネ性が高く、長寿命であるため、初期費用は高めですが、ランニングコストを抑えられます

LED照明のメリット

* 省エネ:白熱電球や蛍光灯と比べて消費電力が少なく、電気代を節約できます。
* 長寿命:白熱電球や蛍光灯と比べて寿命が長く、交換の手間を省けます。
* デザイン性:様々なデザインのLED照明が販売されており、インテリアに合わせた照明を選ぶことができます。

LED照明のデメリット

* 初期費用が高い:白熱電球や蛍光灯と比べて初期費用が高いです。
* 調光機能がないものもある:調光機能がないLED照明もあります。

4.その他のおすすめと補足

50万円程度の予算でできる改善策としては、以下のものが考えられます。

* 高性能な換気システムの導入:より効率的な換気システムを導入することで、臭気対策や空調効率の向上を図ることができます。
* 断熱性能の向上:窓に断熱フィルムを貼ったり、カーテンを遮熱性の高いものに変えることで、冷暖房効率を向上させることができます。
* 追加のエアコン設置:LDKの広さを考慮し、追加でエアコンを設置することで、より快適な空間を確保できます。

専門家の意見

建築士やインテリアコーディネーターに相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。専門家の視点を取り入れることで、より快適で、そして効率的な住宅を実現できます。

まとめ

新築住宅の空調、電気設備、臭気対策は、快適な生活を送る上で非常に重要です。今回のQ&Aでは、具体的なアドバイスと専門家の意見を交えながら、最適なプランを検討するための情報を提供しました。ご自身の状況に合わせて、最適な選択をしてください。

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