新築住宅の気になる音と使い勝手の悪さ…無料で直してもらえる?

はじめまして。新築を建て、住み初めてから二週間くらいです。欠陥を無料で直してくれるのか質問です。① 玄関のドアが閉まる時うるさいです。途中までゆっくり閉まるのに、閉まるときにバタンッと大きな音と震えで二階まで響きます。② ベランダに物干し竿をかけると扉が半分しか開きません。いつも体を横にすり抜けながら洗濯物干してます。③ それぞれの部屋のドアの閉まりがうるさいです。ドアは全面木で出来てるのですが、取っ手と閉まる部分が金具です。①と③は新築だからかもしれませんが、私には3か月の赤ちゃんが居ます。私はずっと家に居るので、ドアのうるささは承知で加減しながら閉めるのですが、旦那がついうっかり閉めると跳び跳ねるくらいうるさくて赤ちゃんと迷惑してます。開け閉めしてる内に音がなくなってくるのか分かりませんが、それまで待てません。②は完全に欠陥だと思うのですが、全面木で囲っていて今さらクレーム付けてもお金がかかるような気がします。ドアに関しては本当ストレスです。HMからは引き渡ししてから一切連絡取ってません。今からクレーム付けて無料で直してくれるか、教えてください。

新築住宅の気になる3つの問題点

新築住宅での生活が始まり、嬉しい反面、気になる点がいくつかあるとのこと。具体的には、玄関ドアと室内ドアの閉まる音、そしてベランダドアの開閉のしにくさですね。3ヶ月の赤ちゃんがいるご家庭では、騒音問題は特に深刻です。一つずつ詳しく見ていきましょう。

1. 玄関ドアと室内ドアの大きな閉まる音

玄関ドアと室内ドアの閉まる音が大きく、震えが二階まで響くとのこと。これは、ドアの調整不良や建具の取り付け不良が考えられます。新築住宅では、ドアの調整が不十分なまま引き渡されるケースがあります。特に、木製のドアは、湿気や温度変化の影響を受けやすく、時間の経過とともに閉まり具合が変わることがあります。

解決策:

* ハウスメーカー(HM)へ連絡: まずは、HMに連絡を取り、状況を説明しましょう。引き渡し後であっても、瑕疵担保責任に基づき、無料で修理してもらえる可能性が高いです。写真や動画で状況を記録しておくと、交渉がスムーズに進みます。
* ドアクローザーの調整: ドアクローザーは、ドアの閉まる速度を調整する部品です。調整することで、閉まる音を小さくすることができます。専門業者に依頼するのも良いでしょう。自分で調整する場合は、メーカーの取扱説明書をよく読んでから行ってください。
* 防音対策: ドアに防音材を取り付けることで、音を軽減できます。市販のフェルトシートなどをドアに貼るだけでも効果があります。

2. ベランダドアの開閉困難

ベランダに物干し竿をかけると扉が半分しか開かないとのこと。これは、設計上の問題や施工ミスが考えられます。物干し竿の設置位置とドアの開閉範囲に配慮が足りなかった可能性があります。

解決策:

* ハウスメーカー(HM)へ連絡: これもHMに連絡し、状況を説明しましょう。設計ミスや施工ミスであれば、無料で改善してもらえる可能性があります。
* 物干し竿の位置変更: 物干し竿の位置を変更することで、ドアの開閉をスムーズにすることができるかもしれません。ベランダのスペースを有効活用しながら、ドアの開閉に支障がない位置を探してみましょう。
* ドアの改良: ドアのレールや戸車に問題がある場合は、それらを交換する必要があります。HMに相談し、適切な対応を検討しましょう。

3. 赤ちゃんのいる家庭での騒音問題

3ヶ月の赤ちゃんがいる家庭では、騒音は大きなストレスになります。ドアの閉まる音は、赤ちゃんの睡眠や生活に悪影響を及ぼす可能性があります。

解決策:

* 家族への周知: 家族全員にドアを静かに閉めるよう意識してもらいましょう。小さな子どもがいる家庭では、ドアストッパーを使用するのも有効です。
* ドアの防音対策: 上記で述べたように、ドアに防音材を取り付けることで、音を軽減できます。
* 生活空間の工夫: 赤ちゃんの寝室とリビングの距離を離す、寝室に防音カーテンを取り付けるなど、生活空間の工夫も有効です。

無料で直してもらえる可能性

これらの問題は、建築基準法に抵触するような重大な欠陥とは言い切れませんが、居住性に大きく影響する問題です。特に、赤ちゃんがいる家庭では、騒音問題は深刻な問題です。

瑕疵担保責任: 住宅瑕疵担保履行法に基づき、引き渡しから10年間は、構造上の欠陥や重要な機能に欠陥があった場合、ハウスメーカーは無料で修理する義務があります。今回のケースでは、ドアの閉まり具合やベランダドアの開閉の問題が、居住性に影響する欠陥に該当するかどうかが判断のポイントとなります。

交渉のポイント:

* 証拠の確保: 写真や動画、音声などを記録しておきましょう。
* 冷静な対応: 感情的にならず、事実を淡々と説明しましょう。
* 書面でのやり取り: メールや手紙でやり取りすることで、記録を残しておきましょう。
* 専門家への相談: 必要であれば、弁護士や建築士に相談しましょう。

インテリアと騒音対策

騒音問題を解決する上で、インテリアも活用できます。例えば、厚手のカーテンやカーペットは、音を吸収する効果があります。また、ドアに防音シートを貼ることで、音を軽減することもできます。

具体的なインテリア対策:

* 厚手のカーテン: 遮光カーテンだけでなく、防音効果のあるカーテンを選ぶと効果的です。
* カーペット: 床にカーペットを敷くことで、足音などの音を吸収します。
* ラグマット: カーペットと同様に、音を吸収する効果があります。
* 防音パネル: 壁や天井に防音パネルを取り付けることで、騒音を軽減できます。

これらの対策を施すことで、より快適な空間を演出することができます。

まとめ

新築住宅での生活は、多くの喜びと同時に、様々な問題に直面することもあります。今回のケースでは、ドアの閉まる音とベランダドアの開閉の問題について、ハウスメーカーに連絡を取り、無料で修理してもらうよう交渉することが重要です。証拠をしっかり確保し、冷静に状況を説明することで、問題解決に繋がる可能性が高まります。また、インテリアの工夫も加えることで、より快適な生活空間を実現できるでしょう。

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